『JBC競争3レースの穴馬探し予想PART1』シベリアン
「JBC競争」3レースの
穴馬探しをお届けします。
毎年、地方競馬場での
持ち回りで開催されている
ダートの祭典「JBC競争」。
中距離ダート王を決する
JBCクラシック。
短距離ダート王を決する
JBCスプリント。
牝馬ダート王を決する
JBCレディスクラシック。
3つのダートG1が1日に
一挙に行われる、秋の
ダートの大イベントです。
今年で18年目を迎えました。
昨年は大井競馬場で
開催されました。ちなみに
来年は、浦和競馬場での
開催が決定しています。
ただ、今年に限っては
史上はじめて、JRAの
競馬場(京都)で行われる
ことになりました。
JBC競争の認知度をより
高めるために、あえて
JRAの競馬場で行う…と
聞きましたが、もちろん
本当はそんな理由では
ないハズです(笑)。
ともあれ、18年目にして
はじめてJRAの競馬場で
行われる今年のJBC競争。
非常に「特殊」といえる
今年のJBC競争ですから
過去のレース傾向や結果は
あまり参考にできません。
そこで、今回の当欄では
「今年のJBCでポイントに
なると思われる点」を順に
記していきたいと思います。。
【ポイント1】
今年のJBCは
いつもの年とは「別物」
→地方競馬場で行われる
毎年のJBCは、JRA馬の
出走枠が最大7頭までに
制限されています。
他は一枚落ちの地方馬が
占めますが、そのため
特に中距離で行われる
クラシックなどでは
馬群がバラけてしまい
タイトな競馬になりません。
JRAのモマレ弱い馬でも
じゅうぶん勝負になります。
しかし、今年だけは
JRA開催のため、特例で
「中央馬多数」の顔ぶれで
行われることになります。
馬群もタイトになるハズ。
「いつもの年のJBC」なら
通用していたモマレ弱い馬、
そのようなシビアな競馬の
経験値自体が低い地方馬は、
今年は例年より厳しい戦いを
強いられる事になりそうです。
今年のJBCは、いつもの
年とはタフさがかなり違う
「別物」の競馬。まずは
このポイントを頭において
予想する事が肝要です。
【ポイント2】
「3歳馬強し」の
現ダート中距離戦線
→これはクラシック・
レディスクラシックに
限った話になりますが、
今季のダート中距離界は
「3歳馬強し」の傾向が
顕著に現れています。
9月29日(土)のG3・
シリウスSには3歳馬が
2頭出走していましたが
3歳オメガパフュ-ムが、
サンライズソアや
グレイトパールといった
古馬の面々相手に快勝。
さらに、もう1頭の
人気薄(8番人気)3歳馬・
ヒラボクラタ-シュまで
4着に快走しました。
また10月2日(火)の
交流G3白山大賞典では
3歳馬グリムが、独走の
ワンサイドゲームで大勝。
今年のマーチS覇者である
センチュリオン以下の
古馬を圧倒しています。
そして、10月8日(月)の
交流G1南部杯では
唯一出走していた3歳馬の
ルヴァンスレ-ヴが、あの
G1馬ゴールドドリームを
相手に1馬身半差の完勝…。
このように、秋以降の
3歳古馬混合ダート重賞で
3歳馬が古馬を「圧倒」して
いるのです。
私は春から当欄で「今年の
3歳ダートはハイレベル」と
記し続けてきましたが、
秋になってその点が非常に
分かりやすく現れてきた感。
ここまで分かりやすいと、
3歳ダート軍(中距離)の
世代レベルは非常に高い、
とあらためて決めつけて
いいでしょう。
レディスクラシックおよび
クラシックについては、
まずは3歳馬の評価を
1ポイントプラスする形で
OK、と考えています。
一気に今季「世代交替」が
起きるダート中距離戦線に
なる可能性も低くない、と
診ています。
その他の
「今年のJBCでポイントに
なると思われる点」は、
PART2で記していきます。
PART2に続きます。
投稿者プロフィール
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高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。
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