『騎手の苦手なレースが分かれば馬券が楽になるかも』田中洋平

11月15日(月)発売の競馬の天才!12月号。

 

そこで長年連載されている

樋野竜司さんの政治騎手NEXTという記事。

 

この記事の中に研究すれば発展しそうな、

面白そうなコメントを見つけました。

 

詳細は樋野さんの記事を読んで欲しいのですが、

今回は穴馬券をよく演出する4人の騎手にフォーカスしたもの。

 

石川裕紀人騎手

柴田善臣騎手

中井裕二騎手

藤懸貴志騎手

 

この4人の騎手の狙いどころを紹介してくれているのですが、

私が発展しそうと感じたのは中井裕二騎手。

 

それは中井裕二騎手がダート専用の騎手になっているということ。

 

芝レースばかりの欧州の外国人騎手が来日したら、

芝で買い、ダートでは軽視という法則がありました。

 

これは当たり前のことで、

いくら芝のレースで技術が高い騎手でも、

ダートの経験が少なければ、勝ち方を知らないので勝てない。

 

日本人騎手もこれと同じタイプがいて、

芝の勝ちパターンはあるけど、ダートの勝ちパターンを持っていない。

 

反対にダートでは強引に先行して押し切るような勝ちパターンはあるけど、

芝のレースで展開を読んだり、駆け引きができない騎手だっている。

 

中井裕二騎手がまさにこのパターンなのです。

 

2020年の成績を比べてみましょう。

 

 

もっとも母数の多い複勝率で見比べると、

芝とダートでは2倍の成績になっています。

 

ダートの成績もそこまで良くはないですが、

芝はもう「終わっている」という表現でも過言ではないでしょう。

 

では続いて2021年の成績です。

 

 

もっとも母数の多い複勝率を見比べると、

今度は3倍の成績差になっています。

 

樋野さんが記事の中で言っているのですが、

中井裕二騎手は、ダートでズブい大型馬を動かすのが得意になっているとのこと。

 

実際にどうなのか?を見てみましょう↓

 

 

ダートで馬体重500kgを超えると、成績と回収率がハネ上がりますね。

 

まさにおっしゃる通り。

 

さて、ここまでを読むと、

「おお!中井裕二騎手はダート専用で大型馬が狙い目か!」

と思うかもしれません。

 

しかし、私は逆の方が面白いと思います。

 

中井裕二騎手は、芝のレースで消し。

 

ようは苦手な条件では、バッサリ切ってしまうという消去法作戦。

 

来られたら仕方なし。

 

あなたがこう割り切れるメンタルの持ち主であれば、

各騎手の苦手なポイントを探し出して、その条件では消してしまえばいい。

 

あと芝、ダートの2択以外に考えられるのが、

短距離と長距離という2択。

 

前に行ったもん勝ちの短距離戦は得意だけど、

駆け引きが必要な長距離戦が苦手、というパターンです。

 

芝・ダートの2択と要素が似ているので、

連動する部分があると思います。

 

今回取り上げている中井裕二騎手は、

駆け引きが苦手で、腕っぷしで押せるダートが得意。

 

ということは、

前に行けばなんとかなる短距離戦はわりと得意で、

ペースを読まないといけない長距離戦は苦手なはずです。

 

 

これは中井裕二騎手の芝レースの成績を、距離別に見たデータ。

 

苦手な芝レースの、苦手な長距離戦は、まさに「超終わっている」と言えます。

 

この条件に中井裕二騎手が出てきたら、即消しでOK。

 

このようなパターンをたくさん持っていれば、

馬券の取捨選択が楽になりますよね。

 

もちろんルメール騎手、川田将雅騎手、福永祐一騎手、

武豊騎手のようなトップジョッキーになると、

芝・ダート、短距離・長距離など得手不得手が少なくなります。

 

でもまだ粗削りでキャリアの浅い若手騎手になれば、

得手不得手はけっこう存在すると思います。

 

この若手の不得手のパターンが分かれば、

混戦になりやすいローカル戦(第3場)の予想がやりやすくなる。

 

なんてことも期待できますよね。

 

中央4場に比べて出走馬のレベルが低く横並びになりやすい、

ローカル戦で騎手で取捨選択ができるのは、大きな武器になるハズ。

 

苦手ポイントを調べるのが大変なので、ライバルが少ない。

 

騎手データは時期で変化するので扱いが難しいため、

ライバルが少ない。

 

これらのライバルが少なくなりそうな懸念材料もあるので、

しっかり調べることができれば、

リアルに使える馬券術になると私は思います。

 

このように雑誌の1コラムから、

発展させれば使える馬券術になる素材を見つけることができます。

 

そのためにも、

まずは知識をあなたの脳みそにインプットすることが重要。

 

競馬で勝ちたいなら、雑誌は隅々まで読むことをオススメします。

 

慣れてくると、

ちょっとした取っ掛かりで、ピンっと閃くようになるでしょう。

 

参考になれば幸いです。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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