『競馬はデータで勝ち切る!ファンタジーS』後藤博

今週はG1の中休みですが重賞4つとかなり楽しみな土日になりそうです。

そんな中で今日は牝馬重賞戦の年末に行われる阪神JFの前哨戦
ファンタジーSについてお伝えします。

2歳牝馬戦だけにまだ能力の評価も定まっていなく過去10年間で1番人気の
勝利はなく2着2回、3着3回と波乱含み、1番人気の全体の成績からすると
必ずどこかの年で勝ち、それが今年かも知れませんが1番人気の勝率が悪い
事は頭に入れておく必要があります。

2歳戦なのでキャリアの少ない馬もいますがそれでも前走大敗しての巻き返しは
厳しくやはり勝つか、連対していると良い成績が残せそう。

前走1着
勝率 4% 連対率10% 複勝率 20%
単勝回収率 32% 複勝回収率 84%

前走2着
勝率 20% 連対率30% 複勝率 35%
単勝回収率 542% 複勝回収率 162%

重賞では枠順は重要なポイントの一つでファンタジーSを調べると
過去10年間で内枠の勝利は無く、今年の出馬表を見ると1枠、2枠に
人気馬が入っていますがどうなりますか。

騎手に目を移すと乗り替りが12頭中6頭となっていますが重賞などの
大きなレースでは乗り替りはマイナスに働くことが多くなっています。

しかし乗り替りが勝負気配濃厚になる騎手がM,デムーロです。

先週の天皇賞でも休み明け、福永からの乗り替りでしかもテン乗りの
リアルスティールを2着に持ってきたのは流石としかいえないデムーロの
技術でしょう。

デムーロの狙いは乗り替りにあると私は思っていて特に重賞での乗り替りは
絶対に外せないポイント。

デムーロ乗り替り成績
勝率 17% 連対率 29% 複勝率 39%
単勝回収率 97% 複勝回収率  80%

特別戦
勝率 20% 連対率 32% 複勝率 42%
単勝回収率 114% 複勝回収率 89%

重賞で好成績を残しているのも納得ですね。

今日のディアドラも乗り替り、やや血統に不安がありますが期待の方が
大きい感じがします。

投稿者プロフィール

後藤博
後藤博
会社の同僚に誘われて2010年の有馬記念で馬券デビュー。馬券は不的中もゴール前の興奮に魅了され競馬の研究に没頭するようになる。その後は大きな馬券を狙い続けて負けてばかりだったが、あることをキッカケに騎手データを重視して馬券を買うようにしたら急激に馬券収支が向上。トップジョッキーが良い馬に騎乗した時を狙う撃ちにするスタイルで、高確率で馬券を的中させ続けている。

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