『第24回さきたま杯（ＪｐｎII）　予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は5勝、2着3回、3着1回と信頼出来る数字を残しています。2番人気も3勝、2着2回、3着4回の成績で上位人気馬が好成績を残しています。所属別ではJRAで所属馬が8勝、地方が2勝でJRA所属馬が優勢です。近年はJRA勢が上位を独占は少なく地方馬が1～2頭馬券に絡んでいます。前走別ではかきつばた記念、かしわ記念、東京スプリント、マリーンカップといったダートグレード競走の出走組から好走馬が出ています。
推奨馬は3頭です。

7枠10番キャプテンキング
1年ぶりのレースとなった前走の川崎マイラーズですが好位でレースを進めて結果も3着と長期の休み明けのレースとしては好内容の評価出来るレースでした。1昨年からの重賞4連勝のうち2勝は1400mでしていて距離短縮はプラス材料です。展開面でも逃げ馬を見ながらレースを進める事が出来る脚質で、ダートグレード競走での実績こそありませんが上位を期待出来る1頭と思い同馬を推奨します。
5枠5番ノボバカラ
前走のかきつばた記念は中団から徐々に進出するレースで逃げていたラプタスを捕まえる事は出来ませんでしたが2着と約1年振りの連対を果たしたレースでした。近走の成績は決して安定しているとは言えませんが地方の1400m戦では馬券に絡む事こそ少ないですが掲示板を外しておらず堅実な走りをしています。浦和でも昨年は2度走ってどちらも4着とコース相性は悪くなく今回のメンバーであれば上位を狙える1頭と思い同馬を推奨します。
7枠9番ブルドッグボス
昨年はJBCスプリント、ゴールドカップと浦和1400mで連勝と出走メンバーの中でも高いコース適性を持っています。今年に入ってからは結果は出ていませんがコース替わりはプラスで怖い存在と言えます。前走に続き今回も唯一の58kgを背負ってのレースにはなりますが最後は確実に伸びてくる末脚を持っていて上位争いの候補として同馬を推奨します。

ジャスティン、ノブワイルド、ゴールドクイーンと逃げ馬が揃いペースが早くなりそうですが、その中でもスタートが最も良いノブワイルドを抑えの候補に挙げたいです。

今回の予想は以上となります。
次回は6月3日(水)第66回東京ダービー(SI)の予想をお届けします。