『フェアリーSの穴馬探しPART1』シベリアン

「フェアリーS」の
穴馬探しをお届けします。

フェアリーSは、日曜に
中山芝1200mで行われる
3歳牝馬限定のG3重賞です。

 早速、フェアリーSの
 ポイントをお伝えしましょう。

なお、当レースは4年続けて
「推奨馬」が下記のように
馬券圏に好走中。

13年 クラウンロゼ  (1着/10番人気)
14年 リラヴァティ  (3着/4番人気)
15年 テンダリ-ヴォイ(3着/3番人気)
16年 ダイワダッチェス(3着/7番人気)

4年続けて一応成功している
 レースですので、その4年と
同じ手法もあえて引き続き
使いつつ、フェアリーSの
「ポイント」をご紹介して
 いきます。

 【ポイント1】
 牡馬混合レースで連対した
実績がある馬が「穴」を
毎年あけているレース

→タイトルどおり。この
 フェアリーSの「キモ」です。

 近5年の好走馬15頭のうち
11頭(下記◎印付きの馬)が、
フェアリーSまでにすでに
牡馬混合レースで連対した
実績を持っていた馬でした。

12年1着 トーセンベニ(3)  ◎
 12年2着 マイネエポ (14)
12年3着 ダイワミスト(5)  ◎
 13年1着 クラウンロ (10)  ◎
 13年2着 ウキヨノカゼ(5)
13年3着 サンブルエミ(2)  ◎
 14年1着 オメガハート(1)
14年2着 ニシノアカ (10)  ◎
 14年3着 リラヴァティ(4)  ◎
 15年1着 ノットフォ (11)  ◎
 15年2着 ローデッド (8)  ◎
 15年3着 テンダリ-ヴ(3)  ◎
 16年1着 ビービーバー(3)  ◎
 16年2着 ダイワドレ (10)
16年3着 ダイワダッチ(7)  ◎

(カッコ数字)は人気順

メンバーレベルが上がる
重賞、しかも明け3歳の
牝馬にとってはややタフな
舞台でのレースですから、
そんな一戦で低人気馬が
上位人気馬を相手に互角に
走るためには「牡馬相手に
高いレベル(=勝ち負け)で
走ってきた経験」が貴重な
履歴となるのでしょう。

 【ポイント2】
 「キングマンボ系」の馬が
 よく好走する

→近5年の好走馬15頭の
血統を診てください。
 (カッコ数字)は人気順

12年1着 トーセンベニ(3)
12年2着 マイネエポ (14) 父キングマンボ系
12年3着 ダイワミスト(5)
13年1着 クラウンロ (10)
13年2着 ウキヨノカゼ(5)
13年3着 サンブルエミ(2)
14年1着 オメガハート(1) 母父キングマンボ系
14年2着 ニシノアカ (10)
14年3着 リラヴァティ(4)
15年1着 ノットフォ (11) 父キングマンボ系
15年2着 ローデッド (8)
15年3着 テンダリ-ヴ(3) 母父キングマンボ系
16年1着 ビービーバー(3)
16年2着 ダイワドレ (10)
16年3着 ダイワダッチ(7) 父キングマンボ系

このように毎年1頭ずつの
 ペースで『父or母父が
 キングマンボ系の馬』が
好走しています。

 前述したように、この
 レースは早期の3歳牝馬に
 とってタフな質の一戦。
ゆえに、一定のスピード&
それを維持させるパワーも
要りますから、スピード・
 スタミナ・パワーをすべて
 バランス良く伝える血である
「キングマンボ」の総合力が
活きる面があるのでしょう。

 【ポイント3】
 芝1500m以上の距離で
馬券圏内に好走した実績を
持っている馬を狙いたい

→近5年の好走15頭中、
じつに14頭が、すでに
 フェアリーSまでに
「芝1500m以上の距離で
3着以内に好走した実績」を
持っている馬でした。

たとえば一昨年は、そんな
「芝1500m以上の距離での
実積」を持っていなかった
2番人気コートシャルマン・
4番人気オーミアリスが
馬券圏外に敗れ、昨年も
5番人気アルジャンテが
8着に完敗しました。
 距離実積のチェック=この
 レースではとても大切な
作業なのです。

 以上3点を鑑みたうえで、
 今年の推奨馬をPART2で
会員様にお伝えします。

PART2・穴馬結論編に続きます。

投稿者プロフィール

シベリアン
シベリアン
高い情報収集能力で他を圧倒する予想家
2010年に発表した競馬教材「マグマの法則」が異例の大ヒットとなり業界で一躍有名に。高い情報収集能力から導き出される論理的な予想と、読み込ませる文章力にファンが多い。ザ・シークレット・ホースで『穴馬結論編』を公開中。