『弥生賞ディープ記念2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「弥生賞・
ディープ記念」の
穴馬探しを
お届けします。
「弥生賞・
ディープ記念」は
3月3日(日)に
中山2000mで行われる
皐月賞トライアル。
今年は例年以上の
好メンバーがこの
レースから始動します。
2024年クラシックへ
見逃せない一戦と
なりました。
早速、当レースの
レース傾向を幾つか
お伝えしましょう。
【ポイント1】
ユルめの流れになり
速い上がりが
活きやすいレース
→弥生賞はユルめに
流れるケースが多く、
ラストは上がり勝負に
なりがち。
最後に速い上がり脚を
出した馬が好走する
傾向が顕著です。
近10年の出走全馬の
「上がり3H順位別」の
成績を診てください。
上がり上位馬の成績が
非常に堅調です。
上がり1位 複勝率67% 3.4.1.4
上がり2~3位 複勝率60% 4.3.5.8
上がり4~5位 複勝率33% 2.1.4.14
上がり6位以下 複勝率 5% 1.2.0.54
ですから、前走で
「上がり最速」を
マークしてきた馬は
信頼度が上がります。
実際に「該当馬」は
近10年(6.5.2.18)、
複勝率42%をマーク。
なお、本番の皐月賞は
一転して速い流れに
なるコトが多く馬場も
消耗していますから
タフなレース。ヌルい
流れが多い弥生賞との
直結度は低めです。
弥生賞好走馬=
皐月賞よりも(溜めて
末勝負の)ダービーで
よく好走するのは、その
点も関係あるのでしょう。
【ポイント2】
新馬・未勝利戦の
経由馬が通じない
→タイトルどおり。
最近はクラシックに
直行する素質馬が増え、
トライアルの価値が
下がり気味ですが、
それでもさすがは
弥生賞。
新馬戦・未勝利戦を
勝ってきたばかりの
馬が、ほとんどと
言っていいほど
通用していません。
近10年の前走別・
成績を診てください。
新馬未勝利戦 複勝率 6% 0.1.0.17
1勝クラス 複勝率14% 2.2.0.24
オープン特別 複勝率30% 2.1.0.7
重賞(G1以外)複勝率26% 4.2.2.23
重賞(G1) 複勝率70% 2.5.7.6
このように新馬戦、
未勝利戦を勝ってきた
ばかりの馬の好走は
わずか1頭だけです。
複勝率もかなり低調。
対して
前走G1出走馬は
なんと複勝率70%。
きわめて堅調ですが
ただし勝ち切れて
いないのも事実です。
前走G1出走馬=
実績十分で賞金も
持っているケースが
多いですから弥生賞は
叩き台で出走→堅実に
走るものの2着3着に
取りこぼすケースも
多いのでしょう。
【ポイント3】
前走凡走馬の
「巻き返し」が
ほとんど無い
→近10年の前走の
着順別・成績を
診てください。
前走1~5着 複勝率33% 10.9.9.57
前走6着以下 複勝率 8% 0.1.1.22
このように、前走の
レース格に関わらず
前走で大崩れした馬は
ほぼ信用できません。
重賞を走ってきた馬でも
条件戦から上がってきた
馬でも、クラシックの
トライアル前の段階で
一旦崩れたような馬では
そもそも好走は無理と
いうコトなのです。
【ポイント4】
キャリアが多すぎる
馬では苦しい
→近10年の当レースの
キャリア別・成績を
診てください。
キャリア1走 複勝率14% 0.1.0.6
キャリア2走 複勝率41% 3.2.2.10
キャリア3走 複勝率34% 3.4.4.21
キャリア4走 複勝率30% 3.1.2.14
キャリア5走 複勝率19% 1.0.2.13
キャリア6走上 複勝率13% 0.2.0.13
このように、
すでに6走以上を
消化しているような
馬では厳しいのが
当レースです。
【ポイント5】
内枠の馬が
意外に苦戦
→近10年で1番枠~
3番枠が(1.0.5.24)。
複勝率こそ20%ですが、
連対した馬は1頭しか
いません。しかも
2番人気の人気馬でした。
【ポイント6】
大型馬は厳しい?
→当レースは意外に
パワー勝負ではなく
緩流から末脚比べ。
ですからパワー寄りの
大型馬では対応的に
厳しい面があります。
実際に、近10年で
520キロ以上の馬は
(0.0.1.6)と連対が
1度もありません。
今年の出走馬では
サンライズジハングが
前走516キロで最重量。
今回520キロに届けば
懸念材料となります。
【ポイント7】
ジョッキーの
継続騎乗がカギ?
→近10年の前走からの
「乗替りの有無別」の
成績を診てください。
あり 複勝率19% 4.3.3.43
ナシ 複勝率36% 6.7.7.36
大事なクラシックの
トライアルホ迎えて、
ジョッキーが替わる
ような状況の馬では
信頼度が低い、と
いうコトなのでしょう。
乗替りナシの馬の
アベレージが優秀です。
以上7点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
———–
弥生賞ディープ記念 ポイント1・7 該当馬
【ポイント1/前走上がり最速】 4頭
コスモキュランダ
サンライズジパング
ダノンエアズロック
トロヴァトーレ
【ポイント7/前走と同じジョッキーが騎乗予定】 6頭
アドミラルシップ 戸崎
エコロレイズ 菅原明
サンライズジパング 武豊
シュバルツクーゲル 西村淳
シリウスコルト 三浦
ファビュラススター 横山武
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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