『京都記念2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「京都記念」の
穴馬探しを
お届けします。

西のメーン開催は
今週から阪神に
舞台が替わります。
4月16日まで10週の
ロングラン開催。

京都記念は
2月12日(日)に
今年も阪神で行われる
伝統の古馬G2重賞。

ダービー馬、
有馬記念馬など
今年は好メンバーが
揃いました。

早速、当レースの
ポイントを幾つか
お伝えしましょう。

なお、京都記念は
2021年・2022年と
阪神で行われており
京都施行は今年で
3回目となります。

 

 

【ポイント1】
関西馬は
「調教」で穴狙い?

→阪神で施行された
近2年の当レースに
出走した「関西馬」に
限った、調教内容別の
成績を診てください。

 

坂路54.5秒以内 複勝率50% 0.2.2.4
それ以外     複勝率15% 2.0.0.11

 

「それ以外」が
2勝していますが、
全体で言えば
坂路54.5秒以内の
馬のほうが堅実に
走っています。

しかも、この
坂路54.5秒以内で
好走した4頭は
3・6・8・6番人気と
妙味十分。穴狙いの
方も注目して損の無い
ポイントなのです。

要パワーの冬の阪神、
しかも要パワーの
内回り2200mで
行われる高レベルな
レースゆえ、坂路で
「遅くないタイム」を
マークしてきた馬力に
長けた馬に利があると
いう事かもしれません。

 

 

【ポイント2】
前走の上がりが
速すぎた馬では
キツい?

→阪神で施行された
近2年に限った、
前走「上がり順」別の
成績を診てください。

 

上がり1~6位 複勝率 8% 0.1.0.11
上がり6位以下 複勝率42% 2.1.2.7

 

このように、前走で
上がりが速かった馬が
かなり不振。

逆に上がり6位以下の
「大したことのない」
速さの脚を使ってきた
馬の成績が良好です。

阪神施行の近2年が
先行決着となった影響も
出ているデータですが、
要は「末脚ズドン」の
タイプにはツラいのが
京都記念in阪神という事。
今年も一応留意します。

 

 

【ポイント3】
「父ディープ系」が
大苦戦

→阪神で行われた
2021・2022年の
当レースに出走した
ディープ産駒+
キズナ産駒=
父ディープ系7頭の
成績を診てください。

 

21年 ラヴズオンリーユー 1着 1人気
21年 ジナンボー     4着 7人気
21年 ワグネリアン    5着 2人気
21年 サトノルークス   7着 8人気
22年 ダノンマジェスティ 10着 13人気
22年 マカヒキ     11着 9人気
22年 レッドジェネシス  13着 2人気

 

このように(1.0.0.6)、
複勝率14%。

勝ったのは適性全く
関係ナシの強じんな馬・
ラヴズオンリーユーですし、
2番人気での敗退も複数。
不振と診ていいでしょう。

前述のようにパワーが
かなり要求される
京都記念in阪神ですので、
逆ベクトルのレースに
強い当系統の馬が軒並み
苦戦しているのです。

 

 

【ポイント4】
前走で
日経新春杯を
使ってきた馬が苦戦中

 

→当項目は、開催場や
距離の変更と関連性が
薄いテーマですので
近10年のデータから
お伝えします。

近10年の前走別成績を
診てください。

 

GI      複勝率50% 6.5.8.19 海外含む
AJCC    複勝率21% 1.1.1.11 
日経新春杯   複勝率 5% 1.0.0.18
その他G2重賞 複勝率25% 0.1.1.6 
中山金杯    複勝率30% 1.2.0.7 
その他G3重賞 複勝率 9% 1.0.0.10
オープン特別  複勝率 9% 0.1.0.10  
3勝クラス   複勝率 0% 0.0.0.3

 

このようにG1経由馬の
好走率が非常に高く
複勝率50%!

逆に、前走で
日経新春杯やG3重賞、
オープン特別などに
出走していた馬の成績が
良くありません。

まずはシンプルに格が
効く一戦と言えますが、
日経新春杯組の場合は
年が明けてから重賞を
1つ使い、さらに間隔を
ほとんど空けずココに
転じてくるのは基本的に
苦しいとも言えます。

 

 

【ポイント5】
4・5歳が圧倒

→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
4・5歳馬が6歳超を
圧倒しています。

 

4歳   複勝率36% 3.6.2.20
5歳   複勝率37% 5.0.5.17 
6歳   複勝率18% 1.3.1.23
7歳超  複勝率14% 1.1.2.24

 

4・5歳馬が6歳超を
上回っている重賞は
よくありますが、この
レースは成績の差が
ちょっと極端ですので
あえて掲載しました。

 

 

【ポイント6】
乗替りの有無に
要注目?

→近5年の
前走からの乗替りの
有無別の成績は
下記のとおりです。

 

乗替りあり 複勝率20% 2.3.2.28
乗替りナシ 複勝率38% 3.2.3.13

 

このように前走から
「乗替りナシ」が
ダブルスコアで優勢。

同日にクラシックへ
向けた大事なレース・
共同通信杯があるにも
かかわらず、東京では
乗らずこのレースでの
騎乗を選択する騎手=
それだけこちらに
手応えがあるケースが
多い、というコトかも
しれません。

なお、同日開催でも
共同通信杯の場合は、
乗替りありとナシで
成績差がありません。

 

 

 

 

以上6点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

 

 

 

京都記念   ポイント3・6 該当馬

【ポイント3/父ディープ系】 ▼軽視馬として 3頭
  インプレス
  キラーアビリティ
  プラダリア

【ポイント6/前走と騎手が同じ馬】 5頭
  アフリカンゴールド 国分恭
  インプレス     鮫島駿
  ウインマイティー  和田竜
  エフフォーリア   横山武
  ドウデュ-ス    武豊
  ※騎手は予定

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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