『新潟2歳S2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「新潟2歳S」の
穴馬探しを
お届けします。
新潟・小倉・札幌の
夏競馬も、早くも
あと残り2週です。
新潟2歳Sは
8月27日(日)に
新潟芝1600mで
行われる2歳限定の
G3重賞。
さっそく、
新潟2歳Sの
ポイントを8つ
お伝えします。
【ポイント1】
東京・中京経由組を
要マーク
→実はコレが、
新潟2歳Sにおける
最重要項目です。
近10年の
前走コース別の
成績を診てください。
東京 複勝率35% 1.5.3.17
中京 複勝率32% 4.2.1.15
————————
福島 複勝率15% 0.2.2.22
阪神 複勝率17% 0.0.1.5
新潟 複勝率13% 5.1.1.48
小倉 複勝率 0% 0.0.0.6
一目瞭然でしょう。
このように、今回の
当レースと同じ新潟を
走ってきた馬ではなく、
前走で東京・中京を
使ってきた馬のほうが
ハッキリ成績優秀です。
特に近年「出走馬の
レベル」が高いのが
夏の東京・中京での
新馬戦。メンバー&
レースレベルが高い。
しかも、東京も
中京も「左回り」で
当レースへの直結性も
(経験値の意味で)
色濃い。
ですから、両場の
レースを使ってココへ
コマを進めてきた馬=
必然的に今回好走の
可能性が高く要マーク、
と言えるワケです。
【ポイント2】
前走1400m組が
全く走らない
→コレも重要な
ポイントです。
近10年の
前走・距離別成績を
診てください。
1200m下 複勝率14% 0.0.3.18
1400m 複勝率 8% 2.2.0.48
1600m 複勝率34% 8.3.5.31
1800m 複勝率28% 0.5.2.18
このように
1400m経由馬が
なんと複勝率8%。
芝1400m戦の多くは
平均的で持続脚勝負。
それに対して、この
新潟2歳Sは外回りの
マイルが舞台。流れは
スローから瞬発力比べ。
好走のために必要な
資質が真逆ですので、
直近で1400mを使って
きた履歴=むしろ負の
履歴となる、という
ことなのでしょう。
【ポイント3】
「牝限定」新馬戦の
勝ち上がり馬は苦戦
→近10年の
前走別成績で
新馬戦からの経由馬は
(7.6.7.59)ですが、
コレを牡牝混合戦と
牝馬限定戦に分けると
次のようになります。
牡牝混合戦 複勝率27% 6.6.6.49
牝限定戦 複勝率17% 1.0.1.10
このように牝限定の
新馬戦を使ってきた
馬は苦戦。やはり、
新馬戦のメンバーの
「レベル差」が普通に
現れてしまう…という
ことなのでしょう。
【ポイント4】
さすがに
逃げ切りは至難
→直線の上がり勝負と
なりがちな当レース。
実際に上がり1位を
記録した馬は近10年で
(7.2.1.0)と全馬が
3着以内に走っています。
ですから、逆に
逃げ切りは流石に至難。
近10年で逃げた馬は
(0.1.1.8)です。
【ポイント5】
キャリアが多いと
厳しい
→近10年の
キャリア別成績は
下記のとおり。
3戦を消化している
「出がらし馬」は
厳しくなっています。
1戦 複勝率25% 7.6.7.59
2戦 複勝率17% 3.4.2.43
3戦 複勝率 7% 0.0.1.13
【ポイント6】
最終調教の
ラスト1ハロン時計を
チェック
→近10年の当レースで
「上がり最速、または
準最速」の馬の成績は
(10.5.3.3)。
速い末脚が必要な
当レースですが、
そこで注目したいのが
最終追い切りの
終い1ハロンの時計。
近6年の新潟2歳Sの
出走全馬について
最終追い切りでの
終い1ハロン時計別の
成績を診てください。
12.7秒を切った馬 複勝率26% 5.4.6.43
12.8秒以上かかった馬 複勝率 7% 0.1.0.14
自動計測開始以前の
データも含むため
正確なデータとは
言いませんが
全体的な「傾向」は
汲み取れるハズです。
最終調教の上がりが
やたら掛かった馬は
厳しい一戦と言えます。
ただ、昨年は
最終調教を行わずに
出走した「連闘馬」の
ワンツーでした。
【ポイント7】
あきらめずに
「穴」を狙うなら
→近3年は
上位人気4頭による
ワンツースリーで
じつに平穏な決着。
とにかく、最近の
新潟2歳Sはまったく
荒れていません。
出走馬の質が上がった
コトも要因でしょう。
それでも諦めずに
穴を狙うなら…
下記を診てください。
11年3着馬 9番人気 ▽
12年2着馬 10番人気 ▽
12年3着馬 9番人気 ▽
13年3着馬 6番人気 ▽◆
14年3着馬 6番人気 ▽
15年2着馬 12番人気 ◆
15年3着馬 8番人気 ◆
16年2着馬 6番人気 ▽
18年3着馬 8番人気
19年3着馬 8番人気 ▽
コレは2011年以降で
6番人気以下で「穴」を
あけた全10頭の血統。
▽=父が非サンデー系。
◆=グレイソヴリン持ち。
力が劣る低人気馬が
好走するためには、
キレや瞬発力だけでなく
高次元のスピードを
持続するパワーも必要。
ゆえにパワー含有量が
豊富な馬が多い非サンデー、
またはグレイソヴリンの
血を備える馬が頻繁に
穴を空けている、という
コトのように思います。
上記にはありませんが
2020年の10番人気・
4着馬も上記▽印◆印の
両方に該当していました。
【ポイント8】
意外に?
牝馬苦戦
→「夏は牝馬」が
競馬の定説ですが
当レースに限っては
当てはまりません。
近10年の性別成績を
診てください。
牡馬のアベレージが
牝馬を上回っています。
牡セン 複勝率25% 6.8.7.64
牝 複勝率15% 4.2.3.51
以上8点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
———–
新潟2歳S ポイント1・3 該当馬
【ポイント1/前走東京・中京出走】 6頭
アスコリピチェーノ
エンヤラヴフェイス
ジューンテイク
ショウナンマヌエラ
ルクスノア
ルージュスタニング
【ポイント3/牝限定新馬戦勝ち上がり】 ▼軽視馬として 1頭
ショウナンマヌエラ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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