『第21回 ジャパンダートダービー(JpnI) 予想』斉藤イサオ

南関東クラシック最終戦はDG競走として3歳ダート路線の頂点を決める1戦です。過去10年ではJRA所属馬が8勝、地方馬が2勝とJRA勢が有利となっています。1番人気は過去10年で1着4回、2着2回、3着1回で連対率は60%です。また、8番人気以下は馬券圏内に来ておりません。例年であれば中心はユニコーンSの上位馬ですが、今年は出走してきていませんのでJRA所属馬であればダート1800m以上で勝利実績のある馬、地方馬は東京ダービー連対馬を中心視したいです。
推奨馬は3頭になります。
- 7枠12番クリソベリル
デビューから3戦負けなしで前走の兵庫チャンピオンシップもスタート良く好位につき余裕の手応えで5馬身差の完勝でした。また、大型馬ながら園田の小回りコースにも対応出来たのは評価していい内容でした。3戦全てで余力を残しての勝利を見せており底を見せていませんので今回どういったレースを見せてくれるのか楽しみな1頭と思っています。 - 3枠3番ロードグラディオ
デビューから芝のマイル路線で2勝を挙げておりユニコーンSは除外になりましたが、前走のリボン賞は初ダートでしたが2番手の好位からレースを進めて勝利してダートもこなせる適性を示しました。今回は初の距離、ナイター競馬となりますので当日の状態次第ではありますが上位争い可能な1頭とみていますので同馬を推奨します。 - 4枠5番デルマルーヴル
昨年の全日本2歳優駿は2着、2走前のヒヤシンスSは唯一の57㎏を背負っての3着、前走はドバイのUAEダービーに挑戦して4着と昨年の全日本2歳優駿で上位にきたJRA勢の中では今年に入っても唯一健闘している1頭といえます。3歳馬の海外帰りからの1戦となりますので当時の状態がポイントとなりますが、魅力ある鞍上でもありますので同馬を推奨します。
推奨馬以外の注目馬としては東京ダービー上位馬3頭、伏竜S1着のデアフルーグの4頭は上位争いに食い込める可能性はありますので押さえたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は7月17日(水)第9回習志野きらっとスプリント(SⅡ)の予想をお届けします。
投稿者プロフィール

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常識にとらわれない南関コンピ職人
南関コンピをベースに、過去のレース傾向、騎手の成績、持ち時計などのファクターを駆使して予想を組み立てる職人。馬券は本命重視で、過去データの扱いに長けている。
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