『第65回 クイーン賞(JpnIII)(指定交流) 予想』斉藤イサオ
過去10年で1番には勝率60%、連対率80%と信頼度は高いですが、2番人気~4番人気までは連対率30%と1番人気と比べると信頼度は下がります。JRA所属馬が7連勝中ですが、1着~3着までを独占したのは2014年のみと地方馬が1頭以上馬券圏内に来たり過去には馬券圏内全て地方馬だったこともあるレースです。船橋競馬場で行われるダートグレード競争は人気馬が強い傾向がありますが、牝馬限定のハンデ戦らしくクイーン賞は波乱が起こりやすいレースで人気通りの決着とはいかないレースです。
上記を踏まえて推奨馬は3頭になります。
- 4枠4番オルキスリアン
11勝中10勝を船橋で上げていて連対率も60%と船橋との相性も良く昨年の同レースでも51kgで3着でした。昨年と同様にトライアルを勝利して臨むローテーションを組んでいて斤量も変わらず51kgで出走出来るのも魅力の1つです。毎年地方馬が健闘しているレースで51kgの地方馬の中では最も船橋と相性の良い馬ですので穴を狙いたい1頭として推奨します。 - 7枠10番プリンシアコメータ
前走のレディスプレリュードや昨年の同レースも1番人気ながら10着に負けていて決して安定感があるとは言い難いですが、岩田康誠騎手が騎乗した際は3-3-0-2と勝率、連対率ともに全成績以上の数字を残しています。内枠スタートでは逃げないと結果は残せていないですが、外枠からのスタートであれば砂を被らせずにスムーズに道中進むことが出来れば巻き返してくると思いますので同馬を推奨します。 - 8枠11番トーセンガーネット
JRAへ移籍して芝での2戦は結果が出ずに2桁着順でしたが、春には南関東牝馬クラシック2勝、関東オークスも着とダートでの実績は残しています。距離短縮もプラス材料で2歳時には船橋での好走実績もあります。春の南関東牝馬クラシックで手綱を取っていた左海騎手を起用であれば改めて期待したい1頭でもあります。52kgとハンデも軽く魅力十分の1頭ですので同馬を推奨します。
牝馬同士の対戦であればアンデスクイーンですが、トップハンデ背負う事や左回りで1勝もしていない点で相手の候補としました。他には逃げて粘り込みをはかりたいクレイジーアクセル、京成盃グランドマイラーズで3着もあるミッシングリンクの2頭を押さえたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は12月18日(水)第70回全日本2歳優駿(JpnI)の予想をお届けします。
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