『根岸Sの穴馬探しPART1』シベリアン

「根岸S」の穴馬探しを
 お届けします。

 東日本の競馬は、次週末から
開催が東京に移ります。

 根岸Sは、日曜に
東京ダート1400mで行われる
G3重賞です。勝ち馬には
 フェブラリーSの優先出走権が
与えられます。

 早速、根岸Sで留意すべき
 ポイントについて
 お伝えしましょう。

 【ポイント1】
 「マイル以上での好走実積」が
欲しいレース

→タイトルどうり。
 近5年の3着以内好走馬15頭の
 うち12頭が、根岸S前の時点で
「ダート1600m以上」での
連対実績をすでに持っていた
馬でした。

 根岸Sはテンから800mを
速いラップで駆け抜けて、
あとはゴールまで徐々に
失速していく前傾ラップ戦に
 なることが多いレース。
かつ短い距離の間に坂を
2度登りますから、レースの
中身は相当にタフです。

ですので、できれば馬自身が
「1400mの距離ぶん」以上の
 スタミナをしっかり備えていて、
かつ実際にマイル以上の距離で
 すでに好走実績があるような
「スタミナOK」タイプの馬の
馬のほうが有利、ということ。

 純粋なスプリンターのような
馬では、なかなかゴールまで
持たないレースなのです。

 【ポイント2】
 前走から「距離延長」の馬は
厳しい

→上記【ポイント1】とも
関連する内容ですが、前走から
距離を延ばして出走してきた
馬の成績が下記のように良く
 ありません。

 近10年の当レース出走全馬の
「前走の距離」別の全成績を
診てください。

●前走1300m以下 複勝率12% 1.4.2.52
 ●前走1400m   複勝率20% 3.5.4.49
 ●前走1500m以上 複勝率28% 6.1.4.28

キレイに「前走の距離が
長かった馬ほど成績が良い」
 傾向が現れています。

 上記【ポイント1】でも
記しましたが、根岸Sはとても
 タフなレースですから、直近の
 レースでも「長めの距離を
走っていた」馬のほうに
 アドバンテージがある、と
 いうことなのでしょう。

 次項PART2では、その他の
 ポイントについて記します。

PART2に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。