『桜花賞2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「桜花賞」の
穴馬探しを
お届けします。

桜花賞は
4月7日(火)に
阪神で行われる
3歳牝馬「1冠目」。

さっそく
桜花賞のポイントを
お伝えします。

 

 

【ポイント1】
どうしたディープ系

→桜花賞では意外に
父ディープ系の馬が
振るいません。

近10年の通算で
ディープ産駒は
(2.3.2.28)で
複勝率20%。
キズナ産駒も
(0.0.1.6)で
複勝率14%。

当系統が厚く備える
キレや瞬発力などの
素養だけではなかなか
好走できないレース、
というコトなのかも
しれません。

 

 

【ポイント2】
桜花賞の
穴パターン

→近10年の桜花賞で、
「5番人気以下」で
3着以内に快走した
穴馬11頭の顔ぶれを
診てください。

 

14年3着 ヌーヴォレコルト  5人気 ○
15年1着 レッツゴードンキ  5人気 ○
15年2着 クルミナル     7人気 ○
15年3着 コンテッサトゥーレ 8人気 ○
16年3着 アットザシーサイド 6人気   ※
17年1着 レーヌミノル    8人気   ※
19年2着 シゲルピンクダイヤ 7人気 ○
20年3着 スマイルカナ    9人気 ○●
21年3着 ファインルージュ  8人気  ●
22年1着 スターズオンアース 6人気  ●
22年3着 ナムラクレア    7人気   ※
23年2着 コナコースト    6人気 ○
23年3着 ペリファーニア   5人気 ○

 

○=前走の
チューリップ賞で
2着以下に負けた馬。

●=フェアリーSで
連対した馬。
(前走とは限らず)

※=前走の
フィリーズレビューで
「差して」連対した馬。

上記11頭すぺてに、
いずれかの印が
付きました。

つまり、桜花賞で
「穴」をあけた馬の
パターン=近年は
この3つだけなのです。

○印=チューリップ賞で
当舞台慣れした利を
活かして?激走する
パターン。

●印=近年のレベルが
少しずつ上がっている
マイルのフェアリーSで
連対してきた実績を
活かしたパターン。

※印=距離がマイルに
延びても大丈夫そうな
内容(=単にパワーで
押し切るのではなく
差しのスタイル)で
フィリーズレビューを
連対してきた馬が
好走するパターン。

いずれかの印が付く
馬が、桜花賞における
穴候補となります。

ただ、
上記のように好走馬は
すべて5~9番人気。
2ケタ人気馬の激走は
ありません。この印の
該当馬で、かつあまり
人気薄すぎない馬が
狙い目でしょうか。

 

 

【ポイント3】
前走マイル出走が
好走への前提条件?

→桜花賞の「キモ」。
近10年の桜花賞の
前走・距離別の
成績を診てください。

 

1400m   複勝率 6% 1.0.2.50
1600m   複勝率24% 9.10.8.86
1800m以上 複勝率 0% 0.0.0.12

 

説明不要でしょう。
このように、前走で
「マイル以外」を
使ってきた馬が不振。

ここ10年間で
「マイル以外」組が
1頭しか連対して
いないのです。

前走1400m組が
不調な事は皆さんも
何となくイメージが
あると思いますが、
前走1800mからの
短縮組も実は全滅。

流れが忙しすぎて
脚を溜めるヒマがない
芝1400mの流れや、
ペースが極端に緩む
3歳早期の1800mの
流れを直近で体感して
しまうと、桜花賞の
流れに対応しづらい、
というコトでしょう。

前走でマイル以外を
使ってきた馬について
一律1ポイント減点で
ちょうど良さそうです。

 

 

【ポイント4】
前走「非重賞」に
出走した馬も
全然走っていない

→近10年の前走・
格別の成績を
診てください。

 

2歳G1 複勝率45% 3.2.0.6
他重賞 複勝率18% 6.8.10.108
非重賞 複勝率 3% 1.0.0.34

 

2歳G1組が断然。
特に近5年は、この
組が3勝しています。
該当馬は、馬券には
入れるべきでしょう。

逆に、非重賞組は
大劣勢。さすがに
(1.0.0.34)は
あまりに極端です。
非重賞経由馬には
とにかく厳しいG1。

3歳牝馬=重賞や
トライアルレースが
しっかり整備されて
おり、実力馬の大半が
王道ローテーションを
たどってきますので、
桜花賞における非王道=
非重賞経由馬の戦歴が
ダメなのは必然です。

 

 

【ポイント5】
関東馬は
調教メニューに注意?

→前6年の出走全馬の、
最終調教コース別の
成績を診てください。

 

栗東坂路   複勝率15% 2.5.1.46
栗東Cウッド 複勝率14% 2.1.2.30
—————————
美浦坂路   複勝率 0% 0.0.0.9
美浦ウッド  複勝率35% 3.1.4.15

 

このように
関東馬に関しては
ウッド組が絶好調、
坂路組は全滅という
非常に分かりやすい
傾向が出ています。

今年は美浦坂路が
リニューアルされて
初の桜花賞ですので
この傾向がどのように
変わるのかあるいは
変わらないのかも
注目点となってきます。

 

 

【ポイント6】
「内枠利」が
あまり無いレース

→近10年の馬番別の
成績を診てください。

 

01~05番 複勝率17%  2.1.5.40
06~10番 複勝率24%  5.4.3.38
11~15番 複勝率12%  2.2.2.44
16~18番 複勝率13%  1.3.0.26

 

このように外枠の
成績が低調ですが
とはいえ5番から
内枠の馬の成績も
さほど良くありません。

内枠=好枠とは
素直に喜べない
G1なのです。

繊細な3歳牝馬が
多頭数フルゲートで
走るガチンコG1。

ですので内枠の馬は
内で他馬に揉まれて
堪えたりスムーズに
進路を取れなかったりと
様々なリスクを負う
確率が高めですので
このような傾向が
出ているのでしょう。

 

 

【ポイント7】
今回の人気よりも
前走人気に要注目?

→近10年の桜花賞で
「前走の人気」が
6番人気以下だった
馬の成績は、なんと
(0.0.1.45)と散々。

桜花賞では
6番人気以下の馬が
10頭も馬券に絡んで
いますが、桜花賞より
メンバーのレペルが
落ちる前走の時点で、
すでに人気が低かった
ような馬では厳しい、
というワケです。

 

 

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桜花賞   ポイント1・2 該当馬

【ポイント1/父ディープ系】  ▼軽視馬として 4頭
  クイーンズウォーク
  ライトバック
  オウバイトウリ    【除外対象】
  タガノエルピーダ   【除外対象】

【ポイント2/穴パターン該当馬】 8頭
  ○ セキトバイースト
  ○ ハワイアンティアレ
  ○ ワイドラトゥ-ル
  ● イフェイオン
  ● マスクオールウィン
  ※ コラソンビート
  ○ ショウナンマヌエラ【抽選対象】
  ○ タガノエルピーダ 【除外対象】

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。

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