『第19回 JBCクラシック(JpnI) 予想』斉藤イサオ
過去10年でJRA10勝(栗東9勝、美浦1勝)で2、3着でもJRA所属馬が独占しており地方馬が馬券圏内に来たのは2010年のフリオーソが最後となっておりJBC3競争で最もJRA所属馬のみで決まる可能性の高いレースでもあります。人気別でも他のJBCと同じく上位人気が強く1~5番人気までが馬券圏内の中心です。中心となるのは前走日本テレビ盃の3着馬までですが今年は日本テレビ盃出走馬は1頭も出ておりませんので前走であれば帝王賞やシリウスS、ダートグレード競走で勝利実績を持っている馬を中心に予想していきます。
推奨馬は3頭になります。
- 6枠8番チュウワウィザード
デビューから12戦して3着以下が1度もなく複勝率は100%と安定感ではメンバー中最も高く軸には信頼できる成績を残しています。特に昨年の名古屋グランプリからの重賞では全て連対しており、右回りではありますが小回りコースも経験済みで脚質的にも浦和も苦にすることなくレースを進められると思い、前走の帝王賞ではオメガパフュームに敗れましたが浦和でのレースでしたら逆転可能と思いますので同馬を推奨します。 - 7枠9番ロードゴラッソ
前走のシリウスSは4コーナーで先頭に立ちそのまま押し切って勝利して重賞挑戦2戦目で重賞勝ち馬となりました。今回一気に相手が強化されますが、2走前のマーキュリーカップも2番人気で4着と人気を裏切る形にはなりましたが初の地方でのレースでシリウスSと同じようなレースが出来ていましたので評価を下げる内容ではないと思っています。今回は試金石の1戦にはなりますが、ここ2走と同じようなレースが出来れば勝負にはなると思いますので同馬を推奨します。 - 3枠3番オメガパフューム
昨年の東京大賞典、今年の帝王賞を連勝しておりダートの中長距離ではトップの馬ですが、戦績的に左回りへの対応、脚質的に小回りの浦和では良さが生きない点と不安点が残ってしまいます。チャンピオンズC、フェブラリーSどちらも距離適性という面で見ると短い距離でのレースと思っておりますので左回りに関しての不安はそこまでないと見ていますが、小回りコースへの対応がどこまで出来るかの不安が残り実績は1番ですが、3番手評価として推奨としました。
JBCクラシックは相手で押さえてたい馬は上げずに上記の推奨馬3頭で勝負したいレースです。
今回の予想は以上となります。
次回は11月13日(水)第52回ハイセイコー記念(SII)の予想をお届けします。
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