『セントウルS2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「セントウルS」の
穴馬探しを
お届けします。

西日本の開催は
次週から阪神に
移ります。
4週間の開催。

セントウルSは
9月10日(日)に
行われる短距離重賞。

スプリンターズSの
重要な前哨戦ですが、
サマースプリントシリーズの
最終戦でもあります。

さっそく
当レースのポイントを
お伝えします。

なお、今年は
久々に阪神での
開催となります。

【ポイント1】
夏馬? それとも
G1目指す実績馬?

→これだけは毎年、
書いている事ですが
今年も記します。

サマーシリーズが
大目標の「夏馬」。

スプリンターズSが
大目標の「実力馬」。

セントウルSには、
両方が出てきます。

どちらの馬を
狙うべきか?
セントウルSでの、
永遠のテーマです。

そこで、
下記を診てください。

06年1着馬(1)  ●
07年1着馬(11)  ●
07年2着馬(7)    ●
07年3着馬(1)  ○
08年1着馬(3)    ●
08年2着馬(11)  ●
08年3着馬(9)  ○
09年1着馬(5)    ●
09年2着馬(1)  ○
09年3着馬(11)  ●
10年1着馬(4)    ●
10年3着馬(5)    ●
11年1着馬(2)    ●
11年3着馬(1)    ○
12年1着馬(6)    ●
12年2着馬(1)    ○
12年3着馬(12)  ▼
13年1着馬(2)    ●
13年2着馬(1)    ○
13年3着馬(3)    ○
14年1着馬(4)    ●
14年2着馬(1)    ○
14年3着馬(2)    ●
15年1着馬(10)  ○
15年2着馬(1)  ●
15年3着馬(5)  ●
16年1着馬(1)  ○
16年2着馬(2)  ●
16年3着馬(9)  ●
17年1着馬(1)  ●
17年2着馬(6)  ●
17年3着馬(4)  ○
18年1着馬(1)  ○
18年2着馬(2)  ●
18年3着馬(7)  ●
19年1着馬(1)  ●
19年2着馬(7)  ●
19年3着馬(3)  ○
20年1着馬(1)  ○
20年2着馬(12)  ▼
20年3着馬(2)  ○
21年1着馬(1)  ○
21年2着馬(2)  ●
21年3着馬(4)  ○
22年1着馬(1)  ○
22年2着馬(6)  ●
22年3着馬(4)  ○

コレは、
サマーシリーズが
始まった2006年以降の
セントウルSで馬券圏に
走った47頭の履歴です。
(海外・地方馬除く)

●印=前走で
「夏の短距離重賞」を
使われていた馬。

▼印=前走で
「夏のレース
(短距離重賞以外)」を
使われていた馬。

○印=今回が
中10週以上の
休明けだった馬。

47頭の内訳は…
●印=26頭
▼印=2頭
○印=19頭

つまり
夏の短距離重賞を
使ってきた馬(●印)が
休明けの実力馬(○印)を
好走数で上回っている
レースなのです。

近4年で診ると
●印=4頭
▼印=1頭
○印=7頭ですから
休明けの実力馬の
台頭が増えている
近年傾向ですが
ただ、その近4年の
○印の好走馬=全て
4番人気以内の馬。

しかし
●印+▼印は
穴馬が多く好走して
いました。それは
近年に限らない、この
レースの長年の傾向。

●印+▼印の馬=
夏競馬回りで格下馬と
バカにされて人気を
落とす→しかし目下の
好調度を活かして走る
こと多いワケです。

セントウルS=
●印+▼印の
夏稼動組で「妙味」を
探りたいレースです。

【ポイント2】
西高東低

→セントウルSは
施行場所が阪神でも
中京でも地元関西馬が
強いレースです。

近10年の、東西別の
成績は下記のとおり。

関西馬 複勝率23% 9.9.10.92
関東馬 複勝率  8% 1.1.0.24

近3年は中京で施行。
関東馬にとって輸送が
楽な競馬場ですので
例年と違う東西傾向が
現れるかも…と診て
いましたが結果的に
例年と同じ。関東馬は
走りませんでした。

今年はレギュラーの
阪神に戻り、ますます
関東馬は苦しそうです。

【ポイント3】
アイビスSD組、
函館スプリントS組が
狙い目?

→近10年の出走馬の
前走別・成績を診て
ください。

なお施行コースとも
関連したデータゆえ、
阪神で施行された
2010~2019年の
10年の成績で診ます。

高松宮記念   複勝率33% 1.1.0.4
サマースプリントシリーズ
 アイビスSD 複勝率33% 1.2.0.6
 CBC賞   複勝率20% 0.1.1.8
 北九州記念  複勝率20% 5.2.5.48
 函館SS   複勝率50% 0.1.1.2
オープン特別  複勝率  4% 0.0.1.24
準オープン   複勝率  0% 0.0.0.3
——————————
前走1400m  複勝率  6% 0.0.1.15

このように前走で
サマーシリーズを
使ってきた馬は堅調。
特に、アイビスSDで
スピードとダッシュ力を
磨いた馬、函館SSから
間隔を空けてきた馬が
好況です。

それに対して
前走でオープン特別・
準オープンを使って
きた馬が不振。

低調な夏ローカルの
しかもオープン特別・
準オープンを使って
きたような馬=
頭打ちの場合が多く
オモテ開催に変わった
ココでは厳しい結果が
出る事が多いのです。

【ポイント4】
前走1400m組も
ほぼ全滅中

→2010~2019年の
10年で(0.0.1.15)、
複勝率6%です。

【ポイント5】
外枠強し

→当項目もコースに
関連したデータゆえ
阪神で施行された
2010~2019年の
10年の成績で診ます。

近10年の枠別成績を
診てください。

1枠 複勝率25% 2.1.0.9
2枠 複勝率19% 1.1.1.13
3枠 複勝率11% 1.0.1.15
4枠 複勝率20% 0.1.3.16
5枠 複勝率25% 3.2.0.15
6枠 複勝率10% 1.1.0.18
7枠 複勝率20% 0.2.2.16
8枠 複勝率35% 2.2.3.13

何と複勝率トップは
8枠。7枠+8枠で
好走馬30頭中11頭を
占めています。

狭い阪神内回りの
1200mで、しかも
スピードに長けた
トップスプリンターが
集うレースですから
内で揉まれるリスクも
少なくない、という
コトなのでしょうか。

【ポイント6】
前走大敗馬の
巻き返しは厳しい

→阪神施行の
2010~2019年の
10年間で、前走が
1秒以上負けた馬は
(1.0.2.26)。

2015年の10番人気・
アクティブミノルが
唯一の勝ち馬ですが
コレは逃げた3歳馬。
いわば、展開利と
斤量利を両方活かして
激走したワケです。
それに該当するような
馬が見当たらなければ、
この組は苦戦濃厚と
診ていいのでしょう。

【ポイント7】
逃げた馬が強い

→2010~2019年の
10年間で、逃げた
馬が4連対をマーク。

前述の枠に関係なく
ハナを獲れた馬は
開幕馬場を活かして
粘り込めるケースが
多いとは言えます。

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
セントウルS  ポイント3・4 該当馬

【ポイント3/前走アイビスSDか函館SS出走】 2頭
  ジャングロ
  ブトンドール

【ポイント4/前走1400m出走】 ▼軽視馬として 1頭
  ピクシーナイト

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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