『逃げ馬を探して儲けたい人は必見のお宝データ』田中洋平

 

逃げる馬を買い続ければ、儲かることは有名だと思います。

 

でも実際にレースがスタートしてみないと、

どの馬が逃げるか分からない。

 

逃げる気マンマンの馬がいたとして、出遅れたらそこで終了。

 

また、あわよくば逃げたい馬が1枠1番、

なんとか逃げたい馬が8枠16番だったら、

きっと1枠1番の馬が逃げることになるでしょう。

 

この辺りは騎手の駆け引きもあって、

どちらの馬が逃げるかは、完全に読み切れない。

 

だから競馬は面白いとも言えます。

 

それとデビューから3戦連続で逃げている馬は、

今回もきっと逃げるだろうと、容易に予測がつきます。

 

世間の競馬ファンは、

逃げる馬を買い続ければ儲かることを知っているので、

「今回もきっと逃げるだろう馬」の馬券は買われる。

 

すると逃げることが織り込み済みのオッズになって、

その馬の馬券を買っても儲からないという現象になるわけです。

 

では逃げ馬を買って儲けるには、どうしたら良いのか?

 

それは「え!あんたが逃げるの?」という

意外性のある馬が逃げるタイミングを掴むこと。

 

これが重要です。

 

誰もが逃げると分かっている馬はバレバレで儲からないが、

逃げるとバレていない馬はオッズに反映されていないので、

その馬が逃げれると儲かる。

 

という感じですね。

 

でも「え!あんたが逃げるの?」という馬が、

簡単に見つかるなら、誰も苦労しない。

 

でしょうね。

 

それでは次に、

「え!あんたが逃げるの?」という馬が

出現するタイミングを探しましょう。

 

まず短距離戦はハイペースになりやすくて、

スタートしたら騎手はゴシゴシして、前のポジションを取りに行きます。

 

そのため先行争いが激しくなりやすく、

「え!あんたが逃げるの?」という馬の出番は限りなく少ない。

 

・圧倒的にスタートダッシュの速い馬

・ゲートの上手い馬&ゲートの上手い騎手

・そこそこ脚が速くて枠に恵まれた馬

 

この馬たちがガシガシ行くのです。

 

近走ずっと差す競馬をしていた馬が、

いきなりハナを切れるほど、短距離戦の先行争いは甘くない。

 

ということは、反対に長距離戦はどうなのか?

 

そうです、長距離戦はスタートがゆったり。

 

だから逃げる気になれば、どの馬でもけっこう逃げられる。

 

それをデータで裏付けしたいと思います。

 

条件は以下の通り。

 

・1枠に入った馬

・今回逃げた馬

・その馬の前走脚質をチェック

 

もう少し詳しく説明すると、

逃げやすい1枠に入った馬が逃げた。

 

この馬は、逃げるべくして逃げたのか?

 

それとも1枠に入ったから逃げたのか?

 

それを前走の脚質から読み取ろうという試みです。

 

前走で逃げ、先行していた馬は、1枠に入ったら逃げれて当然。

 

でも前走で中団や後方だった馬は、普段は逃げることが難しいけど、

「今回は1枠に入ったから逃げちゃおう!」という馬がいる。

 

その割合を見て行きましょう。

 

緑色が芝で、茶色がダートです。

 

 

芝の場合、2000メートルまでは割合が変わりませんが、

2100メートルの長距離戦になると、

前走、中団後方だった馬のシェアが一気にアップします。

 

ダートの場合は、1300メートルまでが強烈。

 

データから先行争いが超激しいことが伺えます。

 

そして1400メートル以上は、

わりと前走、中団後方だった馬が逃げることが多くなります。

 

このように芝の短距離戦は逃げるべき馬が逃げる。

 

そして芝の長距離戦は、予想外の馬が逃げることも多い。

 

続いてダートですが、

1400メートル以上なら、予想外の馬でも逃げることが出来る。

 

これは意外なデータです。

 

一般の競馬ファンは、

ダートはマイルくらいまで先行争いが激しいと考えているでしょう。

 

実際、私もそう思っていました。

 

競馬ファンの心理と、現実との乖離がある場所は儲かる。

 

ということで、

ここを深掘りすると儲かるネタが出てくるかもしれません。

 

ぜひ参考にしてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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