『マーチSの穴馬探し予想PART1』シベリアン

「マーチS」の
穴馬探しをお届けします。

マーチSは
3月25日(日)に中山で
行われるダート重賞です。

さっそく、マーチSの
ポイントをお伝えしましょう。

【ポイント1】
軽ハンデ馬が
あまり走らない

→タイトルどおり。
マーチSはハンデ戦ですが、
軽ハンデ馬が不振です。

近10年(阪神で行われた
2011年は除く)出走全馬の
ハンデ別成績を診て下さい。

53キロ下 複勝率00%  0.0.0.11
54キロ  複勝率12%  1.1.1.23
55キロ  複勝率20%  3.3.2.32
56キロ  複勝率26%  2.4.4.29
57キロ  複勝率14%  2.1.1.25
58キロ超 複勝率38%  2.1.2.8

最も低アベレージなのが
53キロ以下。次いで
低調なのが54キロ。

逆に、最も高アベレージが
58キロ超。次いで
好成績なのが56キロ。

つまりハンデが重いほど
好走確率が高く、軽いほど
好走確率が低いのです。

ハンデ戦なのになぜ…と
いう感じですが、当レースは
流れが厳しくなりますので
重い斤量を背負わされている
実績馬の実力・キャリアが
活きているのかもしれません。

【ポイント2】
ベテラン馬でも走れるが
6歳は〇、7歳は×

→ベテラン馬が強いのが
ダートのオープンクラスの
特徴の一つですが、この
マーチSでも6歳馬の活躍が
目につきます。

近10年(阪神で行われた
2011年は除く)出走全馬の
馬齢別成績は下記のとおり。
6歳馬が奮闘しています。

4歳   複勝率23%  2.4.2.27
5歳   複勝率18%  2.0.5.31
6歳   複勝率23%  3.5.2.33
7歳上  複勝率12%  3.1.1.37

ただし、7歳を超えると
アベレージは一気にダウン。
ソコソコのメンバーが揃う
うえに、コース形態的に
淀みなく流れる比較的タフな
レースですから、7歳超では
さすがに体力的に厳しくなる
面があるのでしょう。

【ポイント3】
大外枠>最内枠

→近10年(阪神で行われた
2011年は除く)出走全馬の
枠別の成績を診てください。

1枠 複勝率15%  0.0.3.17
2枠 複勝率30%  2.3.1.14
3枠 複勝率16%  0.2.1.16
4枠 複勝率10%  0.1.1.18
5枠 複勝率10%  0.1.1.18
6枠 複勝率15%  3.0.0.16
7枠 複勝率10%  1.0.1.18
8枠 複勝率45%  4.3.2.11

小回り中山ダート1800mゆえ
1枠=先手を取りやすくて
有利とつい思いがちですが、
当レースはメンバーが揃って
テンが速く流れるため、
最内枠の馬がハナヘ行かず
のんびり構えていると外から
次々に被せられ、揉まれたり
位置を下げることが多い事が
不振に繋がっているのでしょう。

ゆえに、その「逆」=
速い流れを外から見ながら
自然流でジワッと行ける
8枠馬の成績が当レースで
良いのだと思います。

脚質や馬のタイプによって
理想枠は変わってきますが
枠の「並び」はしっかり
意識したい一戦です。

以上3点を鑑みた上で、
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。