『中京記念2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「中京記念」の
穴馬探しをお届けします。

中京記念は
7月18日(日)に
今年は小倉の
芝1800mで行われる
G3ハンデ重賞です。

例年は、中京マイルで
行われる当レース。

しかし、今年は
小倉の芝1800m。
適性的には、例年と
違う素養が必要な
レースとなりそうです。

さっそく、今年の
当レースのポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
今年は、昔の
「北九州記念」の再来?

 

→7月中旬に、
小倉の芝1800mで
行われるG3重賞。

じつは、2005年までの
「北九州記念」が、
まさにその条件で
行われていました。

 

 (北九州記念は
  2006年から1200mに
  距離が大幅短縮されました)

 

ゆえに今年の中京記念=
2005年までの
「北九州記念」に
何かヒントが隠されて
いないだろうか?と
少し診てみましたが…。

下記を診てください。

 

96年 1着
97年 1着
98年 1着
99年 2着
00年 3着
01年 4着
02年 11着
03年 4着
04年 3着
05年 11着

 

これは今回と同時期に
施行された「1800mの
北九州記念」1996年~
2005年の10年における、
「逃げた馬」の成績。

98年のみ2000mで
行われていますが、
施行時期が同じですので
あえて除いていません。

この10年で逃げた馬の
成績は(3.1.2.4)。

しかも着外4頭のうち
2頭が、惜しい「4着」。

つまり、ちょうど
この時期に行われていた
1800mの北九州記念=
逃げ天国だったのです。

馬場が良い夏競馬の
序盤に施行される上に
頭数も落ち着きがち、かつ
さほどペースが上がらない
ことが多かったため、この
ような逃げ天国の様相が
現れていたのだと診ます。

当時の北九州記念は
逃げ馬がよく残ったなぁ…
と、ベテランファンの
方には思い出して頂いた
かもしれません。

今回の中京記念は、
条件的にはその時代の
北九州記念と「条件」が
酷似している一戦ゆえ、
前に行きそうな馬に夢を
託すのも一興かも?と
思います。

 

 

【ポイント2】
今開催の血統傾向は…

→今夏の小倉芝1800mで
馬券圏に好走した24頭の
父を診てください。

 

03日03R 1着  ディープ
03日03R 2着 ★エーシンジーライン
03日03R 3着  ディープ
04日05R 1着  ハ-ツクライ
04日05R 2着 ★キトゥンズジョイ
04日05R 3着  ジョ-カプチーノ
04日07R 1着 ☆リオンディーズ
04日07R 2着  モ-リス
04日07R 3着 ☆ドゥラメンテ
10日06R 1着 ☆ドゥラメンテ
10日06R 2着 ★ハ-ビンジャー
10日06R 3着  ハ-ツクライ
10日09R 1着 ★モ-リス
10日09R 2着 ☆ルーラーシップ
10日09R 3着  ダイワメジャー
11日02R 1着  ワールドエス
11日02R 2着  ディープ
11日02R 3着 ☆リオンディーズ
11日05R 1着 ★スクリーンヒーロー
11日05R 2着 ★ハ-ビンジャー
11日05R 3着 ★エピファネイア
11日10R 1着 ★エピファネイア
11日10R 2着 ☆ドゥラメンテ
11日10R 3着  ハ-ツクライ

 

★と☆印が付いた馬が
「非サンデー系」ですが、
24頭のうち、半数以上の
14頭を占めます。

特に健闘しているのが
父キングマンボ系。
(☆印の馬)

今夏の小倉開催の
出走全馬の成績で診ても
特にリオンディーズと
ドゥラメンテの産駒が
下記のように優秀です。

 

・リオンディーズ産駒
 3頭出走(1.0.1.1)
 複勝回収率313%

・ドゥラメンテ産駒
 3頭出走(1.1.1.0)
 複勝回収率200%

・ルーラーシップ産駒は
 4頭出走(0.1.0.3)

 

芝の高速馬場に強いのが
キングマンボ系ですが、
今夏の小倉では当系統の
特性がフルに活かされて
いる、という事なのかも
しれません。

 

 

【ポイント3】
今開催の
「前走距離」傾向は…

→今夏の小倉芝1800mの
「前走距離」別の成績を
診てください。

 

前走芝1600m 複勝率35% 2.3.1.11
前走芝1800m 複勝率37% 3.2.2.12
前走芝2000m 複勝率22% 1.0.1.7
前走ダ1800m 複勝率 8% 0.1.0.11

 

これは単純明快。
前走で1800mよりも
長い距離を使ってきたり
ダートを使ってきた馬の
アベレージが不振です。

今開催は追走スピードも
必要な高速馬場ゆえ、
今回の芝1800mよりも
「ゆったり」した流れの
レースを直近で使って
きた馬では苦労している
面がある…という事では
ないでしょうか。

普通なら「距離短縮馬」が
好アベレージを残す事が
多いのがこのテのデータ。
しかし、超・高速馬場の
今開催はちょっと違う趣と
なっています。

 

 

【ポイント4】
8枠は厳しい?

→今夏の小倉芝1800mで
8枠馬は(0.0.1.11)。
人気馬も崩れています。
超・高速馬場で外枠馬が
苦労している感。

 

 

【ポイント5】
絶好調トリオに注目?

→今夏の小倉芝1800mで
川田騎手(3.2.1.1)、
福永騎手(3.2.0.1)、
中内田厩舎(2.2.0.1)が
絶好調。該当馬は注目が
必要となりそうです。

 

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。