『ジャパンC2021の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「ジャパンC」の
穴馬探しをお届けします。

ジャパンCは
11月28日(日)に
東京で行われる
国際G1レースです。

今年は外国馬も
複数参戦、華やかな
メンバーが揃いました。

さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。

 

 

【ポイント1】
ジャパンCといえば
今も「トニービン」

→府中といえば、
トニービン。

ジャパンCといえば、
トニービン。

かなり以前から
使われてきた競馬の
血統格言ですが、
ジャパンCでは、この
格言が今だ健在です。

というのも、
近10年で診ても
下記10頭の「組成内に
トニービンの血を持って
いた馬」が馬券圏に好走。

つまり、毎年1頭は
今も「トニービン馬」が
好走しているのです。

 

11年2着 トーセンジョーダン 父父トニービン
11年3着 ジャガーメイル   父父トニービン
12年3着 ルーラ-シップ   母父トニービン
13年3着 トーセンジョーダン 父父トニービン
14年2着 ジャスタウェイ   父母父トニービン
15年3着 ラブリーデイ    母母父トニービン
16年3着 シュヴァルグラン  父母父トニービン
17年1着 シュヴァルグラン  父母父トニービン
18年2着 キセキ       父母父トニービン
18年3着 スワ-ヴリチャード 父母父トニービン
19年1着 スワ-ヴリチャード 父母父トニービン

 

ジャパンC=いかにも
「東京らしさ」が
色濃く出るレースゆえ
当傾向も現れやすい、と
いうことでしょうか。

昨年は3強=
アーモンドアイ・
コントレイル・
デアリングタクトが
人気どおり走ったため
「該当馬」の好走は
ありませんでしたが、
母父父トニービンの
10番人気の該当馬・
ミッキースワローが
勝ち馬と同じ上がりで
こっそり7着に奮闘。

「トニービンの適性」の
片りんは示しました。

また、先週1クラだけ
行われた東京2400mの
「南武特別」でも
トニービン持ちの馬や、
トニービンと同系の
グレイソヴリン持ちの馬が
馬券圏に走っていました。

ともあれ、今年は
去年ほど上位人気馬で
ガチガチに決まるとは
思えないメンバー構成。

だからこそ
この血統傾向に今一度、
留意したいと思います。

 

 

【ポイント2】
ジャパンCの
「穴」といえば、
この4パターン

→じつは近10年の
ジャパンCでは、
「4つの穴パターン」に
該当する馬しか、
穴を空けていません。

では、どんな
「4つの穴パターン」に
該当する穴馬が
好走しているのか?
診ていただきましょう。

近10年で、下記13頭の
4番人気以下の馬が
馬券に絡んでいます。

 

11年2着 トーセンジョーダン ☆
11年3着 ジャガーメイル   ★
13年2着 デニムアンドルビー ◎
13年3着 トーセンジョーダン ★
14年1着 エピファネイア   ★
14年3着 スピルバーグ    ☆
15年1着 ショウナンパンドラ ★
15年2着 ラストインパクト  ★
16年2着 サウンズオブアース ▲
16年3着 シュヴァルグラン  ▲
17年1着 シュヴァルグラン  ▲
18年2着 キセキ       ★
19年2着 カレンブーケド-ル ◎

 

この13頭は全て、
「4つの穴パターン」の
いずれかに該当して
います。

穴パターン1、
「3歳馬」。
◎印付きの馬です。

晩秋のこの時期に
3歳馬が牡55キロ、
牝53キロで走れる
斤量利はさすがに
大きい。ただし、
近10年の穴馬好走は
2頭だけに留まって
います。

穴パターン2、
「前走の天皇賞・秋で
連対を外した馬」。
★印付きの馬です。

秋天凡走からの反撃が
多いのもジャパンCの
特徴。賞金が少し安い
秋天を叩き台に徹し、
次走のジャパンCで
本気勝負に出る馬が
最近は多め。しかも、
そのような馬がまさに
目論見どおりに走って
いるのです。近10年で
6頭。

穴パターン3、
「前走2400m超のG2で
掲示板に好走した馬」。
▲印付きの馬です。

秋天はあえてパスして、
類似距離のG2を叩いて
ソコソコ走ったうえで
ジャパンCに目イチ勝負に
くるパターン。近10年で
3頭。近年特に好走が
増えているパターンです。

そして穴パターン4は
「前走の秋天1着も
今回低人気だった馬」。
☆印付きの馬です。
ただ今回は、コレに
該当する馬はいません。

ですので、今年は
パターン1・2・3の
いずれかに該当する馬=
穴資格馬となります。

ちなみに、昨年は
穴パターン該当馬が珍しく
2頭しかいなかった年。
その結果、ガチガチの
決着となり穴の出番は
皆無でした。

今年は、あらためて
パターン1・2・3の
いずれかに該当する
穴パターン該当馬に
注目したいと思います。

 

 

【ポイント3】
牝馬がよく走るレース。
特に「3歳牝馬」

→近10年の牡牝別成績は
下記のとおり。とにかく
牝馬がよく走ります。

 

牝   複勝率38% 6.2.1.15
牡セン 複勝率15% 4.8.9.119

 

牝馬の瞬発力・キレが
活きやすい緩い流れに
なる年が多いこと、
エリザベス女王杯に
目もくれずジャパンCに
回ってくる牝馬は
そもそもスケール的に
ココに入っても脈ありの
場合が多いコトなどが
牝馬健闘の要因でしょう。

特に強いのが3歳牝馬。
近10年の(日本馬の)
成績は(2.2.1.4)です。
なんと複勝率56%。
53キロで走れる斤量の
恩恵が大きいことは
言うまでもありません。

 

12年 ジェンティル   1着 3人気
13年 デニムアンド   2着 7人気
14年 ハープスター   5着 2人気
15年 ミッキークイーン 8着 3人気
16年 ビッシュ     16着 11人気
17年 ソウルスターリン 7着 4人気
18年 アーモンドアイ  1着 1人気
19年 カレンブーケドー 2着 5人気
20年 デアリングタクト 3着 3人気
—————————
21年 ユーバーレーペン ?

 

何せ、ジャパンCに
あえて出てくるような
「強すぎる3歳牝馬」が
53キロで走れるますから
大きなアドバンテージと
なっているワケです。

 

 

【ポイント4】
勝ち馬は
前走「根幹距離」出走馬から
出る?

→上記【ポイント2】と
関連する内容ですが
近10年の勝ち馬10頭は
全て前走で芝2000m、
または2400mのレースに
出走していた馬でした。
根幹距離の最高峰レース・
ジャパンCの勝ち馬は、
根幹距離経由馬から出る、
というワケです。

 

 

【ポイント5】
脅威の1枠好走率

→究極のハイレベル戦と
なるジャパンC。少しの
枠の違いも有利不利に
つながりやすいという
コトでしょうか。

それとも、開催が進んで
内の馬場が硬くなるから
でしょうか。

ともかく「1枠」の馬が
抜群に走っています。
近10年の枠別複勝率は
次のとおり。

 

1枠 複勝率53% 4.3.2.8
2枠 複勝率21% 2.0.2.15
3枠 複勝率20% 1.1.2.16
4枠 複勝率10% 1.1.0.18
5枠 複勝率10% 0.2.0.18
6枠 複勝率 5% 0.1.0.19
7枠 複勝率18% 1.0.3.18
8枠 複勝率15% 1.2.1.22。

 

 

以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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