『東京新聞杯2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「東京新聞杯」の
穴馬探しを
お届けします。

東京新聞杯は
2月4日(日)に
マイルで行われる
G3重賞。

近年は、安田記念の
前哨戦としての地位も
高めている一戦です。

早速、当レースの
ポイントを
7つお伝えします。

 

 

【ポイント1】
1800m以上で
好走実績が無い馬は
苦しい

→これが東京新聞杯の
大きなポイントです。

近10年の当レースで
馬券圏に走った30頭中、
じつに27頭が、この
東京新聞杯の前までに
「芝1800m以上」で
3着以内に好走した事が
ある馬でした。

 

14年1着馬 ●
14年2着馬 ●
14年3着馬 ●
15年1着馬 ▽
15年2着馬
15年3着馬 ●
16年1着馬 ●
16年2着馬 ●
16年3着馬 ▽
17年1着馬 ●
17年2着馬 ●
17年3着馬 ●
18年1着馬 ●
18年2着馬 ●
18年3着馬 ●
19年1着馬 ●
19年2着馬 ▽
19年3着馬 ●
20年1着馬
20年2着馬 ●
20年3着馬 ▽
21年1着馬 ▽
21年2着馬 ▽
21年3着馬 ●
22年1着馬 ▽
22年2着馬 ●
22年3着馬 ▽
23年1着馬 ●
23年2着馬 ●
23年3着馬

 

芝1800m以上の
●=オープンで、
▽=条件戦で
馬券圏に好走した
実績があった馬です。
このように、印が
付いた馬だらけ。

特に
●印=オープンの
芝1800m以上での
好走実績がある馬が
目立ちます。30頭の
うち19頭が該当。

つまり東京新聞杯=
馬券圏好走3頭のうち
2頭は1800m以上の
オープンで、すでに
好走したコトがある
馬なのです。

逆に、オープンでも
条件戦でも、そんな
距離で好走した実績が
無い馬では苦しい。

東京芝1600m戦=
マイルの距離分以上の
スタミナが要る舞台と
よく言われていますが
東京新聞杯も例外では
ないのです。

いや、他レース以上に
顕著な傾向が出ていると
言っていいでしょう。

冬場のタフな馬場。
しかも近年はメンバーも
揃ってきていますから、
中距離で強靱な実績を
持っているような馬で
ないと厳しい、という
事なのかもしれません。

マイル実績よりも
1800m以上での
好走実績を要チェック、
です。

 

 

【ポイント2】
牝馬の好走が
すごく多い

→近10年の性別・
成績を診てください。
牝馬が絶好調です。

 

牝   複勝率48% 4.4.2.11
牡セン 複勝率16% 6.6.8.107

 

何とトリプルスコア。
ここまで、牡牝別の
成績に差が有る重賞も
珍しいでしょう。

昨年も、牝馬が
2着3着に走りました。

冬期は、
牝馬限定重賞も多く
組まれている時期。

にもかかわらず
あえて牡馬混合の
東京新聞杯に牝馬が
出てくるという事は、
陣営が牡馬相手でも
通じると診ている
ワケですし、適性の
高い馬を選りすぐって
送り込んできている、
とも言えるでしょう。

ゆえに、勝負気配も
高いでしょうから
牝馬の好走が増える
現象は必然なのかも
しれません。今年も
牝馬は要マーク。

 

 

【ポイント3】
好走牝馬の共通項

→上記ポイント2で
お伝えした、近10年の
好走牝馬10頭のうち、
18年以降の8頭は全て、
ノーザンファームの
生産馬でした。
「主流派」の牝馬が
実力を発揮できている
レースと言えます。

 

 

【ポイント4】
栗東Cウッド組は
苦しい?

→近6年の当レースの
最終調教の場所別・
成績を診てください。

 

美浦 坂路   複勝率40% 1.0.3.6
   ウッド  複勝率22% 3.3.2.29
栗東 坂路   複勝率17% 2.3.1.30
   Cウッド 複勝率 0% 0.0.0.8

 

このように、栗東の
Cウッド組が全滅。

昨年も
ジャスティンカフェ・
マテンロウオリオン・
プリンスリターンが
着外に沈みました。

逆に、美浦坂路組が
かなり好成績ですが
コレは全て改修前の
実績。回収後の美浦の
坂路で追ってきた馬が
今年、どんな結果を
残すかにも注目です。

 

 

【ポイント5】
明け4歳馬が強い

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
このように4歳馬の
成績が優秀です。

 

4歳  複勝率33% 4.5.4.27
5歳  複勝率26% 2.3.5.29
6歳  複勝率16% 4.1.1.31
7歳上 複勝率 3% 0.1.0.31

 

 

【ポイント6】
オープン特別の
経由馬が極端に不振

→近10年出走馬の、
前走レースの格別・
成績を診てください。

 

G1    複勝率39% 5.3.2.16 
G2    複勝率20% 0.0.3.12
G3    複勝率16% 1.3.4.42
オープン  複勝率10% 0.3.1.38
3勝クラス 複勝率39% 4.1.0.8

 

このように前走で
オープン特別を
使ってきた馬が
極端に不振です。

東京新聞杯での
前走オープン特別組=
ニューイヤーSなど
メンバーが手薄な
時期に行われる
低調なオープン戦を
使ってきた馬という
コトになるため、
必然的に重賞経由馬や
3勝クラスを勝ってきた
上がり馬に対して分が
悪くなるのでしょう。

 

 

【ポイント7】
穴馬の血統面の
「共通項」

→2020年以降に
5番人気以下で
馬券圏に好走した
5頭の「父」を
診てください。

 

20年2着馬 6番人気  ハーツクライ産駒 
20年3着馬 5番人気  非サンデー系
21年1着馬 5番人気  非サンデー系
21年2着馬 12番人気  ハーツクライ産駒 
23年3着馬 6番人気  非サンデー系

 

このように、父が
非サンデー系の馬・
ハ-ツクライ産駒で
占められているのです。

距離分のスタミナが
要るタフなレースゆえ、
スタミナ要素も強い
それらの筋を父方に
持つ馬が、人気以上に
好走できているのかも
しれません。

 

 

以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

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東京新聞杯 ポイント1・3 該当馬

【ポイント1/1800m以上で好走実績ナシ】 ▼軽視馬として 8頭
  アヴェラ-レ
  ウンブライル
  カルリーノ
  セッタレダスト
  ダノンタッチダウン
  トゥートジボン
  ドルチェモア
  ライトクオンタム

【ポイント3/ノーザンファーム生産の牝馬】 4頭
  アヴェラーレ
  ウンブライル
  コナコースト
  ラヴェル

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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