『第23回京成盃グランドマイラーズ（ＳIII）　予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は1着4回、2着2回、2番人気は1着2回、2着2回、3番人気は1着2回、2着1回、3着3回の成績で上位に推される馬は悪くない成績を残しています。所属別では船橋所属馬が7勝と好成績を残しています。また2年続けて3着以内に好走した馬が過去10年で6頭いてリピーターが活躍しやすい傾向のあるレースでもあります。
中心となるのは川崎マイラーズからの参戦馬です。
推奨馬は3頭です。

8枠12番サルサディオーネ
前走の川崎マイラーズもハナを取って逃げるレースをしましたが牝馬ながら57kgの斤量もあり4コーナー手前で捕まって7着でした。今回は54kgで出走と背負う斤量も軽くなりマリーンカップ、報知グランプリカップと逃げ切り勝ちを収めている船橋にコースが替わる好材料が揃っています。ハナさえ取れれば今回のメンバーでも粘り込める力は持っている1頭と思い前走からの巻返しを期待して同馬を推奨します。
7枠10番キャプテンキング
前走は古馬になって初めて出走したダートグレード競走で7着と結果は出ませんでしたが、休養明けの緒戦の川崎マイラーズでは3着と力のあるところは見せています。地方馬同士の対戦に戻れば実績もあり能力も上位の馬で見直したい1頭と思っています。1昨年の報知グランプリカップで3着に入っていてコースも問題なくこなせますので見直したい1頭として同馬を推奨します。
4枠4番カジノフォンテン
4連勝と勢いのある中で挑んだ前走の川崎マイラーズでしたが2番手を追走しましたが直線伸びを欠き5着と重賞の壁に阻まれる結果となってしまいました。今回も前走に続き格上挑戦ですが斤量面の恩恵はありますし重賞でも上位に入れる素質もあり見限れない1頭です。船橋で負けたのは1度だけと高い勝率を残していて改めて狙いたい頭として同馬を推奨します。

前年の勝ち馬ベンテンコゾウ、前走は仕掛けが早く後ろに控えていた馬に差されてしまったリンゾウチャネル、近走安定しているリッカルドを相手の候補に挙げたいです。

今回の予想は以上となります。
次回は6月23日(火)第10回優駿スプリント(SII)の予想をお届けします。