『第42回 帝王賞(JpnI) 予想』斉藤イサオ

直前にルヴァンスレーヴ、ゴールドドリームの2頭が回避となったのは残念ですが、それでも上半期のダート競走のグランプリレースに相応しいメンバーが揃いました。
過去10年ではJRA9勝、地方1勝とJRA勢が圧倒的に優位となっています。また、2、3着までを見ても過去10年で地方馬はフリオーソとハッピースプリントの2頭が馬券になったのみです。
1番人気は勝率30%と決して高くはありませんが、連対率80%と軸として信頼度の高い数字を残しています。
推奨馬は3頭になります。

 

  • 4枠5番オメガパフューム
    前走の平安Sは59㎏を背負っての出走で着順こそ3着でしたが最後は伸びて来ていましたので叩きのレースとしては評価出来る内容でした。今回は昨年の東京大賞典で1着、JDDではルヴァンスレーヴの2着と2戦して連対を外していない好相性のコースを2㎏軽い57㎏でレース出来るのは同馬にとってプラスになり、また、前年の東京大賞典1着馬が好走する傾向もありますので軸馬として同馬を推奨します。
  • 7枠11番インティ
    前走のかしわ記念は3コーナーの早い段階でオールブラッシュに迫られて厳しい展開の中でも2着を確保出来たのは能力が高い事を証明したレースで負けはしましたが、強い内容でした。今回は初のナイター競馬に初距離となります。前走も初の地方でで負けするレースとなりました。当日の状態には注意を払う必要がありますが、高い能力を持っている事は確かですので、同馬を推奨します。
  • 6枠10番ミツバ
    今年の川崎記念ではケイティブレイブを破りJpn1を勝利しましたが、ダイオライト記念では4着だったように好走するタイミングを掴むのが非常に難しい同馬ですが、2017年のJBCクラシックでは7番人気で3着に来ており大井自体は決して苦手なコースではないと思います。展開云々ではなく道中いかに気分よく走れるかがポイントになる事は間違いないですが、今回は人気もあまり集めていないようでしたら狙いたい1頭として同馬を推奨します。

 

ダイオライト記念、平安Sを連勝して臨んでくるチュウワウィザードは上位争いも可能な存在で押えておきたい1頭として、また地方馬からは大井記念で好走を見せたモジアナフレイバー、門別では敵なしのスーパーステションが今回のメンバー相手にどこまで食い込めるかにも注目したいです。

今回の予想は以上となります。
次回は7月4日(木)第23回スパーキングレディーカップ(JpnⅢ)の予想をお届けします。

投稿者プロフィール

斉藤イサオ
斉藤イサオ
常識にとらわれない南関コンピ職人
南関コンピをベースに、過去のレース傾向、騎手の成績、持ち時計などのファクターを駆使して予想を組み立てる職人。馬券は本命重視で、過去データの扱いに長けている。

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