『9月の新馬戦はこのタイプの馬だけ買えばOK!』田中洋平

 

夏競馬と言われる、

函館、札幌、新潟、福島、中京、小倉の

ローカル開催が終わりましたね。

 

そしていよいよ中山、阪神の

中央開催に戻ってきます。

 

そして中央に戻ってきたら、

期待の2歳馬たちが新馬戦でデビュー。

 

昨年の9月デビュー馬↓

 

ヒップホップソウル(フラワーカップ2着)

オープンファイア(きさらぎ賞2着)

オオバンブルマイ(NHKマイルC3着)

ハーツコンチェルト(ダービー3着)

スピードオブライト(京王杯2歳S3着)

オメガリッチマン(京成杯2着)

エミュー(フラワーカップ1着)

 

などなど。

 

クラシック戦線を賑わせる馬たちが、

毎年デビューしています。

 

そんな9月の中央開催の新馬戦ですが、

2020~2022年の3年間、

出走馬をすべてベタ買いしてもプラス回収になります。

 

◆芝

勝率8% 連対率16% 複勝率23%

単勝回収率104% 複勝回収率69%

 

◆ダート

勝率8% 連対率15% 複勝率23%

単勝回収率108% 複勝回収率79%

 

◆全成績

勝率8% 連対率16% 複勝率23%

単勝回収率106% 複勝回収率73%

 

芝もダートも単勝回収率が100%を超えるのですが、

それだけ波乱が起きているということ。

 

2022年は、

9月24日の中山6レースで、

単勝139.5倍のコウセイマリアが勝利。

 

他にも9月19日の中京5レースでは、

単勝64.6倍のオーシャントライブが勝っています。

 

あとは9月18日の中京4レースで、

単勝92.0倍のルーカスミノルが勝利。

 

新馬戦は血統や調教などの前評判だけなので、

とんでもない馬が飛んでくることが多いですね。

 

なかなか難しいイメージもあると思いますが、

走る2歳馬を簡単に見極める方法があります。

 

それは芝のレースで、

ノーザンファームと、社台ファームの馬を狙う。

 

ベタな作戦ですね。

 

◆ノーザンファーム

勝率19% 連対率36% 複勝率51%

単勝回収率149% 複勝回収率106%

 

◆社台ファーム

勝率17% 連対率26% 複勝率33%

単勝回収率186% 複勝回収率95%

 

そんなベタな作戦ですが、きっちりプラス回収になります。

 

ノーザンファームに押されて、

一時期は調子を落としていた印象の社台ファームですが、

近年はクラシックでの活躍馬を輩出するなど、

やや復活してきた感じですね。

 

スターズオンアース(桜花賞、オークス)

アスクビクターモア(菊花賞)

ソールオリエンス(皐月賞)

シャンパンカラー(NHKマイルC)

 

G2、G3で勝利する馬をかなり増えているので、

社台ファームには頑張って欲しいと思います。

 

やはりノーザンファーム1強は面白くないですし、

強力なライバルがいた方が、勝負は見応えがありますよね。

 

9月の芝の新馬戦は、

ノーザンファームと社台ファームの生産馬に注目しましょう。

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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