『札幌記念のデータ考察』西城つよし
おはようございます。
今回は明日に行われる第54回札幌記念の、
10年データを調べてみました。
昨年は6番人気のサクラアンプルールが見事に1着になり、
2着には12番人気のナリタハリケーンが入り、
馬連37670円とリッチ配当になりましたね。
今年は好メンバーが揃っただけに、
昨年同様、予想が難しくなりそうです。
まずは前走着順から見ていきましょう。
前走1着 【1-3-2-15】
前走2着 【2-1-2-10】
前走3着 【2-2-1-8】
前走4着 【0-0-0-12】
前走5着 【0-0-0-8】
前走6~9着 【5-3-1-33】
前走10着以下【0-1-4-28】
前走で馬券に絡んでいる馬の強さはもちろんですが、
注目は6着以下の掲示板に入っていない馬の成績ですね。
特に6着~9着の馬の連対率は、
前走で好走した馬たちと変わらない数字を出しています。
札幌ということもあり、
洋芝の適性も関係してくるので、
前走凡走してしまった馬たちの、
巻き返しはあるとみて良さそうです。
次に前走場所別成績。
札幌【1-0-1-16】
函館【4-3-3-43】
東京【2-3-2-19】
京都【0-0-1-4】
阪神【2-2-2-9】
海外【0-2-0-6】
こうして見ると、
前走同会場の札幌で走った馬と、
京都を使ってきた馬の成績が良くありません。
同じ洋芝を使用している函館、
そして阪神と東京で走ってきた馬には注目が必要です。
次は前走クラス別成績。
G1【3-4-6-19】
G2【0-1-0-9】
G3【7-3-4-58】
OP特別【0-0-0-14】
条件戦【0-0-0-7】
結果は、
G1組とG3組の勝率はほぼ変わりませんでしたので、
やはり格の高いクラスを中心に考えたほうが良さそうですね。
最後に年齢別成績。
3歳【1-1-1-8】
4歳【3-1-1-23】
5歳【3-4-5-28】
6歳【3-1-1-25】
7歳【0-1-2-15】
中心は4歳~6歳で、
特に5歳馬の複勝率は30%でしたので、
積極的に狙っていくべきですかね。
以上が札幌記念の10年データ考察になります。
今年は骨折後9カ月ぶりに登場するダービー馬マカヒキや、
16年度覇者ネオリアリズム、
昨年覇者サクラアンプルールや、
他にも実力者が多く揃いました。
この非常に楽しみなメンバーが揃った北の大地を制し、
いい形で秋を迎えられるのは、
果たしてどの馬になるでしょうか。
それではまた。
投稿者プロフィール
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多角的な検証を得意とする競馬研究家
レースの有利不利を、次走の予想に繋げる馬券術には定評がある。持ち前の探究心から、多角的な検証を得意としている。競馬最強の法則にも掲載され、いま注目されている競馬研究家。
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