『アルゼンチン共和国杯の穴馬探し予想PART1』シベリアン
「アルゼンチン共和国杯」の
穴馬探しをお届けします。
アルゼンチン共和国杯は
11月4日(日)に東京で
行われる芝2500mの
ハンデ重賞です。
今年はG1「JBC競争」の
ウラ開催として行われる
ことになりました。
さっそく、当レースの
ポイントをお伝えします。
【ポイント1】
今年は「鞍上配置」の
動向に注視したい
→今年の当レースは
G1「JBC競争」の
ウラ開催として行われる
ことになりました。
JBC=G1が同日に3つも
行われますから、当日は
大半の一流騎手が京都で
乗ることになります。
また、この週から
東日本エリアでは「秋の
福島」も始まりますので
11月4日(日)の東京は
基本的に騎手不足の状況。
そんな状況下ですから、
このレースで主戦騎手が
継続騎乗してきた馬や
明らかに鞍上強化してきた
馬は、今回については
「勝負気配が強い」と診て
いいのではないでしょうか。
今年は、鞍上配置の動向を
注視したいと思っています。
【ポイント2】
グレイソヴリン持ちの
スタミナ馬を狙いたい
→当レースの血統面に
おける重要ポイント。
2009年以降、下記の
ように毎年最低1頭ずつ
グレイソヴリン持ちの
馬が好走しています。
09年2着 アーネストリー 母父グレイソヴリン系
09年3着 ヒカルカザブエ 父グレイソヴリン系
10年1着 ト-センジョー 父グレイソヴリン系
11年2着 オウケンブルー 父グレイソヴリン系
12年1着 ルルーシュ 母父グレイソヴリン系
13年2着 アドマイヤラク 父母父グレイソヴリン系
13年3着 ルルーシュ 母父グレイソヴリン系
14年1着 フェイムゲーム 父母父グレイソヴリン系
15年3着 レ-ヴミストラ 母父グレイソヴリン系
16年1着 シュヴァルグラ 父母父グレイソヴリン系
16年2着 アルバート 父母父グレイソヴリン系
17年1着 スワ-ヴリチャ 父母父グレイソヴリン系
このように、毎年必ず
グレイソヴリン関連馬が
馬券に絡んでいますが
他にもサドラーズウェルズ、
ステイゴールド、さらに
エリシオなど「ベタな
スタミナ血統」の好走が
非常に多いのも当レースの
特徴です。
アルゼンチン共和国杯の
舞台=東京芝2500mは
ステイヤーが強い舞台。
東京芝2400m戦では
マイラーや中距離馬も
けっこう好走できますが
僅か100mの距離の違いで
好走するために要る素養が
全く違い、ステイヤーの
天下となるのです。
2400mは、直線の坂を
上りきったところから
スタートする(=最初に
馬力が要らない)うえに
スローの瞬発力戦が多め。
距離ぶんのスタミナは
あまり必要とされません。
よってマイラーも走れます。
しかし、2500mは坂の
「下」からスタート=
スタートしていきなり
上り坂。つまり最初から
馬力が必要とされます。
しかも坂を2度上ることに
なるうえに、平均ペースで
流れる事が多いですから
距離分のスタミナが必要。
マイラーでは、とても
走れません。ステイヤーの
スタミナが活きるのです。
僅か100mの距離の違いでも
レースの中身の厳しさが
「100mぶん以上」違う、と
いうコト。2500m戦は
2400m戦よりもレース質が
タフでスタミナが必要です。
そのため、東京2500mの
当レースでグレイソヴリンを
主とする「スタミナ色の強い
血統」の台頭が非常に多く
なっているワケです。
【ポイント3】
「ステイヤー」を狙いたい
→上記【ポイント2】と深く
関連しますが、当レースで
馬券圏に好走する馬の大半は
「芝2600m以上の重賞・
オープン特別」で好走した
実績を既に持っている馬です。
中距離実績は全く関係ナシ。
過去成績で狙い馬を定めたい
方は、この点に注意です。
【ポイント4】
軽ハンデ馬が
あまり走らない
→過去10年のハンデ別・
成績は下記のとおりです。
52キロ以下 複勝率 8% 0.0.2.22
53・54キロ 複勝率 7% 1.1.1.41
55キロ 複勝率29% 1.3.4.20
56キロ 複勝率27% 4.3.1.22 56.5キロ含む
57キロ 複勝率14% 2.1.0.19
57.5キロ以上 複勝率27% 2.2.2.16
ハンデ重賞ですが
54キロ以下の軽ハンデ馬の
台頭が非常に少なく、逆に
55キロ以上を背負った馬の
成績が良いのが特徴です。
特に近年は、ハンデ戦でも
実力馬に極端に重いハンデが
付くことが無いですので、
実力上位馬がソコソコの
斤量を背に比較的容易に
好走するケースが多めですが、
当レースもその傾向が顕著に
現れています。
【ポイント5】
3・4歳馬が非常に強い
→過去10年の馬齢別成績は
下記のとおりです。
4歳馬がなんと11連対。
つまり連対馬の半分以上が
4歳馬です。3歳馬も大健闘。
3歳 複勝率80% 1.0.3.1
4歳 複勝率40% 7.4.4.23
5歳 複勝率14% 0.4.3.42
6歳 複勝率11% 2.2.0.30
7歳上 複勝率 0% 0.0.0.44
収得賞金の関係などで
G1に出たくても出られない、
しかし実力は十分の若い馬が
ココへ出てきて好走…という
「パターン」がある一戦です。
以上5点を鑑みた上で
今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。
PART2・穴馬結論編に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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