『リーディング1位杉山晴紀調教師を大解剖!』田中洋平

 

イクイノックスが圧勝した今年の天皇賞・秋、

そのイクイノックスに一矢報いた感があるのは、

2着だったジャスティンパレスではないでしょうか。

 

天皇賞・秋では、

上がり最速の33秒7というタイムをマーク。

 

イクイノックスの上りが34秒2なので、

0.5秒もジャスティンパレスの方が速かったことになります。

 

現役最強馬より、

一瞬でも速い脚を使えたということは、

何かしらの展開のアヤがあれば、チャンスはあるかもしれませんね。

 

それにしても、

ジャックドールが刻んだ前半1000mのタイムが、

57秒7という超ハイペース。

 

これをイクイノックスが3番手で追走したということは、

自身も58秒5くらいで1000mを通過しているはずなのに、

上がり3位の脚を使ているわけですからね。

 

そりゃ、ルメール騎手もびっくりのレコード決着になるはず。

 

イクイノックスは、とんでもない馬ですね。

 

ですが、

今日は2着だったジャスティンパレスを管理している、

杉山晴紀調教師に注目したいと思います。

 

まず杉山晴紀調教師は、

ダンスインザダークが勝った菊花賞に感動して、

競馬の仕事をしようと決意した41歳。

 

若いですね。

 

厩務員、調教助手を経て、

2015年に調教師免許に合格しています。

 

開業は2016年の10月で、

その年は2勝。

 

2016年 2勝

2017年 17勝

2018年 15勝

2019年 26勝

2020年 32勝

2021年 31勝

2022年 37勝

2023年 45勝(10月末時点)

 

現時点で堂々の調教師リーディング1位です。

 

何もコネがないところから、

ここまでのし上がって来るのは、スゴイ人ですね。

 

ちなみに杉山晴紀調教師の代表管理馬といえば、

デアリングタクトでしょう。

 

説明するまでもないですが、

2020年の無敗の牝馬三冠馬。

 

成績がググっと上がってきた時期に、

この馬に出会ったという幸運の持ち主なのか、

杉山晴紀調教師の腕でデアリングタクトが活躍できたのか。

 

この辺は分かりませんが、

現在リーディング1位だということを考えると、

後者なのかもしれません。

 

そして現在の競馬を語る上で外せないのが、

ノーザンファームからの供給量。

 

リーディング上位に名を連ねるには、

ノーザンファームの馬をたくさん預かる必要があります。

 

杉山晴紀調教師のノーザンファーム生産馬の割合をみてみると、

だいたい10%ほど。

 

他のリーディング上位の調教師と比べて、

かなり少ないかと思います。

 

それでも、この成績。

 

勝率18% 連対率29% 複勝率39%

単勝回収率132% 複勝回収率96%

 

さらにノーファンファーム生産馬の中で、

馬主の中身をみてみます。

 

三木正浩(ジャスティンパレス)

近藤英子(イクスプロージョン)

シルクレーシング(アリーヴォ)

キャロットファーム(ベレヌス)

藤田晋(マチカゼ)

 

この辺が主要なノーザンファーム生産馬になります。

 

ノーザンファームの一口馬主の馬が少ない印象。

 

でもリーディング1位ですから、

これからどんどんノーザン系の馬が供給されるでしょうね。

 

馬券的にも、

しばらくの間は、狙い目になると思います。

 

私がヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンで出資している2歳馬も

杉山晴紀調教師に預かってももらっているので、楽しみです。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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