『競馬で勝てる脳を鍛えるクイズ』田中洋平

 

今回はディープ産駒に注目します。

 

競馬で勝てる脳を鍛えるクイズもあるので、最後までご覧ください。

 

ディープ産駒と言えば、サトノダイヤモンド、ヴィブロス、

ミッキーアイル、マカヒキ、ディーマジェスティなどなど、

数々の重賞勝ち馬を輩出しています。

 

繁殖牝馬の質が高いこともあると思いますが、

それでもこれだけの数の強い馬を出せるのは、

ディープの遺伝子が優秀だからだと、私は思います。

 

さて、そのディープ産駒をそのままベタ買いすると、

 

近3年の成績では、

 

勝率12% 連対率23% 複勝率32%

単勝回収率68% 複勝回収率76%

 

このようにまったく儲からない種牡馬です。

 

なぜなら、誰もが強いと知っているからですね。

 

陣営から期待されている馬や、メディアで取り上げられる馬が多いので、

人気が集中して配当妙味がなくなることは、仕方がないことです。

 

では次に瞬発力が持ち味のディープ産駒だから、

芝のレースだけに注目したら儲かるのでは?という仮説を立てましょう。

 

◆芝レース

勝率12% 連対率24% 複勝率33%

単勝回収率66% 複勝回収率76%

 

◆ダートレース

勝率7% 連対率15% 複勝率25%

単勝回収率80% 複勝回収率71%

 

いかがでしょう?

 

成績は芝の方が良いですが、回収率は下落しました。

 

繰り返しになりますが、

理由はディープ産駒は芝の方が走ることをみんな知っているから

ということです。

 

反対にダートの場合は、凡走が増えて成績が落ちますが、

注目度が低いので回収率は上昇します。

 

それでも低い水準でさっぱり儲かりませんよね。

 

もうお分かりだと思いますが、

ディープ産駒が儲からない理由は、

みんながディープ産駒は強いと知っているからです。

 

ではここで問題です。

 

ディープ産駒の儲かるポイントを、自力で見つけてください!

 

「みんなが知らない、注目しない=儲かる」

 

ということなので、そこを意識しましょう。

 

このようなことを調べるのも、

TARGETがあれば簡単にできますが、

やはりアナログで調べるのは厳しいですよね。

 

TARGET導入がまだの人は、ぜひチャレンジしてください。

また導入済みなのに、サッパリ使っていない人も、

 

この機会にレース検索で調べてみてくださいね。

 

では答えです。

 

まず1つ目は「芝のG1レース」です。

 

理由ですが、他にも強い馬がたくさんいるからですね。

 

G1クラスになると、キングカメハメハ、ステイゴールド、

フジキセキ、スクリーンヒーロー、ハーツクライなどなど、

ディープ以外にも強い馬を輩出する種牡馬がたくさんいます。

 

下級クラスであれば、

とりあえずディープ産駒を押さえておこう!という人も、

G1クラスになると、ディープ産駒だからという部分は、

あまり予想に影響しなくなると考えられます。

 

実際に過去のG1レースの人気を確認すれば分かりますが、

ディープ産駒だからと人気を被るケースは、ほとんどないと思います。

 

その馬自身が強いのか?弱いのか?という判断になりますよね。

 

つまりG1レースでは、種牡馬に注目する人が少なくなるからオッズが甘くなる。

 

イコール儲かるということです。

 

◆芝のG1+ディープ産駒

勝率10% 連対率18% 複勝率25%

単勝回収率99% 複勝回収率76%

 

このような成績になります。

 

でもこれじゃあ物足りない人もいると思うので、

100%を超えさせましょう。

 

それはムリ目のディープ産駒を排除すること。

 

単勝オッズ50倍を超えるディープ産駒を除けばOKです。

前日予想したいなら前走6着以下だった馬を排除しましょう。

 

◆芝のG1+ディープ産駒+前走1~5着

勝率13% 連対率21% 複勝率30%

単勝回収率114% 複勝回収率70%

 

シンプルですね。

 

あまり注目されないところにはお宝が眠っている。

 

これを理解しているか?がとても重要です。

次の記事であなたに真髄をお伝えします↓

競馬で勝てる脳を鍛えるクイズ

 

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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