『阪神牝馬S2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「阪神牝馬S」の
穴馬探しを
お届けします。

阪神牝馬Sは
4月8日(土)に
阪神マイルで行われる
牝馬限定のG2重賞。

こちらのレースも
土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
サンデー天国

→別掲「NZT」とは
真逆の話になります。

外回りのマイルに
舞台が替わった
近7年の好走馬・
全21頭のうち
じつに19頭が
父サンデー系という
極端な傾向が出ています。

ちなみに残り2頭も
父キングマンボ系。

ですから、父が
この2系統以外の馬は
評価を一律で割り引く
くらいで丁度いいかと
思います。

 

16年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父サンデー系
17年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父サンデー系
18年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父サンデー系
19年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父サンデー系
20年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父サンデー系
21年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父サンデー系
3着馬 父キングマンボ系
22年
1着馬 父サンデー系
2着馬 父キングマンボ系
3着馬 父サンデー系。

 

 

【ポイント2】
関東馬が苦戦中

→外回りのマイルに
舞台が替わった
近7年の当レースで、
最も変わった点は
コレかもしれません。

内回り1400mで
施行されていた時は
関東馬も来ていました。
2013年は関東馬の
ワンツー。2015年も
関東馬が勝利。しかし
近7年は(0.1.0.7)と
苦戦しています。

要パワーの
阪神内回り1400m=
かつてサンカルロが
当舞台で強かったように
パワー型が多い関東馬が
台頭できる舞台ですが、
外回り1600mで瞬発力・
キレ勝負になってしまうと
どうしても関西馬優勢の
傾向が濃くなるのです。

 

 

【ポイント3】
2016年以降は
オープン特別経由馬が
不振

→近7年の前走別成績を
診てください。前走で
オープン特別を使って
きた馬が苦戦傾向です。

 

条件戦    複勝率27% 1.2.1.11
オープン特別 複勝率 7% 1.0.0.14
重賞     複勝率26% 5.5.6.46

 

条件戦を勝ってきた
ばかりの新鮮な
上がり馬でもなく、
とはいえ直近で重賞も
使っていなかった
B級友ープン馬では
レベル的に厳しい、と
いう事なのでしょう。

 

 

【ポイント4】
近年は愛知組が
躍進中

→昨年も一昨年も
2着+3着を
前走愛知杯組が
独占しています。

愛知杯じたいの
近年のレベルの高さ、
当レースへの程よい
間隔などが好況の
要因でしょうか。

 

 

【ポイント5】
2016年以降は
上がり勝負に変貌

→2016年「以前」と
2016年「以降」の、
テンの3ハロン、
上がり3ハロンの
ラップを診てください。

2016年以降、
明らかに上がり勝負に
変貌しています。

 

10年 33.8-34.7 ★前傾0.9
11年 34.0-34.8 ★前傾0.8
12年 34.9-35.5 ★前傾0.6
13年 35.8-34.1 ☆後傾1.7
14年 34.0-34.8 ★前傾0.8
15年 34.7-34.8 ★前傾0.1
 この年まで内回り1400m
———————-
 この年から外回り1600m
16年 35.2-34.2 ☆後傾1.0
17年 35.6-34.0 ☆後傾1.6
18年 37.2-33.8 ☆後傾3.4
19年 35.6-33.6 ☆後傾2.0
20年 34.5-34.5  イーブン
21年 35.1-33.2 ☆後傾1.9
21年 35.3-34.7 ☆後傾0.6

★前傾ラップだった年
☆後傾ラップだった年

 

2016年から
外回りマイルに
舞台が替わった事で
直線が長くなり、
小回りが大回りに
替わり、パワーが
必要な消耗戦から
キレ&瞬発力が要る
上がり勝負に一変。

しかも外回りマイルに
舞台が替わってから、
この後のマイルG1を
目指す馬の出走が
かなり増えました。
次走へ試走モードの
馬が増えたため尚更、
道中ゆったり進んでの
上がり勝負、と化して
いるワケです。

2016年を境に
レースの質が完全に
一変した当レース。

一定レベル以上の
速い上がり脚を
直線で使えそうな馬を
狙いたい一戦です。

 

 

【ポイント6】
距離短縮馬が強い

→近7年の前走距離別の
成績を診てください。

 

前走から距離短縮 複勝率28% 3.5.2.26
前走と同距離   複勝率15% 1.1.3.28
前走から距離延長 複勝率22% 3.1.2.20

 

前走から距離を
短縮してきた馬が
7年で8連対と好況。
毎年1頭は短縮組が
連対している計算に
なります。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
阪神牝馬S  ポイント2・4 該当馬

【ポイント2/関東馬】 ▼軽視馬として 1頭
  ウインシャーロット

【ポイント4/前走愛知杯出走】 1頭
  アンドヴァラナウト

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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