『ユニコーンS2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ユニコーンS」の
穴馬探しを
お届けします。

ユニコーンSは
6月18日(日)に
東京で行われる
3歳ダート重賞。

今年の2歳路線から
ダート番組の大改変が
始まりましたので、
このユニコーンSも
現行の立ち位置で
行われるのは
今年でラストです。

来年から当レースは
「東京ダービー」の
前哨戦として組まれる
事が発表されています。
施行時期は未定ですが
現行からは早くなる
コトでしょう。

さっそく
当レースのポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
距離延長馬が
かなり不振                         …       

 

→当レースのキモ。
近10年の前走からの
距離延長/短縮別の
成績を診てください。

 

前走から
距離延長 複勝率 9% 1.2.1.39
距離短縮 複勝率26% 4.4.4.35 
同距離  複勝率23% 5.4.6.50 

 

このように、
距離延長馬の
成績がかなり低調。

東京マイル=芝も
ダートも距離分以上の
スタミナが必要、と
よく言われます。

当レースにもそれが
当てはまっている印象。
前走で1400m以下を
使って今回マイルに
距離を延ばしてきた馬が
かなり苦しんでいます。

昨年も、1番人気の
リメイクが前走で
1400mを使い距離を
延長してきましたが、
6着に敗れました。

そして1・2・3着は
すべて、前走から
距離短縮か同距離で
出走した馬でした。

 

 

【ポイント2】
前走2ケタ着順の馬は
全く挽回していない

→近10年で該当馬は
(0.0.1.15)。前走が
どんな格のレースでも
前走で大きく崩れてきた
馬が通じていません。

それは当然でしょうと
言われそうですが、
何かと紛れも起こる
芝の重賞レースでは
前走2ケタ着順の馬が
突然蘇るケースもそう
珍しくありません。
しかし力通りの決着が
多いダート、しかも
現時点で選りすぐりの
3歳の砂の精鋭が集う
当レースで、それは
無理筋な事なのです。

昨年もUAEダービーで
前走11着だった
コンバスチョンが
4番人気に推されましたが
やはりダメでした(9着)。

そして1・2・3着は
すべて、前走が
1ケタ着順でした。

 

 

【ポイント3】
前走で1勝クラスを
使っていた馬は
かなり苦しい

→近10年の前走の
クラス別成績を診て
ください。

 

1勝クラス 複勝率 9% 0.0.5.50
オープン  複勝率24% 6.9.5.64
地方・海外 複勝率29% 2.1.1.10

 

このように、前走で
1勝クラスを使って
きていた馬は大苦戦。

近年は特にメンバー・
レースレベルともに
上がっているため
1勝クラスを前走で
使っていたような
馬ではますます苦しく
なっている印象です。

昨年も「該当馬」の
ジュタロウが
3番人気に推されながら
10着に大敗しました。

そして1・2・3着は
すべて、オープンか
海外のレースを前走で
使った馬でした。

 

 

【ポイント4】
ゴールドアリュールの
血に要注意?

 

→当レースでは
ゴールドアリュールの
産駒、さらにその仔の
エスポワールシチーの
産駒がよく走ります。

両産駒あわせて
近10年(4.0.0.6)。
4勝の中に1番人気馬は
いませんし、昨年は
7番人気ペイシャエスが
勝ちました。18年には
穴馬ホウショウナウが
10番人気で4着激走。

ゴールドアリュール、
エスポワールシチーの
両産駒、さらに当筋を
持つ馬は要マークです。

 

 

【ポイント5】
牝馬苦戦

→近10年の性別成績を
診てください。

 

牝    複勝率12% 0.2.0.15  
牡+せん 複勝率21% 10.8.11.109 

 

「夏は牝馬」と
よく言われますが
当レースはダートで
好メンバーが揃う
地力レース。体力で
劣る牝馬ではそもそも
苦しくなるのでしょう。

ちなみに、連対した
牝馬2頭の人気順は
1・4。

ですから地力で劣る
「人気薄の牝馬」は
穴を全く空けていない、
コトにもなります。

 

 

【ポイント6】
当該舞台実績も
要チェック

→近10年の勝ち馬の
全10頭中、9頭が
ユニコーンSを迎える
前の時点で、すでに
東京ダート1600mで
勝利のある馬でした。

芝スタートという
特殊性の高い舞台ゆえ
東京ダート1600mの
勝利実績は、貴重な
アドバンテージとなって
いるという事でしょう。

 

 

【ポイント7】
キャリアが多すぎる
馬が不振

→近10年の
キャリア別・成績を
診てください。

 

4走以下 複勝率19% 3.1.1.22
5走   複勝率23% 2.2.2.20
6走   複勝率19% 3.3.0.26
7走   複勝率25% 2.0.3.15
8走   複勝率29% 0.4.3.17
9走以上 複勝率 8% 0.0.2.24

 

このように、
キャリアが9走以上に
なると、途端に成績が
大きくダウンします。

頑丈なダート馬だからと
使い込まれてきたような
出がらし馬では、いい
馬が揃うココはやはり
苦しくなるのでしょう。

 

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

———–
ユニコーンS  ポイント1・4 該当馬

【ポイント1/距離延長馬】 ▼軽視馬として 5頭
  グレートサンドシー
  ニシシギミッチ-
  ハードワイヤード
  ヘンリー
  ワールズコライド

【ポイント4/父ゴールドアリュ-ル系】 2頭
  カレンアルカンタラ
  コパノカサディナ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


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