「福島牝馬S」の
穴馬探しを
お届けします。

福島牝馬Sは
4月22日（土）に
行われる牝馬限定の
G3重賞。

勝ち馬には
ヴィクトリアマイルへの
優先出走権が
与えられます。

土曜施行ですので
さっそく当レースの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
距離延長馬が
全く連対しないレース

→タイトルどうり。
近10年の当レースの
前走距離別・成績を
診てください。

なお、2021年の
当レースが新潟で
行われていますので、
近10年のデータ＝その
新潟開催分を除いた
2012年以降10年分と
なります。

 

1600m以下　複勝率10％　0.0.4.36
1800m　 複勝率23％　8.9.3.68
2000m以上　複勝率29％ 2.1.3.5

 

このとおり前走で
「マイル以下」を
走った馬が好走して
いません。

40頭走って
なんと連対ゼロ！

福島芝1800mで
行われる当レースは
タフな要素が何かと
多いレースですので、
前走でマイル以下を
使っていたような、
あまりスタミナに
振れていない馬では
基本的にキツいという
ことなのでしょう。

 

 

【ポイント2】
4歳馬が苦戦

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
4歳馬が意外に苦戦。

 

4歳　　複勝率15％　3.4.2.51
5歳　　複勝率26％　4.6.5.42
6歳　　複勝率21％　2.0.3.19
7歳上　複勝率13％　1.0.0.7

 

4歳馬には期待値が
過剰に上乗せされた
やや厳しめのハンデが
課せられるコトが多い
点も、当現象の要因の
ひとつかもしれません。

 

 

【ポイント3】
栗東Cウッド追いの馬が
穴を提供中

→近5年の最終調教の
コース別・成績を診て
ください。

 

栗東Ｃウッド　複勝率43％　2.0.1.4
栗東坂路　　　複勝率15％　1.1.1.17
美浦ウッド　　複勝率22％　0.3.2.18
美浦坂路　　　複勝率33％　1.0.0.2
（2021年の新潟開催分を
　除いた2018年以降5年分）

 

このように
栗東Cウッド追いの
馬が、頭数こそ
あまり多く無いものの
好アベレージ。しかも
好走馬3頭の人気順は
4・7・15です。この
レースにおける調教の
穴メーカーと化して
いますので要注目。

 

 

【ポイント4】
最内枠苦戦

→近10年の枠番別・
成績を診てください。

 

1番枠　　　　複勝率10％　0.0.1.9
2～6番枠　　 複勝率28％　7.5.2.36
7～11番枠　 複勝率18％　2.3.4.40
12～16番枠　複勝率15％　1.2.3.34

 

このように内めの枠が
好アベレージですが、
ただ1番枠だけが
連対ゼロと低調です。

1番枠＝コースロスが
無く進められるため
有利と考えがちですが
牝馬重賞では、その
セオリーが「逆」に
出る事も多め。多頭数で
シビアな重賞で1番枠＝
内でモマれやすいため、
繊細な牝馬にとっては
逆アドバンテージとも
なるワケです。

 

 

【ポイント5】
前走大敗馬の
巻き返しは難しい

→近10年で、前走で
勝ち馬に0秒6以上の
大きな差を付けられて
負けてきた馬の成績は
（1.0.7.65）と連対は
僅か1頭、複勝率11％。

前走がどんな「格」の
レースであれ、また
このレースが裏開催の
G3重賞であり、前走で
馬脚を現してきていた
馬では流石に厳しいと
いうワケです。

 

 

【ポイント6】
非・重賞経由馬が
不振

→近10年の
前走別成績を
診てください。

 

非・重賞　複勝率15％　0.3.5.47
重賞　　　複勝率24％　10.7.5.68

 

このように、前走で
「非・重賞」を
使った馬が未勝利。
複勝率も低調です。

メンバーレベルが
微妙なイメージも
強いレースですが、
じつは「非・重賞」を
直近で使ってきた
格下感のある馬では
キツいレースという
ことなのです。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
福島牝馬S　　ポイント1・5　該当馬

【ポイント1／距離延長馬】　▼軽視馬として　5頭
　　ジネストラ
　　ストゥーティ
　　ニシノラブウインク
　　パーソナルハイ
　　ミスニューヨーク

【ポイント5／前走0秒6差以上で負けた馬】▼軽視馬として　11頭
　　ウインピクシス
　　エイシンチラー
　　エリカヴィータ
　　カヨウネンカ
　　クリノプレミアム
　　ストゥーティ
　　スライリー
　　ニシノラブウインク
　　パーソナルハイ
　　ホウオウイクセル
　　ホウオウエミーズ

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