『キーンランドC2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「キーンランドC」の
穴馬探しを
お届けします。

キーンランドCは
8月27日（日）に
札幌芝1200mで
行われる短距離重賞。

10月1日のG1・
スプリンターズSへの
ステップレースです。

さっそく、
キーンランドCの
ポイントを
お伝えします。

【ポイント1】
UHB賞経由馬が
かなり不振

→これが当レース、
最大のポイントです。

近10年（函館開催の
13年除く／12年～）の
当レース出走全馬の
前走別・成績を
診てください。

高松宮記念　　　　複勝率40％　0.0.2.3
ＣＢＣ賞　　　　　複勝率33％　0.2.0.4
函館スプリントＳ　複勝率22％　3.2.2.25
ＮＨＫマイルＣ　　複勝率20％　1.0.0.4
アイビスＳＤ　　　複勝率18％　2.0.1.14
———————————
ＵＨＢ賞　　　　　複勝率10％　2.2.1.45

このように、
前走でUHB賞を使って
きた馬が大不振。

UHB賞＝
「キーンランドCへの
ステップ戦」として
行われているOP特別。
最重要の前哨戦です。

ところが、このように
そんな最重要前哨戦を
使った馬がまったく
全然ダメなのです。

前哨戦のUHB賞と
重賞の当レースでは
メンバーの質や流れ・
レースのシビアさが
違うこと、UHB賞から
当レースへの間隔が
短いこと、そもそも
UHB賞→当レースを
使う馬は秋のG1は
ほぼ見据えていない
低レベルの馬が多い
ことなどが、この
要因なのでしょう。

【ポイント2】
内枠が大苦戦

→小回りの短距離戦、
しかもシビアな重賞で
内へ馬群が密集する事も
あるためか、1枠馬の
成績が不振です。

近10年（函館開催の
13年除く／11年～）の
枠成績は下記のとおり。

1枠　複勝率 6％　0.0.1.16
2枠　複勝率13％　1.0.1.14
3枠　複勝率11％　0.2.0.17
———————–
4枠　複勝率30％　2.3.1.14
5枠　複勝率15％　0.1.2.17
6枠　複勝率20％　3.1.0.16
7枠　複勝率35％　3.1.3.13
8枠　複勝率25％　1.2.2.15

このようにまったく
連に絡めていない
枠は1枠だけです。

ただ2枠3枠の成績も
良くないですから、
内枠が全般的に苦戦と
診ていいのでしょう。

【ポイント3】
3歳馬が大不振

→軽斤量の3歳馬は
短距離で有利。

これが定説ですが
当レースに限ると
3歳馬の成績は
平凡です。

近10年の（函館開催の
13年除く／11年～）の
馬齢別成績は下記の
通り。

3歳　　複勝率20％　2.3.0.20
4歳　　複勝率33％　3.3.4.20
5歳　　複勝率23％　4.3.3.33
6歳上　複勝率 9％　1.1.3.49

前述したように
キーンランドCの
メンバーのレベルが
近年はかなり高いため、
経験不足の3歳馬では
斤量有利でも厳しいと
いうコトでしょうか。

【ポイント4】
当レースで要注目の
調教内容は…

→近5年の最終調教の
コース別成績を
診てください。

函館ウッド　　複勝率17％　2.0.1.15
函館芝コース　複勝率50％　1.0.1.2
——————————
札幌ダート　　複勝率15％　0.1.1.11
札幌芝コース　複勝率20％　2.4.2.33

このように、
追い切ったコースが
札幌でも函館でも
「芝コース」で
追い切った馬の
複勝率が好況です。