『桜花賞2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「桜花賞」の
穴馬探しを
お届けします。

いよいよ、2023年の
クラシック開幕です。

桜花賞は
4月9日(日)に
阪神マイルで行われる
3歳牝馬の「1冠目」。

さっそく
桜花賞のポイントを
お伝えしましょう。

 

 

【ポイント1】
前走「マイル」出走が
まず大前提

→これが桜花賞の
基本の「キ」です。

近10年の桜花賞の
前走・距離別の
成績を診てください。

 

1400m   複勝率 5% 1.0.2.53
1600m   複勝率24% 9.10.8.84
1800m以上 複勝率 0% 0.0.0.11

 

説明不要でしょう。
このように、前走で
「マイル以外」を
使ってきた馬が不振。

ここ10年間で
「マイル以外」組が
1頭しか連対して
いないのです。

もし、桜花賞で
馬連を買うなら
前走マイル組同士の
目を買っておけば
いいコトになります。

前走1400m組=
フィリ-ズレビューを
使った馬が大半ですが、
フィリ-ズレビュー=
流れが忙しく脚を溜める
ヒマがない、タフな
ダート短距離的な流れ。

逆に、桜花賞は
クラシックらしく
終いの伸びを競い合う
王道レース。ですから
前述のような「忙しい
フィリ-ズレビュー」を
好走してきた馬、特に
前で進めてきた馬では
能力以前に適性が合わず
好走が至難、という
コトなのでしょう。

とはいえ、前走で
1800m以上の距離を
使ってきた馬の成績も
振るいません。

3歳春期の
1800m超のレース=
ペースが極端に緩む
ため、ガチンコG1の
今回へ向けて「いい
練習になっていない」
面が強いのでしょう。

ともあれ、前走で
マイル以外を使ってきた
馬については、一律で
1ポイント減点評価で
ちょうど良さそうです。

 

 

【ポイント2】
前走「非重賞」出走馬も
ほぼ好走していない

→近10年の前走格別の
成績を診てください。

 

重賞  複勝率21% 9.10.10.112
非重賞 複勝率 3% 1.0.0.36

 

さすがに
(1.0.0.36)の
アベレージは強烈。

3歳牝馬戦は重賞や
トライアルが綺麗に
整備されており、
実力馬のほとんどが
王道ローテーションを
たどってきますので、
桜花賞における非王道=
非重賞経由馬の戦歴が
ダメなのは「必然」と
言えます。

 

 

【ポイント3】
桜花賞の「穴」は
この3パターン

→近10年の桜花賞で、
「5番人気以下」で
3着以内に快走した
穴馬11頭の顔ぶれを
診てください。

 

13年1着 アユサン      7人気 ◎
13年3着 プリンセスジャック 14人気 ◎
14年3着 ヌーヴォレコルト  5人気 ◎
15年1着 レッツゴードンキ  5人気 ◎
15年2着 クルミナル     7人気 ◎
15年3着 コンテッサトゥーレ 8人気 ◎
16年3着 アットザシーサイド 6人気   ▽
17年1着 レーヌミノル    8人気   ▽
19年2着 シゲルピンクダイヤ 7人気 ◎
20年3着 スマイルカナ    9人気 ◎●
21年3着 ファインルージュ  8人気  ●
22年1着 スターズオンアース 6人気  ●
22年3着 ナムラクレア    7人気   ▽

 

◎=前走の
チューリップ賞で
2着以下に負けた馬。

●=フェアリーSで
連対した馬。
(前走とは限らず)

▽=前走の
フィリーズレビューで
「差して」連対した馬。

上記11頭すぺてに、
いずれかの印が
付きました。

つまり、桜花賞で
「穴」をあけた馬の
パターン=この3つに
集約されるのです。

昨年の穴好走馬=
スターズオンアース・
ナムラクレアも、
●▽印が付きました。

◎印=
チューリップ賞の
段階では仕上げが
進んでおらず敗退→
桜花賞で仕上げが進み
(+前走で当舞台に
慣れた利も活かして)
激走するパターン。

●印=
近年増えているのが
フェアリーS連対馬。
フェアリーSのレベルが
年々上がっている事が
主要因でしょう。

▽印=
フィリーズレビューを
使ってきた馬については、
パワーで押し切ってきた
先行タイプではダメ。
差して連を確保した馬で
ないと穴の資格は無い、
コトになります。

ともあれいずれかの
印が付く馬こそ、
桜花賞の穴候補です。

 

 

【ポイント4】
関東馬は
調教メニューに注意

→前6年の出走全馬の、
最終調教コース別の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率16% 2.4.1.38
栗東Cウッド 複勝率14% 1.1.2.24
—————————
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.9
美浦ウッド  複勝率33% 3.1.3.14

 

このように
関東馬に関しては
ウッド組が絶好調、
坂路組は全滅という
非常に分かりやすい
傾向が出ています。

 

 

【ポイント5】
今回の人気よりも
前走の人気に要注目?

→近10年の桜花賞で
「前走の人気」が
6番人気以下だった
馬の成績は、なんと
(0.0.1.43)と散々。

桜花賞での人気が
6番人気以下の馬は
(3.2.6.117)と
11頭も馬券に絡んで
いますが、桜花賞より
メンバーのレペルが
落ちる前走の時点で、
すでに人気が低かった
ような馬では厳しい、
というワケです。

今年は、当項目に
該当する馬が多め。
その点も、今年の
桜花賞のポイントに
なると診ています。

 

 

【ポイント6】
キャリアが
多すぎる馬は厳しい

→近10年の当レースの
キャリア別・成績を
診てください。

 

2走  複勝率13% 1.0.0.7
3走  複勝率33% 3.5.2.20
4走  複勝率24% 3.3.5.34
5走  複勝率13% 2.2.2.39
6走超 複勝率 4% 1.0.1.48

 

このように
6走以上の馬は
極端にアベレージが
落ちます。今回への
上積みに乏しい馬では
キツいのでしょう。

 

 

【ポイント7】
「内枠利」が
あまり無いレース

→近10年の馬番別の
成績を診てください。

 

01~05番 複勝率15%  1.1.5.41
06~10番 複勝率26%  6.3.4.37
11~15番 複勝率12%  2.3.1.44
16~18番 複勝率13%  1.3.0.26

 

このように、5番から
内枠の馬の成績が
さほど良くありません。
内枠=好枠と素直に
喜べないG1なのです。

繊細な3歳牝馬が
多頭数フルゲートで
走るガチンコG1。

ですので内枠の馬は
内で他馬に揉まれて
堪えたりスムーズに
進路を取れなかったりと
様々なリスクを負う
確率が高めですので
このような極端な傾向が
出ているのでしょう。

 

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
桜花賞  ポイント2・5 該当馬

【ポイント2/前走で非重賞に出走】 ▼軽視馬として 4頭
  コンクシェル
  ト-センローリエ
  ミスヨコハマ
  ユリ-シャ

【ポイント5/前走6番人気以下】 ▼軽視馬として 11頭
  コナコースト
  コンクシェル
  シンリョクカ
  ジューンオレンジ
  ダルエスサラ-ム
  ハ-パー
  ミシシッピテソ-ロ
  ムーンプローブ
  メイクアスナッチ
  モズメイメイ
  ユリ-シャ

 

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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