『函館スプリントS2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「函館スプリントS」の
穴馬探しを
お届けします。
いよいよ来週から
夏の北海道開催が
スタートします。
9月1日(日)まで
今年も函館6週+
札幌7週の計13週。
函館スプリントSは
6月9日(日)に、
函館で行われる
芝1200mのG3重賞。
さっそく当レースの
ポイントを記します。
なお東京五輪2020が
2021年に施行された
関係で、2021年のみ
このレースは札幌で
行われました。
そのため下記データの
「近10年」は、全て
2021年を除いた
函館開催の近10年の
結果となります。
(2013~2020年、
および近2年)
【ポイント1】
函館競馬における
調教注意ポイント
→開幕週ですので
まずは函館競馬全般に
まつわる基本データを
お伝えしておきます、
下記データを
診てください。
函館 複勝率25% 187.187.183.1666
美浦+栗東 複勝率12% 7.3.4.104
コレは、今年と同じ
夏の日程で行われた
2020年・2022年・
2023年の函館競馬、
それぞれ序盤3週の
全出走馬における、
最終調教コース別・
成績です。
このように美浦や
栗東のトレセンで
最終調教を施された
うえで函館競馬場へ
直前入厩で運ばれて
出走した馬の成績が
かなり低調です。
東西トレセンで
調教を施されてから
馬運車+フェリーに
長時間揺られて函館に
入り、ひと息をつく
間も無く出走するのが
直前入厩(直入)馬。
体力的に、厳しいに
決まっています。
函館スプリントSに
限らず全馬について、
直前入厩馬の評価を
一枚下げることが、
函館競馬を予想する
際の1手目となります。
【ポイント2】
距離短縮馬を
要マーク
→近10年の
前走距離別・戦績を
診てください。
このように
距離短縮馬が優勢。
前走から
距離延長 複勝率14% 1.1.0.12
同距離 複勝率19% 4.5.5.61
距離短縮 複勝率25% 5.4.5.41
洋芝スプリント戦=
距離ぶん以上の
スタミナが活きやすい、
とは言えそうですが、
そもそもマイル路線から
今の時期にローカルの
短距離戦線に転じれば
力的に優位、という面も
あるのかもしれません。
【ポイント3】
3・4歳狙いが
まずは良策
→近10年の馬齢別・
戦績を診てください。
3歳 複勝率37% 3.2.2.12
4歳 複勝率33% 2.2.4.16
5歳 複勝率15% 3.2.2.39
6歳上 複勝率14% 2.4.2.49
このように3・4歳が
圧倒的に優勢。5歳に
なると一気に苦戦です。
出走数は5歳以上が
圧倒的に多いですが
少数精鋭で臨んでくる
若て馬が毎年のように
好結果を出している
コトになります。
【ポイント4】
前走オープン特別、
G3重賞組が不振
→近10年の
前走クラス別・成績を
診てください。
G1 複勝率27% 5.2.5.32
G2 複勝率23% 2.0.1.10
G3 複勝率 9% 0.1.0.10
オープン 複勝率16% 2.6.3.57
条件戦 複勝率30% 1.1.1.7
このように、
前走でオープン特別、
G3重賞を使ってきた
馬が不振です。逆に
G1・G2組が好況。
ローカルG3重賞でも
「格」が効いている
ことが分かります。
【ポイント5】
ミスプロ系に注目
→函館開催の年は
父ミスプロ系の馬が
よく連対するのも
当レースの特徴。
函館開催の近5年で
診ると連対10頭中、
7頭が該当馬です。
18年 1着 父ミスプロ系
18年 2着
19年 1着 父ミスプロ系●
19年 2着
20年 1着 父ミスプロ系●
20年 2着 父ミスプロ系
22年 1着
22年 2着 父ミスプロ系●
23年 1着 父ミスプロ系●
23年 2着 父ミスプロ系●
(●キングマンボ系)
しかも7頭の
人気順は3・5・1・
10・7・3・5と
けっこう妙味アリ。
穴はミスプロから。
特にキングマンボ。
当レースの穴血統に
おける基本事項です。
【ポイント6】
近況不振馬の復活が
多い
→近10年に好走した
30頭のうち、前走で
「2ケタ着順」に
大敗していた馬が
12頭も占めています。
これは、明らかに
他の重賞レースよりも
多いアベレージ。
洋芝、函館滞在など
前走までと「条件」が
ガラッと変わるため
高適性馬の一変がよく
起こるレース、という
コトなのでしょう。
函館スプリントS ポイント2・5 該当馬
【ポイント2/距離短縮馬】 5頭
ウイングレイテスト
キミワクイーン
スコールユニバンス
セッション
プルパレイ
【ポイント5/父ミスプロ系】 7頭
オタルエバー
カイザーメランジェ
キミワクイーン
サトノレ-ヴ
ジュビリーヘッド
スコールユニバンス
ゾンニッヒ
投稿者プロフィール

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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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