『ここの所穴を連発する要注目の外厩は、障害馬養成所?』高橋広治

 

こんにちは、高橋広治です。

 

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2020年3月22日(日)阪神9R淡路特別を勝利したのは、何と前走障害レースを戦っていたメイショウモウコという馬でした。

 

9頭立ての7番人気、単勝7440円という超人気薄。

 

前走障害戦で、しかも6着に敗れていた馬ですから平地に戻って勝負になる訳もないと嫌われるのも当然ですよね。

 

でもこの馬、外厩の観点から分析したら、もしかしたら買える馬だったかも知れません。

 

メイショウモウコのこのレース前の外厩滞在先は、アカデミー牧場という所でした。

 

アカデミー牧場は滋賀県東部、東近江市(旧八日市市)の愛知川(えちがわ)沿いにある小さな育成牧場です。

 

ちなみに日本製トランプのほとんどは八日市市産だそう。(アメリカのトランプじゃないよ、念のため)

 

また交通安全のキャラクターである「飛び出しぼうや」は東近江市が発祥らしいです。

 

コチラが飛び出しぼうや

 

アカデミー牧場は栗東トレセンからほど近い所にありますが、規模的には大きなものではなく、坂路施設も無いとの事。

 

ちなみにアカデミー牧場をひいきにする調教師は加用正師、鮫島一歩師、村山明師、そしてメイショウダッサイを管理する飯田祐史師など。

 

そんなアカデミー牧場上がり馬の2020年これまでの成績を見ると、

 

(5-4-2-42) 勝率9.4% 連対率17.0% 複勝率20.8%

単勝回収率239 複勝回収率106

 

という堂々たるもの。

 

メイショウモウコの激走以前にも、今年になってからはアカデミー牧場上がりの人気薄馬の激走が相次いでおりました。

 

2019年までは、お世辞にも成績が良いとは言えない外厩でしたので私も紹介を控えていたのですが、今年ここまでの覚醒っぷりを見ると、要注意外厩として紹介せずにはいられなくなった訳なのであります。

 

またアカデミー牧場と言えば先ほども申し上げましたが、障害の第一人者(馬?)メイショウダッサイの外厩先としても有名。

 

メイショウダッサイ以外にも、アカデミー牧場は障害馬が多数預託されていますので、障害レース用の稽古をする施設があるかも分かりませんね。

 

規模的に大きな外厩ではありませんけど、キラリと光る存在感を示していると言える育成牧場、アカデミー牧場。

 

ぜひあなたの外厩辞書の1ページに加えてみて下さい。

 

そしてアカデミー牧場上がり馬を狙い撃ちしてしっかり儲けましょう。

 

今回の記事は以上です。

 

ぜひ参考にして下さい。

 

ありがとうございました。

 

 

投稿者プロフィール

高橋 広治
高橋 広治
データを駆使した戦略競馬の賢才
人と違う視点や切り口で競馬を分析することに長けている頭脳派。データ分析ソフト『TARGET』を使いこなして、周りがアッと驚く馬券術を生み出す。そのレベルは折り紙付きだ。