『フローラS2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「フローラS」の
穴馬探しを
お届けします。

東日本の開催は
次週末から東京へ。
6月末まで10週の
ロングラン開催です。

フローラSは開幕週の
4月23日(日)に
行われるオークスTR。

1・2着馬に
オークスへの
優先出走権が
与えられます。

さっそく当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
栗東Cウッド追いの馬が
大苦戦中

→近5年の最終調教の
コース別・成績を診て
ください。

 

栗東Cウッド 複勝率 0% 0.0.0.11
栗東坂路   複勝率24% 1.1.2.13
美浦ウッド  複勝率20% 3.4.1.32
美浦坂路   複勝率17% 1.0.1.10

 

このように
栗東Cウッド追いの
馬がオール凡走です。
当レースで好走する
ために必要な素養と
マッチしていない
調教メニュー、という
ことなのでしょう。

理屈はともあれ
結果「0」%ですから、
これは状況が変わるまで
該当馬は軽視します。

 

 

【ポイント2】
穴をあけるのは
父「非サンデー系」

→タイトルどうり。
フローラSは、父が
「非サンデー系」の
馬が穴を空けるコトが
多いレースです。

近6年の当レースで、
5番人気以下で
好走した10頭の
父を診てください。

 

17年1着馬 ハ-ビンジャー  (非サンデー) 12番人気
17年2着馬 ハ-ビンジャー  (非サンデー) 10番人気
18年2着馬 ルーラ-シップ  (非サンデー) 13番人気
18年3着馬 ハ-ビンジャー  (非サンデー) 5番人気
19年3着馬 ダイワメジャー  (サンデー)  9番人気
20年3着馬 ルーラ-シップ  (非サンデー) 5番人気 
21年1着馬 スクリーンヒーロー(非サンデー) 5番人気
21年2着馬 オルフェーヴル  (サンデー)  14番人気
22年1着馬 キングカメハメハ (非サンデー) 5番人気
22年3着馬 キズナ      (サンデー)  9番人気 

 

このように
「非サンデー系」が
10頭中7頭を占めます。

フローラSは春東京の
開幕週に行われますが、
長く続く春競馬の初週と
いうコトで、芝丈が
長めに設定されている
ケースが多め。

また、開幕週で路盤も
踏み固められていない
ため、馬場が柔らかく
少し重めの状況。

スタミナ・パワーとも
必要な「タフな芝」と
なっているため、この
レースではスタミナ&
パワーに長けた仔が
多い非サンデー系が
優勢なのでしょう。

 

 

【ポイント3】
キャリア1戦、
または2戦の馬が
あまり走らない

→近10年の当レースに、
キャリア1~2戦の馬は
40頭出走(2.0.1.37)、
複勝率8%。

実戦経験が少ない=
未知の魅力が大きい=
人気になりがちですが
当レースはタフな馬場・
レース背景など何かと
3歳牝馬にとって厳しい
要素が多い一戦。ゆえに
実戦経験の不足がむしろ
悪い方向に響きやすい、
ということでしょう。

 

 

【ポイント4】
前走の流れに注目?

→近5年の、前走の
ペース別の成績を
診てください。

 

スロー 複勝率21% 3.2.5.38
ミドル 複勝率14% 2.2.0.24
ハイ  複勝率14% 0.1.0.6

 

このように、前走で
速いペースのレースを
使ってきた馬が不振。

レースの「中身」が
タフとはいっても
舞台は東京ですから
道中はスローで
しっかり折り合った
うえで、直線で脚を
伸ばす運びを直近で
経ていない馬はやや
苦しいと言えます。

 

 

【ポイント5】
逃げた馬が苦戦

→開幕週でもタフな
馬場設定となっている
ためか、逃げた馬が
かなり苦戦しています。
近10年でも連対1頭。

 

13年 タガノミューチャン 5着  11人気
14年 マイネグレフィル  8着  3人気
15年 グリシーヌシチー  13着  15人気
16年 クィーンズベスト  7着  6人気
17年 タガノアスワド   4着  3人気
18年 デュッセルドルフ  10着  14人気
19年 ジョディー     3着  9人気
20年 シャンドフルール  15着  12人気
21年 アンフィニドール  13着  4人気
22年 パーソナルハイ   13着  4人気

 

 

【ポイント6】
「1勝馬」が
格好の狙いめ?

→近10年の当レースで
馬券圏内に好走した
30頭のうち下記13頭が
「収得賞金400万円で
フローラSを迎えていた
1勝馬」でした。

 

13年1着馬  1番人気
13年3着馬  9番人気
14年1着馬  4番人気
15年3着馬  3番人気
16年3着馬 13番人気
17年2着馬 10番人気
18年2着馬 13番人気
19年2着馬  2番人気
20年3着馬  5番人気
21年1着馬  5番人気
22年1着馬  5番人気
22年2着馬  4番人気
22年2着馬  9番人気

 

つまりフローラSでは
毎年1頭以上の
「収得賞金400万円の
1勝馬」が馬券に絡んで
いる、というコト。

昨年などは1勝馬の
ワンツースリーでした。
逆に、2・3番人気の
2勝馬が着外敗退。

要注目は上記3頭の
「人気」です。人気薄の
穴馬が多数を占めます。

収得賞金400万円の
1勝馬=当レースでは
抽選対象となるため
週中の報道の扱いが
小さくなりがちですし、
1勝馬というコトだけで
評価を下げるファンも
多いことから、人気は
どうしても抑制気味。

しかし、そもそも
当レースに出てくる
1勝馬「以外」の馬も、
桜花賞に出なかった
程度のレベルの馬。

ですから
収得賞金400万円の
1勝馬でも、実際には
出走さえできれば
太刀打ち可能という
ワケです。妙味十分。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
フローラS  ポイント3・5 該当馬

【ポイント3/キャリア1戦か2戦】 ▼軽視馬として 8頭
  イトカワサクラ
  イングランドアイズ
  ソーダスリング
  ティファニードンナ
  ドゥ-ムラン
  ピクシレーション
  ブライトジェリー
  レシプロシティ

【ポイント5/逃げた事がある馬】 ▼軽視馬として 2頭
  クイーンオブソウル
  ゴールデンハインド

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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