『第57回 ゴールドカップ(SII) 予想』斉藤イサオ
過去10年で1番人気の勝率が50%、連対率80%と信頼度は高いですが、2番人気以下は連対率30%と横並びの数字になっています。勝ち馬は1番人気から6番人気までから出ていて内9頭は4番人気までと人気上位に押された馬が勝つ傾向が出ています。連覇を果たしたナイキマドリードを含めて2勝馬は2頭、2年連続で馬券に絡んだことのある馬が6頭いてリピーターにも注目したいレースです。
推奨馬3頭になります。
- 4枠4番ノブワイルド
前走のJBCスプリントもスタートを決めてハナを取りましたが、ファンタジスト、コパノキッキングと激しい先行争いで展開が向かず5着に終わりました。自分の形のレースをした上での結果ですので評価は落とす必要は無いですし、地方馬同士の対戦であれば能力も実績もトップの馬で巻き返しは十分可能と思います。今回も積極的にハナを取るレースで逃げ切りに期待して同馬を推奨します。 - 6枠8番バンドオンザラン
昨年の2着馬で2019年は4月の東海桜花賞3着以外は馬券圏内に来ていませんが、結果の出ていないマイル戦が中心で1400m以下であれば連対率63%と高い数字を残しています。逃げ馬と競り合う必要もない脚質で好位でレースを進めることが出来れば昨年同様に上位争い出来る馬で人気が集まらないようであれば狙いたい1頭として同馬を推奨します。 - 2枠2番ブルドックボス
前走のJBCスプリントは激しい先行争いもあり展開が向いた中での差し切り勝ちでしたがDG競争で連対実績もあり全てが良い方向に向いての勝利でした。今回は前走ほど道中のペースも上がらずに展開面でのプラスは少ないように見えますが、最後は確実に伸びてくる脚はありJBCスプリントを勝利している実績馬ですので上位争い可能な1頭として同馬を推奨します。
レースの展開によってはトロヴァオがJBCスプリント同様に最後は伸びてくる事も想定して、また移籍初戦ですが近走は逃げているツーエムマイスターを相手の候補にあげたいです。
今回の予想は以上となります。
次回は12月29日(日)第65回東京大賞典(GI)の予想をお届けします。
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