『京都2歳Sの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都2歳S」の
穴馬探しをお届けします。

京都2歳Sは
11月25日（土）に
京都芝2000mで行われる
2歳のG3重賞。

土曜施行ですので
さっそく、当レースの
ポイントを記します。

【ポイント1】
京都なら逃げた馬が
断然有利？

→当レースの近10年＝
オープン特別として
施行された年を含め、
京都で行われた
2010年～2019年の
10年間とします。

阪神芝2000mと
京都芝2000mでは
レースの質がかなり
違ううえに、昨年が
玉突き事故発生の
アクシデントレースと
なってしまったため、
そんな措置としました。

近10年で逃げた馬は
1着こそないものの
（0.3.3.4）複勝率60％。
また、先行した馬も
複勝率35％。

器用さが求められる
京都内回り2000mで
経験乏しい2歳馬が
競いますから、上手に
差す＆捌ける馬の方が
少ないのは必然。前に
いるほうが有利になる
レースです。

【ポイント2】
キャリアの少ない馬が
断然強いレース

→近10年の
キャリア別の
成績を診てください。

1戦　　複勝率50％　5.2.4.11
2戦　　複勝率44％　2.4.5.14
3戦　　複勝率17％　1.3.0.19
4戦超　複勝率15％　2.1.1.23

このように、
キャリアが少ない
馬ほど好成績です。
特に、1戦1勝馬は
複勝率50％と断然。

重賞に格上げされた
レースとはいえ
メンバーレベルが
大きく上がったとは
いえない現況。

そもそも前週には、
好メンバー揃う
G東京スポ杯2歳Sが
行われたばかりです。

明らかに2歳重賞が
多すぎる番成ですが、
2歳の素質馬は前週の
東スポ杯に回るのが
今の主流。

ですので当レースは
1戦1勝馬がいきなり
通じやすい状況、と
いうコトでしょう。

【ポイント3】
牝馬は苦しい

→近10年の牡牝別成績を
診てください。牝馬が
かなり苦戦しています。

牡　複勝率34％　10.9.10.57
牝　複勝率 9％　0.1.0.10。

【ポイント4】
1番人気馬が
まったく崩れない

→タイトルどおり。
近10年で（5.2.2.1）、
複勝率90％。内回りの
京都2000mとはいえ
頭数も程々ですから
紛れは少なく人気馬が
実力どおりに走れる
ケースが多めです。

【ポイント5】
ハーツクライ産駒が
よく好走する

→当レース最大の特徴は
コレかもしれません。

14年　1着　6人気　ベルラップ
14年　3着　5人気　シュヴァルグラン
15年　3着　1人気　アドマイヤエイカン
16年　4着　8人気　ワンダーブチュック
16年 10着　5人気　アダムバローズ
17年　1着　2人気　グレイル
17年　2着　1人気　タイムフライヤー
18年　6着　6人気　ペルソナデザイン
19年　1着　1人気　マイラプソディ

コレは、重賞に
昇格した6年間の
ハーツクライ産駒の
全成績です。合計で
9頭出走（3.1.2.3）、
なんと複勝率67％。

ハーツクライ産駒が
備える早期完成度＋
適度なスタミナ量の
バランスが当レースで
好走するために必要な
素養とマッチしやすい、
というコトでしょう。

ともあれ、ここまで
極端に傾向が偏って
いますから注目したい
ところ。今年は直の
産駒は出走しませんが、
祖父ハーツクライの
馬が出走予定です。

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

———–
京都2歳S　ポイント3・5　該当馬

【ポイント3／牝馬】　▼軽視馬として　1頭
　　コスモエスメラルダ

【ポイント5／祖父ハーツクライ】　2頭
　　サトノシュトラーゼ
　　パワーホール