『中山グランドジャンプ2023の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「中山グランドジャンプ」の
穴馬探しを
お届けします。
春の中山・阪神開催も
いよいよ次週末で
ラストを迎えます。
中山グランドジャンプは
4月15日(土)に
行われる障害のG1。
さっそく
当レースのポイントを
お伝えしていきます。
【ポイント1】
基本的には、騎手が
乗り替わった馬が
あまり来ないレース
→タイトルどおり。
近5年の騎手の
乗替りの有無別・
成績を診てください。
乗替り 有り 複勝率13% 0.0.1.7
乗替り 無し 複勝率33% 5.5.4.29
このように騎手が
乗り替わった馬は
不振です。連対ゼロ。
平地レース以上に
人馬の呼吸が肝要な
障害戦。しかもその
最高峰戦ですから
「乗替り」は無い
ほうがベターなのは
当然と言えます。
【ポイント2】
基本的には、関東馬も
まったく来ないレース
→タイトルどおり。
当レースにおける
基本中の基本です。
近10年の
東西所属別の
成績を診てください。
関東馬(オジュウ) 複勝率86% 6.0.0.1
関東馬(オジュウ以外)複勝率 9% 1.3.0.39
関西馬 複勝率30% 2.7.10.45
このように
オジュウチョウサンを
除いた関東馬の成績は
散々。
平地のレース以上に?
「西高東低」が顕著な
レースと言えるのです。
まずはココが、予想の
出発点となる一戦。
【ポイント3】
近年の好走馬の
「パターン」は
3つしかない
→近7年の当レースの
好走馬21頭の顔ぶれを
診てください。
16年1着馬 △
16年2着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
16年3着馬 ▼
17年1着馬 △
17年2着馬 ★ 前年暮れの大障害4着
17年3着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
18年1着馬 △
18年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
18年3着馬 ▼
19年1着馬 △
19年2着馬 ★ 前年暮れの大障害4着
19年3着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
20年1着馬 △
20年2着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
20年3着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
21年1着馬 ★ 前年暮れの大障害1着
21年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
21年3着馬 ★ 前年暮れの大障害3着
22年1着馬 ★ 前年暮れの大障害1着
22年2着馬 ★ 前年暮れの大障害2着
22年3着馬 ▼
★印=前年暮れの
中山大障害で
1着~4着だった馬。
▼印=今回が障害G1に
初出走だった馬。但し
「中山&福島障害で
全戦4着以内」という、
中山&福島実績を
持っていた馬。
△印=
オジュウチョウサン。
このように当レースでは
★印、▼印、△印の
いずれかが付く馬しか
好走していません。
障害界=力関係が
変わりづらい世界。
しかも春に行われる
グランドジャンプは
前年暮れの大障害から
僅か4ケ月後の施行。
そんな短期間に
障害トップの勢力図が
一変などしません。
ですから、春施行の
グランドジャンプ=
前年暮れの大障害で
好走した馬がそのまま
また好走するのが
基本中の基本。ゆえに
★印付きの馬が大勢を
占めます。
また、中山&福島の
障害戦=バンケットの
昇降がタフな共通項が
あるため、中山&福島の
障害戦で「中山&福島の
好走実積」は加点材料。
ゆえに今回が初の
大障害出走でも
中山&福島の障害で
実績抜群なら期待可…と
いうコト。それが▼印の
付く馬になります。
オジュウチョウサンは
引退しましたので
★印、▼印いずれかの
該当馬に注目。
【ポイント4】
複勝率12%の
「鬼門」ローテ
→近10年の
前走別成績を診ると、
阪神スプリングJを
使ってきた馬がかなり
堅調で(6.5.4.24)、
複勝率39%です。
次いで
ペガサスJS組が
(2.3.3.30)同21%。
昨年も
この組の3頭で
ワンツースリーでした。
他に、中山大障害から
ぶっつけで臨んでくる
馬も意外に走っていて
頭数こそ少ないものの
(1.1.1.2)同60%。
不振なのは、前走で
前述ペガサスJS以外の
オープン特別を使った
馬です。(1.1.1.22)、
複勝率12%。
完全に当レースの
ステップに定着する
当地のペガサスJSを
使ってきた馬なら
まだしも、その他の
オープンを前走で
使ったような馬では、
そもそものレベル的にも
このレースに対する
勝負気配的にも足りて
いない馬というコトに
なるのでしょう。
【ポイント5】
ここ数年に限ると
若い馬が
全く通じていない
→近10年の馬齢別・
成績を診てください。
5歳馬がまずまず好況。
4歳 複勝率 0% 0.0.0.3
5歳 複勝率29% 3.1.3.17
6歳 複勝率20% 1.3.1.20
7歳上 複勝率29% 6.6.6.45
しかし近6年に限ると
ハナシが全く違います。
4歳 複勝率 0% 0.0.0.1
5歳 複勝率 0% 0.0.0.10
6歳 複勝率25% 1.1.1.9
7歳上 複勝率39% 5.5.5.23
このように近6年は
ベテラン天国。
要はココ数年の障害界=
ベテランの層が厚く
なっており若い新参者が
壁にハネ返されている、
というコトなのです。
オジュウチョウサンの
引退に伴い、平地から
実力馬が続々入障している
障害界ですが「現状」が
突然大きく動くことは
少ないですので、この
傾向もぜひ頭に入れて
おきたいところです。
以上5点を鑑みたうえで
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
———–
中山グランドジャンプ ポイント1・2 該当馬
【ポイント1/騎手が乗り替わる馬】 ▼軽視馬として 2頭
ダイシンクローバー
マイネルレオーネ
【ポイント2/関東馬】 ▼軽視馬として 4頭
エミ-リオ
ニシノデイジ-
ビレッジイーグル
ミッキーメテオ
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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