『第70回 全日本2歳優駿(JpnI)【国際交流】 予想』斉藤イサオ
過去10年で1番人気5勝、2番人気1勝、3番人気3勝と上位人気馬が好成績を残しています。所属別ではJRA8勝、地方2勝とJRA所属馬が優勢です。近年では前走1着馬が上位を占めていますので前走1着馬を重視するのが良いです。押さえておきたい地方馬の傾向は南関東所属馬ではハイセイコー記念や平和賞等の重賞勝ち馬、他地区ではダートグレード競争の連対馬が上位に来る傾向があります。
推奨馬は3頭になります。
- 7枠10番メイショウテンスイ
前走の兵庫ジュニアグランプリの2着で初めて土がつきましたが、デビューから2戦は東京競馬場で2連勝とJRA所属馬の中で高い左回り適性を持っているのが同馬だと思っています。オザキリス賞の過去の勝ち馬は昨年のデルマルーブルや1昨年のシゲルコングと上位に来ていて相性の良いレースを勝利していますので前走からの巻き返しも十分に可能な1頭と見て同馬を推奨します。 - 8枠13番ゴールドビルダー
3走前のゴールドジュニアーが4着で唯一の敗戦ですが、前走のハイセイコー記念では敗れた相手を抑えて快勝しています。2走前には川崎でも勝利していてコース適性や距離の不安もない1頭です。パイロ産駒で佐藤賢二厩舎所属馬は1昨年に3着だったハセノパイロと同じ組み合わせで期待出来るのも魅力です。JRA所属馬に抜けた存在がいない今年であれば上位争い出来る1頭として同馬を推奨します。 - 4枠4番インペリシャブル
デビューから4連勝中で前走の鎌倉記念も楽にハナを取って逃げ切れる先行力が魅力の1頭です。4戦全て逃げていて今回は北海道2歳優駿1着馬のキメラヴェリテやモリノブレイク辺と先手争いとなりそうで展開的には今まで以上に厳しくハナの奪い合いで潰れる可能性もありますが、無敗馬で2走前には古馬B2クラスより優秀な時計も出した能力に期待して同馬を推奨します。
チークピーシーズを着用して一変してから初めての左回りとなるテイエムサウスダン、北海道2歳優駿1着馬のキメラヴェリテ、関東オークスを勝利したコンビで挑むアイオライトは相手候補で押さえておきたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は12月25日(水)第57回ゴールドカップ(SII)の予想をお届けします。
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