『七夕賞2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「七夕賞」の
穴馬探しを
お届けします。

七夕賞は
7月9日(日)に
福島で行われる
G3の名物重賞。

夏の福島競馬の
ハイライトです。

さっそく、
七夕賞のポイントを
お伝えします。

なお、昨年の当欄は
エヒトを
会員様に単独推奨。
(1着・6番人気)

昨年に「結果」が
出た形ですので、
昨年の当欄で用いた
ポイントも引き続き
使いつつ、ハナシを
進めていきます。

 

 

【ポイント1】
「七夕賞」の
注目穴血統

→近3年の当レースで
6番人気以下で馬券圏に
好走した5頭の父系を
診てください。

 

20年2着 7番人気 父キングマンボ系
20年3着 6番人気 父キングマンボ系
21年2着 7番人気 父キングマンボ系
21年3着 9番人気 父キングマンボ系
22年1着 6番人気 父キングマンボ系

 

なんと5頭すべて
父キングマンボ系。

要パワーのレース、
かつ近年は馬場状態も
比較的良いですから、
穴馬が実力馬を倒すには
キングマンボ系が持つ
素養がよく活きる、と
いうコトでしょう。
今年も当然注目します。

 

 

【ポイント2】
なぜか
栗東Cウッド追いの
関西馬が大苦戦

→近7年の七夕賞の
最終調教「場所別」の
成績を診てください。

 

美浦坂路   複勝率23% 0.1.2.10
美浦ウッド  複勝率22% 3.3.2.29
栗東坂路   複勝率23% 2.2.2.20
栗東Cウッド 複勝率 6% 1.0.0.17

 

このように、
栗東Cウッド組の
成績が振るいません。
近7年(1.0.0.17)。

しかも、
唯一勝った馬は
上位人気馬でした。

これほど低調なら
さすがに何らかの
要因アリと診るのが
正解でしょう。

七夕賞が要パワーの
レースで、機動力も
存分に必要である
コトを、当傾向が
現しているとも
思います。

 

 

【ポイント3】
関西馬が
穴を多くあける

→七夕賞では毎年、
穴馬が数多く馬券に
絡みますが、その
多くが関西馬です。

近10年の東西別・
成績を診てください。

 

関東馬 5.5.5.60 複勝率20%
関西馬 5.5.6.62 複勝率20%

 

このように、全く
互角の情勢ですが…

注目は馬券圏に
好走する「穴馬」=
その多くが関西馬、
という点。

近10年の当レースで
6番人気以下で馬券圏に
好走した15頭の所属を
診てください。

 

13年2着 7番人気 関西馬
13年3着 14番人気 関西馬
14年2着 10番人気 関西馬
15年2着 8番人気
15年3着 16番人気 関西馬
16年3着 11番人気
17年3着 7番人気
18年1着 11番人気 関西馬
18年3着 12番人気
19年3着 12番人気 関西馬
20年2着 7番人気 関西馬
20年3着 6番人気 関西馬
21年2着 7番人気
21年3着 9番人気 関西馬
22年1着 6番人気 関西馬

 

このように15頭中、
10頭が関西馬。

関西馬が、多く穴を
出しているレースと
いえるでしょう。

福島競馬場=関西馬に
とって、道路事情や
馬房などの関連から
遠征しづらい競馬場。

にもかかわらず
わざわざ福島へ
手間ヒマをかけて
遠征してくる関西馬=
基本的には勝負気配が
高いと言えます。

そんな
「人気は低いが
高モチベーションの
関西馬」が七夕賞で
実際に穴を多く空けて
いるワケです。

ただ【ポイント1】で
触れたように、
関西馬は関西馬でも
栗東Cウッドで追って
きた馬は成績低調。

ですから
「坂路追いで
人気薄の関西馬」が
狙い目となります。

 

 

【ポイント4】
7歳超のベテランが
全然走らない

→タイトルどおり。
近10年の馬齢別・
成績をみてください

 

4歳  複勝率24% 2.1.1.13
4歳  複勝率26% 4.4.3.32
4歳  複勝率23% 3.4.5.40
7歳超 複勝率 8% 1.1.1.37

 

このように7歳超の
ベテランが全然ダメ。
ローカル重賞ですから
ベテラン馬でも通じて
しまいそうに思いますが
甘くはないと言えます。

 

 

【ポイント5】
前走1800m経由馬が
低調

→近10年の
前走距離別・成績を
診てください。

 

1600m  複勝率31% 2.0.3.11
1800m  複勝率14% 3.1.1.31
2000m  複勝率21% 3.6.4.50
2200m超 複勝率17% 2.2.2.29

 

このように1800mを
前走で使ってきた馬の
成績が、かなり低調。

1800mと2000mは
僅か200mの違いでも、
好走するために必要な
素養が大きく違いますし、
ましてココは要パワーの
福島2000m重賞。僅か
200mの違いも大きな
大きな違いとなる、と
いうコトなのでしょう。

 

 

【ポイント6】
ハンデが重い
実力馬を狙え

→タイトルどおり。
近10年のハンデ別の
成績をみてください

 

54キロ以下  複勝率13% 2.1.5.53
55~56.5キロ 複勝率18% 1.5.4.46
57キロ以上  複勝率34% 7.4.1.23

 

このようにハンデが
重くなるほど好成績。

57キロ以上だと、
54キロ以下よりも
馬券に絡む確率が
3倍ほど高いのです。

せっかく設定した
ハンデが「効かず」、
結局ハンデが重い
馬ほどよく好走する
ハンデ重賞が近年は
増えていますが
当レースも、そんな
状況というコト。

今年からJRAでは
斤量全体が少しずつ
重く設定されていますが
今回も出走馬で重めの
ハンデを背負った馬の
快走に要注目です。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

———–
七夕賞  ポイント1・5 該当馬

【ポイント1/父キングマンボ系】 8頭
  ヴァンケドミンゴ
  エヒト
  ククナ
  グランオフィシエ
  ト-ラスジェミニ
  ホウオウイクセル
  ホウオウエミ-ズ
  レインフロムヘヴン

【ポイント5/前走1800m出走】 ▼軽視馬として 6頭
  ガロアクリーク
  ショウナンマグマ
  ト-ラスジェミニ
  フライライクバード
  ホウオウイクセル
  レインフロムヘヴン

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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