『シリウスSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「シリウスS」の
穴馬探しを
お届けします。

今週は、日曜に
スプリンターズS・
ダービーグランプリ・
凱旋門賞が行われる
豪華な週末です。

シリウスSは
9月30日(土)に
行われるダート重賞。

今年は久々に、
阪神ダート2000mに
舞台を戻します。

11月3日(金祝)に
大井で行われる
JBCの前哨戦としても
注目の当レース。

土曜施行ですので
さっそくシリウスSの
ポイントを記します。

 

 

【ポイント1】
関東馬が全滅中

→今回は、中京で
行われた最近3年を
除く「近10年」=
2010~2019年の
10年間のデータから
お伝えしていきます。

まずは
下記を診てください。

 

関東馬 複勝率00% 0.0.1.17
関西馬 複勝率00% 10.10.9.92

 

これは、近10年の
東西別成績ですが
関東馬が全滅状態。

中京で行われた
2020年は関東馬の
カフェファラオが
勝ちましたが、
阪神と比べて輸送が
至便な点も有利に
働いたのでしょう。
阪神開催時は上記の
ように、関東馬が
ほぼ全滅している
状況です。

 

 

【ポイント2】
前走オープン特別組が
極端なほど低調

→近10年の前走の
レース「格」別の
成績を診てください。

 

条件戦    複勝率35% 3.2.1.11
オープン特別 複勝率14% 2.3.5.64
中央重賞   複勝率32% 3.4.4.23
地方レース  複勝率25% 2.1.0.9

 

このように、前走で
条件レースを勝って
勢いを持って臨んで
きた馬、あるいは
前走で重賞を使って
いた実績上位馬は
堅調に走っていますが、
前走でオープン特別を
使ってきた馬だけは
アベレージ低調です。

当レースにおける
前走オープン特別の
出走馬=その大半が
前走で夏のローカルの
オープンに出走した
馬ですが、そんな夏の
ローカルの一枚落ちの
レースを前走で使って
いたような馬では
G1の前哨戦ともなる
ココでは、レベル的に
厳しくなるのでしょう。

 

 

【ポイント3】
2ケタ馬番に
勝利ナシ

→近10年の馬番別の
成績を診てください。

 

4番枠より内  複勝率25% 8.0.2.30
5~9番枠    複勝率18% 2.5.2.41
10番枠より外  複勝率22% 0.5.6.38

 

このように複勝率は
大差ありませんが
勝ち馬を診ると
4番枠より内の馬が
じつに8勝マーク。
逆に10番枠よりも
外は未勝利です。

馬券圏内ならともかく
「勝ち切る」には
枠のアシストも必要と
言えるレースです。

 

 

【ポイント4】
ダートのオープンだが
若い馬が奮闘

→近10年の馬齢別の
成績を診てください。

 

3歳  複勝率30% 2.1.0.7
4歳  複勝率38% 2.1.5.13
5歳  複勝率19% 4.3.1.34
6歳  複勝率23% 2.3.4.30
7歳超 複勝率 7% 0.2.0.25

 

このように3・4歳の
若い馬が優勢です。

芝よりも新陳代謝が
遅いダートのオープン。
ベテラン馬の活躍が多い
ジャンルですが、この
シリウスSについては
ベテラン馬や一戦級の
出走が少ないこともあり
(実績不足気味でも)
「勢い」で出走してきた
若い馬が通用している
傾向が出ています。

なお、4歳馬の出走が
近10年21頭と少ない
原因は「賞金持ち」の
高齢馬が多く出てくる
コトで、賞金が少ない
4歳馬に出走枠が回って
こないためですが、
そんなキツい状況でも
賞金をしっかり積み上げ
ココに出てきた若い馬=
チャンスが大きいとも
言えるのでしょう。

 

 

【ポイント6】
ハンデが重い馬が
健闘

→近10年の当レースの
「ハンデ別」の成績を
診てください。

 

53キロ以下 複勝率14% 2.0.1.18
54キロ   複勝率11% 1.1.1.24
55キロ   複勝率22% 3.2.1.21
56キロ   複勝率23% 3.2.1.20
57キロ   複勝率30% 1.4.3.19
58キロ   複勝率36% 0.1.3.7

※56.5キロ=56キロに、
 57.5キロ=57キロに、
 58.5キロ=58キロに含む    

 

このように
ハンデが重い馬が
健闘しています。

ハンデ戦は、強い馬と
JRAが判定した馬に重い
ハンデが課せられますが、
体力十分で大型馬も多い
強靱なダートオープンの
場合、そもそも重斤量に
へこたれる馬も少なめ。

しかも最近は、重い
ハンデと言っても昔の
ような極端な斤量は
課せられません。

よって、実力上位馬に
たとえ重いハンデが
課せられても関係なく
力どおり走れてしまう、
というコトでしょう。

今年から斤量の概念が
変わっていますので
当傾向がどう動くかも
注目ですが、ダートの
オープンですから
全体の傾向はそのまま
変わらないのでは…
とも診ています。

 

 

【ポイント6】
とにかく前にいないと
苦しいレース

→近10年好走30頭の
うち、じつに21頭が
4角5番手以内にいた
逃げ先行馬。

距離面も意識して、
あるいは前哨戦という
こともあってか淡々と
流れる事が多く、前が
残る結果が多めです。

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

———–
シリウスS  ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/関東馬】 ▼軽視馬として 1頭
  レモンポップ

【ポイント2/前走オープン特別】 ▼軽視馬として 6頭
  アイコンテーラー
  ヴァンヤール
  ゲンパチルシファー
  サンマルレジェンド
  ニューモニュメント
  ヘラルドバローズ

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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