『新潟2歳ステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「新潟2歳S」の
穴馬探しをお届けします

新潟2歳Sは
8月25日(日)に
新潟芝1600mで行われる
2歳重賞です。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
道中スローからの
よーいドンゆえに…

→前半はスローで流れ、
658mの直線で全馬が
一斉に「よーいドン」。
新潟2歳Sでの恒例の
流れです。

つまり、658mの直線で
速い脚を使った馬の勝ち。

つまり「上がり3ハロンの
タイムが速かった馬」が
分かりやすく好走します。

実際に近10年の当レースの、
上がり3ハロンの速さ別の
成績を診てください。
上がり1位&2位の馬が
全勝&16連対しています。

上がり1位の馬 複勝率90% 5.3.1.1
上がり2位の馬 複勝率75% 5.3.1.3
上がり3位の馬 複勝率40% 0.2.2.6
上がり4位以下 複勝率 6% 0.2.6.126

前走で「速い上がり」を
使って勝ってきた馬が
多く出走する一戦だけに、
今回どの馬が最速級の
上がり脚を使ってくるか
推察するのはカンタンな
作業ではありませんが
各馬のこれまでの走りの
内容、レースレベル比較、
時計の比較、ラップ比較、
今レースへの上積み度、
適性面、血統等を様々に
勘案したうえで「今回の
レースで速い脚を使って
きそうな馬」を多角的に
察する作業が有用になると
言えましょう。

【ポイント2】
前走「ダリア賞」組が
大不振

→近10年の前走別成績を
診てください。前走で
ダリア賞を使ってきた馬の
不振ぶりが目につきます。
新馬&未勝利組より低調。

新馬   複勝率22% 7.6.8.75
未勝利  複勝率17% 2.3.1.29
ダリア賞 複勝率 8% 1.1.0.24

ダリア賞組=ダリア賞で
「好走」してきた馬が
多いワケですが、新潟の
内回り1400mコースで
行われるうえに少頭数、
平均ペース的に流れる
ことも多いダリア賞と、
外回りのマイルでしかも
多頭数になり、スローから
よーいドンで終いの脚を
競い合う新潟2歳Sでは、
好走のために求められる
資質がまったく「逆」。

ですから前走ダリア賞で
好走した履歴=かえって
「負の履歴」となるワケで、
ゆえにこの低調ぶりに
繋がっているのでしょう。

【ポイント3】
前走「東京」出走組に
要注意!

→当レース通算(1.3.2.9)。
複勝率40%と、他場経由の
馬よりかなり優秀です。

新潟などよりも「出走馬の
レベル」が高いのが、夏の
東京の2歳新馬戦。そんな
レースを勝ち上がってきた
馬には相応の評価が必要と
いうワケです。

【ポイント4】
父が非サンデ-系、
グレイソヴリン持ちの馬が
よく穴をあける

→2011年以降の当レースで
6番人気以下で好走した
「穴馬」9頭のうち8頭が
父が非サンデ-系、または
グレイソヴリン持ちの
馬でした。

11年3着クイー  9番人気 ▽   
12年2着ノウレ 10番人気 ▽  
12年3着サウン  9番人気 ▽   
13年3着ピーク  6番人気 ▽◆ 
14年3着ニシノ  6番人気 ▽  
15年2着ウイン 12番人気 ◆  
15年3着マコト  8番人気 ◆ 
16年2着オーバ  6番人気 ▽
18年3着ジョデ  8番人気 (下記参照)

▽=父が非サンデー
◆=グレイソヴリン持ち   

人気が低めの「力量的に
劣る馬」がこのレースで
好戦するためには、キレや
瞬発力だけでなく高次元の
スピードを持続するための
パワーが必要=パワーの
含有量が豊富な馬が多い
父系が非サンデー馬の馬、
あるいはグレイソヴリンの
血を備える馬が穴を空ける
有資格馬となりやすい、と
いう事なのでしょう。

昨年は8番人気で3着の
ジョディーが当項目に
該当しない血統でしたが
父がダイワメジャーで、
母父がモンズンという
鈍重スペシャル配合。
やはり、パワー含有量の
多い血統の馬が狙い目、
という事なのです。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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