『弥生賞の穴馬探し予想PART2』シベリアン

引き続き「弥生賞」の
穴馬探しです。

PART1では、当レースの
「展開」の傾向などに
 ついて記しました。

 今回は、他の弥生賞の
 ポイントを記していきます。

 【ポイント3】
 前走マイルからの
「距離延長馬」が難なく
走れるレース

→近10年の前走「距離」別の
成績を診てください。

1500m以下 0.0.0.5   複勝率  0%
1600m   1.4.5.17    33%
1800m   3.3.2.33    20%
2000m以上 6.3.3.40    23%

 弥生賞は2000m戦ですが
前走「マイル」経由馬の
成績が一枚抜けています。

 昨年も、前走マイル出走の
 マイスタイルが2着に走って
穴を提供しました。

 朝日杯など「3歳春までの
 マイルのレース」=レベルの
高いレースが多いためこの
好アベレージに繋がっている
面もあるでしょうが、ただ
弥生賞はPART1で前述した
 ようにスローペースからの
瞬発力勝負になることが多く、
そもそも「2000mぶんの
 スタミナ」が問われません。

それよりも、レース終盤での
瞬発力が問われる一戦ですから、
 俊敏キレ勝負のマイル戦を
直前で使ってきた、決して
 スタミナ型ではない馬でも
対応している…という事では
 ないでしょうか。

ちなみに同じ中山2000mでも
皐月賞は流れがシビアになり、
 距離分のスタミナが要ります。
 弥生賞とはレースの「質」が
大きく違う。

そのため、弥生賞好走馬=
 皐月賞ではあまり好結果を
出せていません。

しかし、ダービーは一転して
 ユルいペースになることが
多めです。

 「弥生賞で好走した馬」が
皐月賞ではなくダービーで
好走することが多いのは、
 弥生賞とダービーのレースの
「質」が似ている点も大いに
影響しているのです。

 【ポイント4】
ディープ産駒が強い

→なぜなら、前述したように
 スローで流れるからです。
ディープ産駒が備えるキレ・
瞬発力が活きやすいという事。
 通算(3.0.2.10)ですが
近5年で診ると(3.0.1.5)と
 よく走っています。特に
 ペースがユルんだ2013年・
2017年はディープ産駒が
勝ちました。

 【ポイント5】
 勝つのは「オール連対馬」?

→タイトルどおり。
 下記のように、近4年続けて
「オール連対中」の馬が
勝っています。勝ち馬選定の
一つの基準となりそうですが
今年は該当馬が5頭もいます。

13年1着 カミノタサハラ  2.0.1.0
 14年1着 トゥザワールド  3.1.0.0
 15年1着 サトノクラウン  2.0.0.0
 16年1着 マカヒキ     2.0.0.0
 17年1着 カデナ      2.2.0.0
 ——————————
 18年?着 オブセッション  2.0.0.0
 18年?着 ジャンダルム   2.1.0.0
 18年?着 ダノンプレミアム 3.0.0.0
 18年?着 リビーリング   1.1.0.0
 18年?着 ワグネリアン   3.0.0.0

【ポイント6】
 前走ダート馬は苦戦

→タイトルどおり。
 近10年の前走芝ダート別の
成績は下記のとおり。前走で
 ダート戦を使っていた馬は
全滅です。今年も該当馬が
出走しますが推奨しません。

 前走芝   複勝率28%  10.10.10.79
前走ダート 複勝率  0%  0.0.0.16

以上6点を鑑みた上で、
 今年の推奨馬をPART3で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。