『矢作厩舎の叩き2戦目は大駆けの要素としてマーク!』田中洋平
おかげさまで、
テクニカル6の新シリーズが出版になりました。
歴史のあるコンピ指数が、
極ウマAIのリニューアルにあわせて仕様変更。
これまでの常識、
そしてコツコツと溜め込んだデータが通用しなくなりました。
そこでテクニカル6もシキイ値と買い目を変更して、
新テクニカル6へと進化!
これまでのテクニカル6に比べて、
コンパクトに狙い撃てるようになっています!
ぜひ単行本をご覧ください。
さて、私の単行本ではおなじみの穴党スタッフHさん。
単行本の編集スタッフで、
コンピ指数&テクニカル6の大ファンという、
私にとってはありがたい存在。
そんな穴党スタッフHさんは、
コンピ指数+独自の予想力で3連系の馬券をバシバシ当てる!
そんな予想スタイルです。
時には、なぜそんな馬をチョイスできたの?
という馬を買っている天才肌で、
新テクニカル6単行本の第3章でも、
その片鱗をいかんなく披露してくれています。
軸馬や紐馬チョイスの勉強になると思うので、
ぜひ熟読して欲しいと思います。
その穴党スタッフHさんの予想力を、
ひとつ検証してみようと思います。
新テクニカル6単行本の111ページをご覧ください。
コンピ6位サンライズジークを抜擢した理由に、
「矢作厩舎の叩き2戦目」がその1つに挙げられている。
穴党スタッフHさんが言うには、
「大駆けの要素として常にマークしている」とのこと。
これをTARGETで検証してみます。
対象データは、
2021~2023年6月末まで。
矢作厩舎の前席がこちら↓
勝率12% 連対率22% 複勝率31%
単勝回収率95% 複勝回収率88%
さすがは世界の矢作厩舎ですね。
リーディング上位厩舎で注目を集めることが多いのに、
この回収率はかなり立派だと思います。
この矢作厩舎の成績を、
「デビュー戦」「休み明け初戦」と「叩き2戦目以降」で、
データを分けてみたいと思います。
◆デビュー戦
勝率14% 連対率24% 複勝率30%
単勝回収率75% 複勝回収率82%
◆休み明け初戦
勝率10% 連対率21% 複勝率31%
単勝回収率66% 複勝回収率86%
◆叩き2戦目以降
勝率12% 連対率23% 複勝率32%
単勝回収率126% 複勝回収率90%
いかがでしょう?
矢作厩舎の馬のデビュー戦は、
成績がいいですが、人気を集めるので回収率が悪いですね。
そして今回注目する休み明けと、
叩き2戦目以降ですが、
やはり穴党スタッフHさんの見立て通り。
矢作厩舎は休み明け初戦より、
レースを叩いて馬を作っていくタイプなんでしょう。
◆叩き2戦目以降(1番人気の場合)
勝率41% 連対率52% 複勝率70%
単勝回収率91% 複勝回収率92%
このように破格の成績を叩き出していて悪くないですが、
回収率は100%を下回っています。
なので、人気薄にだけマトを絞ってみましょう。
◆叩き2戦目以降(4~18番人気の場合)
勝率8% 連対率14% 複勝率22%
単勝回収率144% 複勝回収率91%
ご覧の通り、単勝回収率がハネ上がりますね。
「矢作厩舎の叩き2戦目」
「大駆けの要素として常にマークしている」
まさに穴党スタッフHさんの言う通り!
この他にも、
新テクニカル6単行本の第3章には、
穴党スタッフHさんの色んな格言がちりばめられています。
ぜひ参考にしてください。
他の格言についても、またここで紹介できたらと思います。
投稿者プロフィール
-
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
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