『みやこステークス2019の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「みやこS」の
穴馬探しをお届けします。

みやこSは
11月3日(日)に
京都で行われるダート重賞。

中京のダートG1・
チャンピオンズCの
前哨戦となります。

早速、このレースの
ポイントをお伝えします。

【ポイント1】
今年は2年ぶりの「復活」。
そこで、あらためて
留意したいのは…

→昨年はこの週に京都で
「JBC」が施行されたため
みやこSは休止。今年は
2年ぶりの復活となります。

昨年のJBCも、みやこSも、
同じ週に京都のダートで
行われるレースですが、
決定的に違う点があります。

それは、昨年のJBCは
G1ゆえ各馬がそれなりに
仕上げて出てきましたが、
毎年のみやこSでは決して
そうではない、という点。

みやこSには、いわゆる
「叩き台モード」で
出てくる休明けの馬が
けっこう多く、しかも
それらが走らないのが
当レースの特徴なのです。

論より証拠。
みやこSが創設されたのが
2010年ですが、創設以降、
全8年のみやこSに
中12週超の休明けで
出てきた馬は全部で29頭。

その、29頭の全成績を
診て下さい。

10年 ワンダ  6着  7番人気 11ケ月ぶり
10年 ダイシ 11着  3番人気 半年ぶり
10年 ナニワ 12着 11番人気 5ケ月半ぶり
11年 ワンダ  4着  2番人気 5ケ月半ぶり
11年 シャア  9着 12番人気 4ケ月ぶり 
11年 サクラ 11着 12番人気 中12週
11年 エイシ 14着 13番人気 5ケ月ぶり
11年 ゴルト 15着  3番人気 中15週  
12年 ハタノ 10着  2番人気 4ケ月ぶり  
12年 オース 13着 10番人気 4ケ月ぶり
12年 サンラ 14着 13番人気 4ケ月ぶり
12年 ヒラボ 16着  9番人気 5ケ月半ぶり
13年 ローマ  3着  1番人気 4ケ月ぶり 
13年 タイム  8着  9番人気 中13週
13年 オーブ 11着 15番人気 5ケ月ぶり  
13年 サトノ 14着 14番人気 中12週
14年 ニホン  7着  3番人気 4ケ月半ぶり 
14年 ブライ  8着  7番人気 3ケ月半ぶり
15年 ローマ  3着  4番人気 5ケ月半ぶり
15年 アスカ  4着  8番人気 5ケ月半ぶり
15年 マイネ  9着 10番人気 5ケ月半ぶり
16年 グレン  2着  1番人気 中12週
16年 インカ  8着  9番人気 9ケ月半ぶり
16年 マイネ 11着 13番人気 5ケ月半ぶり
17年 ルール  2着  9番人気 4ケ月半ぶり
17年 シャイ  6着 14番人気 4ケ月半ぶり
17年 ローズ  7着  7番人気 中12週
17年 エピカ  8着  1番人気 中12週
17年 アスカ 10着  5番人気 5ケ月半ぶり

上記29頭の成績合計は
なんと(0.2.2.25)。
複勝率14%。

しかも1・2・3番人気が
8頭も含まれているのに、
このヒドさです。

ちなみに中12週以下に
なると(10.8.8.66)、
複勝率28%ですから
ちょうどダブルスコア。

とにかく、休明けの馬が
(たとえ人気の馬でも)
あまり走らないのです。

ダートのオープン戦線は
12月~3月の短期間にGIが
目白押し。その4ケ月間に
3つ以上のGIに出る馬も
珍しくありません。

ですのでダートの場合は
芝のオープン等と比べて
みやこSなどの各前哨戦に
相当な余裕残しで出走して
くるケースが多いのです。
休明けの馬が前哨戦の
当レースで苦戦している
最大の要因はコレです。

また、ダート馬は芝馬に
比べて「休明けを叩いて
少しずつ良くなる馬」が
多いことも、この現象を
助長している面があると
診ます。

ともあれ、これほど
休明けの馬が走って
いませんから休明けの
馬の評価は理屈抜きでも
一枚割り引きたい。

JBCで1年休止した間に
忘れてしまいそうな?
当レースの鉄板傾向ですが
今年は改めて留意したいと
思います。

【ポイント2】
近年、急台頭している
ヴァイスリージェント馬

→近年のみやこSで特に
好成績なのは、組成内に
ヴァイスリージェントの
血を持つ馬です。

直近5回のみやこSで
下記6頭が馬券圏に好走。
2017年は1・2・3着を
独占しました。

14年1着 インカンテーシ 2番人気
15年3着 ローマンレジェ 4番人気
16年1着 アポロケンタッ 4番人気
17年1着 テイエムジンソ 2番人気
17年2着 ルールソヴァー 9番人気
17年3着 キングズガード 3番人気

しかも上記6頭のうち
1番人気馬はゼロ。
そして、6頭中5頭が
「人気以上の着順」に
快走しました。つまり、
配当妙味を求める際にも
ヴァイスリージェントが
要注目の筋となっている
ワケです。

【ポイント3】
昇級初戦の馬は苦しい

→休明けの馬が走らない
当レースですが、とはいえ
メンバーは毎年粒ぞろい。
ですので前走で条件戦を
走っていたいわゆる格下の
馬はあまり通用しません。
全8年通算(0.2.0.13)。

【ポイント4】
ダート重賞なのに
「ベテラン馬」が
あまり強くない

→「活躍期間」が長い
ダートの特にオープンや
重賞戦線は、高齢馬が
よく活躍する分野ですが
このレースは高齢馬が
かなり低調。3・4歳馬の
成績が優秀です。

3歳  複勝率25% 0.3.1.12
4歳  複勝率31% 6.2.1.20
5歳  複勝率17% 1.3.4.40
6歳上 複勝率11% 1.0.2.25

前述したように、この
レースは「先を見据えた
休明けの馬」があまり
走りませんが、高齢馬ほど
鉄砲で走れなくなる馬が
多いですし、みやこSに
参戦してくる3・4歳馬=
同時期開催のJBCなど
大レース参戦への賞金が
現時点で足りていない馬が
多いですから、いわゆる
「本気度」でも高齢馬を
上回っているケースが
多いという事なのでしよう。

以上4点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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