『阪神牝馬S2024の穴馬探し予想PART1』シベリアン

「阪神牝馬S」の
穴馬探しを
お届けします。

阪神牝馬Sは
4月6日（土）に
阪神で行われる
マイルの牝馬重賞。

ヴィクトリアマイルの
前哨戦となります。

さっそく
阪神牝馬Sのポイントを
お伝えしましょう。

なお当項は、距離が
現行のマイルになった
2016年以降、近8年の
データからお伝えします。

【ポイント1】
関東馬が苦戦

→外回りのマイルに
舞台が替わった
近8年の当レースで、
最も変わった点は
コレかもしれません。

内回り1400mで
施行されていた時は
関東馬も来ていました。
2013年は関東馬の
ワンツー。2015年も
関東馬が勝利。

しかし、近8年は
関東馬が（0.1.0.8）と
大苦戦しています。
昨年も、2番人気の
関東馬が4着。

要パワーの
阪神内回り1400m＝
パワー型が多い
関東馬がけっこう
走る舞台ですが、
外回り1600mで
瞬発力・キレ勝負に
なると、どうしても
関西馬優勢の傾向が
濃くなってきます。

【ポイント2】
2016年以降は
オープン特別の
経由馬が不振

→近8年の前走別・
成績を診てください。
オープン特別を前走で
使ってきた馬が苦戦。

条件戦　　　　複勝率29％　1.2.2.12
オープン特別　複勝率12％　2.0.0.15
重賞　　　　　複勝率24％　5.6.6.53

条件戦を勝ってきた
ばかりの新鮮な
上がり馬でもなく、
とはいえ直近で重賞も
使ったワケでもない
B級友ープン馬では
レベル的に厳しいと
いうコトでしょう。

【ポイント3】
距離短縮馬が強い

→近8年の前走距離別・
成績を診てください。

前走から距離短縮　複勝率28％　3.5.3.28
前走と同距離　　　複勝率16％　2.1.3.32
前走から距離延長　複勝率23％　3.2.2.20

前走から距離を
短縮してきた馬が
8年8連対と好況。
複勝率でもトップ。
毎年1頭は短縮組が
連対している計算に
なります。

【ポイント4】
2016年以降は
上がり勝負に変貌

→2016年「以前」と
2016年「以降」の、
テンの3ハロン、
上がり3ハロンの
ラップを診てください。

2016年以降、
明らかに上がり勝負に
変貌しています。

10年　33.8-34.7　★前傾0.9
11年　34.0-34.8　★前傾0.8
12年　34.9-35.5　★前傾0.6
13年　35.8-34.1　☆後傾1.7
14年　34.0-34.8　★前傾0.8
15年　34.7-34.8　★前傾0.1
　この年まで内回り1400m
———————-
　この年から外回り1600m
16年　35.2-34.2　☆後傾1.0
17年　35.6-34.0　☆後傾1.6
18年　37.2-33.8　☆後傾3.4
19年　35.6-33.6　☆後傾2.0
20年　34.5-34.5　　イーブン
21年　35.1-33.2　☆後傾1.9
22年　35.3-34.7　☆後傾0.6
23年　36.1-34.2　☆後傾1.9

★前傾ラップだった年
☆後傾ラップだった年

2016年から
外回りマイルに
舞台が替わった事で
直線が長くなり、
小回りが大回りに
替わり、パワーが
必要な消耗戦から
キレ＆瞬発力が要る
上がり勝負に一変。

しかも外回りマイルに
舞台が替わってから、
この後のマイルG1を
目指す馬の出走が
かなり増えました。
次走へ試走モードの
馬が増えたため尚更、
道中ゆったり進んでの
上がり勝負と化して
いるワケです。

一定レベル以上の
速い上がり脚を
直線で使えそうな馬を
狙いたい一戦です。

【ポイント5】
近年は愛知組が
躍進中

→昨年は好走馬が
出ませんでしたが
2022年も2021年も
前走愛知杯組が2着＋
3着を独占しました。

近年の愛知杯じたいの
レベルの高さ、この
レースへの丁度いい
間隔などが、好況の
要因でしょうか。

———–
阪神牝馬S　　　ポイント1・3　該当馬

【ポイント1／関東馬】　　▼軽視馬として　3頭
　　ウンブライル
　　モリアーナ
　　ライラック

【ポイント3／前走から距離短縮】　3頭
　　ゴールドエクリプス
　　モリア－ナ
　　ライラック