『ダート界の新星になりそうなこの馬は次が狙い目!』田中洋平

 

今日は先週日曜日に行われた、

東海ステークスに注目したいと思います。

 

レパードSで2着だったオメガギネスが1番人気でしたが、

結果は2番人気のウィリアムバローズが逃げ切り。

 

ベテランが若手を跳ね返した結果になりました。

 

この記事のタイトルにもあるように、

ダート界の新星になりそうな馬を探すのですが、

2着だったオメガギネスではありません。

 

新星になりそうなのは、

4着だったブライアンセンスです。

 

この馬は、前走3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬。

 

ダートはクラスの壁が厚いので、

昇級初戦から通用するのは、なかなか難しいレース。

 

さらにブライアンセンスは、

7枠13番からスタートして、

レースは終始、大外を回らせられるコース取りでした。

 

それなのに、

4コーナーでの手応えはバツグンで、

グイグイと進出しながら、上がり3ハロンは2位の末脚。

 

前走、ダートオープンの太秦Sを勝利している、

ヴィクティファルスとクビ差ですから、

ブライアンセンスは、もうダートオープンを勝ち負けできる、

それくらいの能力の持ち主だと思います。

 

さらに過去に、

3勝クラスからいきなりダート重賞に挑戦して、

5着以内に入った馬は、けっこう出世しています。

 

ダート重賞と言っても、

レパードSのような3歳限定戦ではなく、

古馬と戦うダート重賞です。

 

ユラノト

(アンタレスS5着)

根岸S2着、フェブラリーS3着

 

マテラスカイ

(プロキオンS4着)

JBCスプリント2着、ドバイゴールデンシャヒーン2着など

 

ウェスタールンド

(シリウスS2着)

チャンピオンズC2着、エルムS1着など

 

アンデスクイーン

(JBCレディスクラシック2着)

地方のLプレリュード1着、エンプレス杯1着

 

ファッショニスタ

(JBCレディスクラシック3着)

地方のスパーキングLC1着、JBCレディスクラシック3着

 

インティ

(東海S1着)

フェブラリーS1着、チャンピオンズC3着

 

ダンシングプリンス

(カペラS3着)

カペラS1着、JBCスプリント1着

 

プリティーチャンス

(みやこS4着)

地方のLプレリュード1着、TCK女王杯3着

 

クリノドラゴン

(シリウスS4着)

地方の浦和記念1着

 

キングズソード

(アンタレスS3着)

地方のJBCクラシック1着

 

このように前走3勝クラスから重賞に挑戦して、

いきなり5着以内に入った馬は、

その後にダート重賞で活躍する傾向です。

 

ここでは重賞活躍馬だけを取り上げましたが、

ダートのオープンクラス勝ちの馬を含めれば、

もっと該当しています。

 

しかもブライアンセンスは、

ユニコーンSで3着と、

3歳時からすでに頭角を現していた馬。

 

今回の東海Sまで、

8戦してすべて3着以内という安定感も素晴らしい。

 

そのうち、上がり最速の脚を使ったのが6回。

 

この先の成長次第では、

1番人気で2着だったオメガギネスより

化ける可能性があると私はみています。

 

今回の東海Sも、

もう少し内めの枠で、

先頭から5番手以内くらいで競馬ができれば、

勝ち負けまで行けたかもしれませんよね。

 

相手次第ですが、

次走であまり人気にならなれけば、

狙い目でしょう!

 

ぜひ参考にしてください。

 

投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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