『第44回帝王賞（ＪｐｎI）　予想』斉藤イサオ

過去10年で1番人気は1着2回、2着6回、3着1回、2番人気は1着3回、2着2回、3着1回、
3番人気は1着3回、2着0回、3着3回で3番人気までの信頼度が高く4番人気以下の信頼度は低くなっています。
所属別ではJRA所属馬が10勝、2着も10回、3着8回でJRA所属馬が優勢です。
前年のJBCクラシック、東京大賞典の上位馬や過去の帝王賞好走馬とG1/Jpn1で連対実績を持っている馬が強いレースでもありますが、
前走別で好走が多いのは川崎記念、ダイオライト記念、かしわ記念のダートグレード競走、JRAのダート重賞の平安Sや海外遠征後の馬です。
推奨馬は3頭です。

4枠5番カジノフォンテン
前走のかしわ記念は好位追走で3コーナーからの手応えも良く早め先頭から押し切る着差以上に強い内容で勝利でした。
今回の大井2000mは展開が向いたレースでしたがクビ差の2着と差のない競馬をしています。
昨年末からの成績はJRAのG1馬と比べても劣らない実績を残していて、
コース替わりも対応可能と思い、今回のメンバー相手でも上位争いが可能と思い同馬を推奨します。
6枠8番オメガパフューム
前走の川崎記念は初コースで得意ではない左回りと条件が揃っていない中でも2着と能力は見せたレースでした。
今回は7戦して4勝、2着3回と連対を外していない最も得意としている条件に替わるのはプラスで、
同レース2年連続で連対していて好材料が揃っています。
休み明けも苦にしないのもプラスであっさり勝ってもいい1頭と思い同馬を推奨します。
5枠7番チュウワウィザード
ここ2走は海外でのレースで間隔の空いたサウジCは9着でしたが、
前走のドバイワールドカップは手応えが良くない中でも直線は粘り強さを見せて2着に入る好走で評価出来る1戦でした。
休み明けと右回りの大井に替わるのは好材料ではありませんが、
国内のレースで馬券圏外は1度だけと高い安定感は魅力で強い相手でも好勝負可能と思い同馬を推奨します。