『マイラーズCのデータ考察』西城つよし
おはようございます。
今回は明日の第49回読売マイラーズカップについて、
調べてみました。
このレースは京都芝1600mで行われます。
このコースはスタートからコーナーまでの距離が長く、
3コーナーにある高低差4.3mの坂が大きな特徴。
このコーナーで勢いをつけ一気に下り、
最後の404mの直線に臨むので、
やはり京都コースではスピード、瞬発力に優れている馬の、
好走が目立ちます。
そんなマイラーズCのデータ報告。
まず重要になる枠から。
内枠では2枠3勝、外枠では8枠の5勝と、
過去10年では2枠、8枠に入った馬の勝率が高い。
内枠は距離ロスがないのと、
外枠では坂の勢いを利用し、
そのままスピードに乗れるのが要因と思われますね。
京都競馬場ということもあり、
ここ10年は関西馬の9勝と優勢は変わらず。
そして今回と同距離の馬は4勝、
短縮した馬の5勝と距離延長した馬の勝率が低いので、
ここは押さえておきたいポイントになりそうです。
間隔にも注目したいデータがありました。
過去10年、前走から中4週以内の馬は【0.4.1.64】と、
苦戦傾向にあり、
逆に5週~25週のゆったりローテの馬は、
【10.6.9.62】と明らかに差が出ています。
前走にも目を向けてみると、
過去10年では前走2着以下の4勝、
5着以下の6勝とこれも興味深いデータ。
ここ5年でも3頭が、
前走5着以下となってしまったが、
しっかり立て直し勝利しているので、
前走で凡走に終わってしまった馬も、
侮れないかもしれません。
出頭メンバーでは、
昨年の当レースの2着馬エアスピネルや、
マイルCSで3着だったサングレーザー、
さらには京都金杯を、
上り3ハロンをメンバー最速の速さで勝利した、
ブラックムーン、
そして阪急杯2着のモズアスコットにも注目が、
集まりそうですね。
毎年、好メンバーが揃うマイラーズC、
今年はG1馬の参戦はありませんが、
重賞実績のある馬が多数参戦。
しかしデータを見ると、
中穴馬も狙えそうなレースなので、
楽しみが広がりそうなきがして、
今からワクワクがとまりませんが、
興奮を落ち着かせて週末に臨みたいと思います。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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