『第23回 クラウンカップ(SIII)(羽田盃TR) 予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は2勝、2着2回3着1回と好成績は残せていません。2番人気、3番人気も勝率、連対率ともに低く下位人気の台頭が毎年のようにあり波乱の起こりやすいレースです。所属別では川崎4勝、船橋と浦和が3勝ずつで並んでいて大井所属馬は2着2回が最高と他地区に比べて成績が落ちています。中心となるのはトライアルの椿賞組と京浜盃、雲取賞からの巻き返し組です。
推奨馬は3頭です。

 

  • 5枠8番グリーンロード
    前走のニューイヤーカップはスタートも良くそのまま自分のペースで逃げて2着に大差をつけて勝利と重賞で楽勝と言える内容のレースでした。中間の調整で順調さを欠いたため間隔は多少空いていますが力の差を見せた前走の内容でしたら仕上げ途上でも勝ち負け出来る馬だと思っています。本番のクラシックへ向けて内容も結果も期待出来る1頭として同馬を推奨します。
  • 8枠13番エメリミット
    今年に入ってからの船橋の3戦全てで2着以下に3馬身差以上をつけて勝利していて前走は2着に8馬身差で勝利と好内容のレースをしています。2歳時には川崎でもレースをしていてここでも大差勝ちと強い内容で勝利しています。逃げ馬の多い今回のメンバー構成でハナにこだわらない脚質は魅力で重賞こそ初挑戦になりますが楽しみな存在で上位争いを期待して同馬を推奨します。
  • 4枠5番マンガン
    前走の雲取賞は道中は中団から進めて直線勝負をするレースで追い込んで4着と前有利の中でも持ち味を見せたレースでした。右回りから左回りに替わるのは同馬にとってプラス材料で、コーナーがきつい川崎では逃げ、先行馬が有利になりやすいですが、今回は前に行きたい馬が多く先行争いが激しくなって展開が向けばまとめて差しきれる末脚を持っていますので改めて狙ってみたい1頭として同馬を推奨します。

 

椿賞2着だったボンモマン、京浜盃6着から巻き返しが期待できるストーミーデイの2頭を相手の候補に挙げたいです。

今回の予想は以上となります。
次回は4月22日(水)第58回しらさぎ賞(SIII)の予想をお届けします。

投稿者プロフィール

斉藤イサオ
斉藤イサオ
常識にとらわれない南関コンピ職人
南関コンピをベースに、過去のレース傾向、騎手の成績、持ち時計などのファクターを駆使して予想を組み立てる職人。馬券は本命重視で、過去データの扱いに長けている。

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