『きさらぎ賞2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「きさらぎ賞」の
穴馬探しを
お届けします。

きさらぎ賞は
2月4日(日)に
今年は京都に舞台を
戻して行われる
芝1800mの3歳重賞。

早速、当レースの
ポイントを
6つお伝えします。

なお
2021年~2023年は
中京で行われました。

 

 

【ポイント1】
格下馬での
穴狙いが妙味?

→京都で行われた
2020年まで10年間の
結果からお伝えします。
ポイント2以降も同様。

2020年まで10年間の
きさらぎ賞に出走した
全馬の前走クラス別・
成績を診てください。

 

重賞    複勝率33% 3.0.4.21
オープン  複勝率40% 2.0.0.3
1勝クラス  複勝率41% 4.7.3.20
未勝利戦  複勝率46% 0.2.3.6
新馬戦   複勝率15% 1.1.0.11

 

このように複勝率が
良いのは、前走で
「格下」の未勝利戦、
1勝クラスを使って
きた馬。

特に未勝利戦勝ち馬の
成績が目をひきます。

しかも、好走した
前走未勝利V馬の5頭は
下記のように低人気。
妙味じゅうぶんの馬が
大半でした。

 

11年2着 8番人気 リキサンマックス
12年3着 2番人気 ベールドインパクト
13年2着 5番人気 マズルファイヤー
14年3着 6番人気 エイシンエルヴィン
18年3着 5番人気 ラセット

 

未勝利戦を勝ってきた
直後の馬=人気的に
ナメられる傾向が強く
格好の穴の狙い所と
化している印象です。

 

 

【ポイント2】
京都に戻れば
父ディープ系に
大注目?

→2020年までの10年で
ディープ産駒は26頭が
出走して(5.6.3.12)、
じつに複勝率54%。

2020年も2・3着が
ディープ産駒でした。

さらに出走26頭の
うち、20頭が掲示板。
掲示板率は77%。

つまり、当レースで
ディープ産駒=全く
崩れていないという
コトなのです。

クラシック本番を
ニラむ馬が序盤から
じっくり進めるコトが
多いうえに、舞台も
京都外回りですから
道中スローペースから
よーいドンの形になる
確率が高め。よって、
ディープならではの
「スローで溜めて
瞬発力&キレ勝負」が
通じやすいのでしょう。

今年はもう
ディープの直仔は
いませんが、キレる
脚を繰り出せそうな
父ディープ系の馬には
注目したいと思います。

 

 

【ポイント3】
逃げた馬の好走が
すごく多い

→10年間で逃げた馬が
(1.3.1.5)。1着こそ
少ないですが、粘って
馬券圏には残します。
顔ぶれは以下の通り。

 

11年2着 リキサンマックス  8番人気
12年9着 アルキメデス    5番人気
13年2着 マズルファイヤー  5番人気
14年2着 バンドワゴン    1番人気
15年6着 ネオスターダム   5番人気
16年5着 オンザロックス   8番人気
17年7着 タガノアシュラ   4番人気
18年1着 サトノフェイバー  4番人気
19年3着 ランスオブプラ-ナ 6番人気
20年4着 ギペルディ     3番人気

 

前述したように
道中スローで流れる年が
多いレースですから、
逃げた馬が余力を残して
圏内に残れる可能性が
高いのでしょう。

また上記のように
低人気馬も多いですので
穴党も、逃げそうな馬に
注目する作戦は有用です

 

 

【ポイント4】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい?

→2020年まで10年の
キャリア別・成績を
診てください。

 

1戦   複勝率15% 1.1.0.11
2戦   複勝率53% 4.4.1.8
3戦   複勝率50% 3.3.5.11
4戦   複勝率32% 1.2.3.13
5戦   複勝率33% 1.0.1.4
6戦以上 複勝率 0% 0.0.0.16

 

このように
6戦以上のキャリアを
積んできた馬が全滅。

3歳早期のこの時点で
すでに沢山のレースを
走ったうえで、かつ
ココに出てくるような
馬では、そもそもの
上積みにもう乏しく、
好走できる可能性も低い、
というコトでしょう。

 

 

【ポイント5】
前走中山出走馬が
全滅

→2020年まで10年で
(0.0.0.11)と全滅。

年末の中山に遠征、
そこから短い間隔で
ココに出てくることで
反動等が残っている
関西馬、そもそもの
実力レベルが低い
関東馬によるこの
低調な成績と診ます。

 

 

【ポイント6】
関東馬について

→2010年まで10年で
関東馬は(1.1.0.4)。
ただ、中京で行われた
近3年は(0.0.1.8)と
不調です。13年間の
合計は(1.1.1.12)
複勝率20%。今年は
関東馬が上位人気で
出てくる見込みですが
どうでしょうか。

 

 

以上の点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

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きさらぎ賞   ポイント2・3 該当馬

【ポイント2/父ディープ系】 3頭
  インザモーメント
  ジャスティンアース
  ナムラエイハブ

【ポイント3/逃げた経験がある馬】 1頭
  ヴェロキラブトル

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

データ競馬:TARGET frontier JV


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